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新型コロナウイルス 国別・日別「死亡者数」と「人口あたり死者数」一覧(2022年10月19日現在)

2022-10-24 11:32:32 | COVID-19 世界状況

COVID-19 Deaths and Number of Deaths per 100 Million by country and day, As of October 19, 2022

『 世界の主要地域別・死者数の推移 / COVID-19 Deaths by major region 』

世界全体の「死亡者数」は。順調に減少を続けていましたが、3週間前から、減少が止まり、増加へと転じています。これは、主に欧州での感染拡大の再開による犠牲者増加によるものです。

■ 欧州での感染拡大再開により、犠牲者が増えています
■ Global death toll rises as outbreak re-emerges in Europe

 


主に、ドイツやオーストラリア、そして東欧諸国で感染が再拡大しており、その影響で世界全体の死亡者数も増加していますが、欧州を除く他の地域での死亡者数の減少は殆ど無く、大きな変動は示していません。 ただ、欧州で起きている再拡大の原因を正しく認識する事が必須です。単に、入国制限の緩和やマスク義務の廃止なのか、新しい変種ウイルスの影響なのか、原因を確認する事が大切です。
   
更に、現在、再拡大を記録している国々の多くは、人口あたりの累計感染者数・【感染割合】が 50% 程度の国々で、集団免疫の期待値が高く、多くの人が慣れている事も要注意です。日本の様に【感染割合】が 20%に満たない国々では もっと大きな再拡大が発生して、さらに多くの死亡者数を記録する事になるからです。
  
なお、グラフの中で、8月中旬にピークを示している原因は 英国です。原因は不明ですが、報告されている死亡者数がそれ以前の数値より一気に大きくなっています。




『 国別・日別、死亡者数一覧 / Deaths by country and Day 』




『 人口あたり死者数、国別・日別一覧 / Deaths per 100 Million People by Country and Day 』

人口が異なる国の死者数を比較して話題にする事ほど無意味な事はありません。人口あたりの死者数【死亡密度】を見れば、各国の被害状況がはっきりと理解できます。【死亡密度】の数値に合わせて欄を色分けしてあるので、深刻な状況に陥っている国や地域などがはっきりと識別できます。


現在、世界で最も深刻な【死亡密度】(人口あたりの死者数)を記録し続けているのは、台湾で続いてドイツやチェコ、クロアチアなど欧州各国である事がはっきり把握できます。

 

※ 情報出典元の OCHA とは「国際連合人道問題調査事務所」の事です
※ OCHA発表のデータの内、「夏季オリンピック」「冬季オリンピック」「南極大陸」「トンガ」「北朝鮮」の情報は掲載していません

Source:#OCHA  ( https://www.unocha.org/ )
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