7月12日に開催した『 オートバイとライダーのための “クリニック” 』は、良き参加者に恵まれたと同時に、オートバイ業界の課題を啓発する決心を行なうなど、充実した一日になりましたので、是非、開催リポートをご覧下さい。
7/12・クリニック『 開催リポート 』
http://gra-npo.org/publicity/report/2020/20200712_rep.html
今回の クリニックを受診して下さった方々に、初めてのお二人の方を含めて、良い一日になった事に感謝しています。
ただ上手になりたいだけの人ではなくて、オートバイ や ライディングに 自信を持てない悩みがあり、変に若い頃の栄光的な思い込みも無く、社会的な意識もありつつ、素直にオートバイと向き合っている方々でした。
それは、丁度 GRA として 求めている人々であり、求めている方向です。
だから、簡単なセクションでの 簡単な練習 (実は一番難しい事に自身が直面する)を 行なっても 吸収力が強く、次から次へと 質問を発してくれて、サポートする私も充実(?)していました。
ただ、同時に、今回の クリニックは 『 クリニックからの告発(仮称)』企画でオートバイ業界の課題の提起を決意する機会となりました。
というのは、昨年から開催の クリニック に初めて参加された車両の殆どがチェーンの遊びが全くない状態に調整されていて、今回の2台もそうでした。
推定される原因は、車両メーカーが適切なチェーン調整について適切な指示や指導を行なわず、車両の大きな変化にも関わらず販売店やショップでは 30年以上前と変わらない調整を行ない、誰も安全性の確認を行なわず、責任を負っていないからです。
GRAとして、この適正なチェーン調整を含めて、『 クリニックからの告発(仮称)』というコラムを作成して、オートバイ業界の課題を啓発していく予定です。
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