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GRA 公式ブログ・サイト

NPO法人GRAの活動や考えを伝えます

12/15 『ライディング・セッティング クリニック 』開催後記

2019-12-17 00:01:20 | イベント活動・報告

はい、いつも ご注目くださり ありがとうございます。
  
先日(12/15)、無事に『 ライディング・セッティング  クリニック 』を開催して、多くの目的を達成できた事を報告します。 目的と言ったら堅くなりますが、オートバイともっと楽しく良い付き合い方を広める “ヒント” を、たくさん得る事が出来たのです。
   


「 えっ?  教えたり、与えるのじゃなくて、得られた? 」 と、反射的に思った人には感謝します。
   
確かに、一般的な講習会であれば、一方的に教えるという行為が主体です。
もちろん、GRAでも多くの “ヒント” を得ている人は多くいます。が、それは、オートバイとの会話を通じて得られる “ヒント” で、その会話を サポートする役に徹しているのです。
   
では、GRAが得られている “ヒント” とは何? と言えば、来場された人とオートバイを診て、全国のライダーに発信すべき知識や情報の “ヒント” です。
つまり、オートバイの事が好きで悩み、困っている人との対応を通じて、同じ様に悩んでいる筈の全国、または世界中の人々へ発信すべき事が得られたのです。
   
今回のクリニックでも、発信していきたい事柄が3つ以上発見できましたし、きっと、イベントで出会わなかったら得られなかった事だったと感じています。
そういう意味で、今回、来場して、悩み困っている事をはっきりと伝えたり、やって欲しい事を朝一番のミーティングで伝えてくれた人へ、「ありがとう」と 改めて伝えます。



熱意があって、オートバイの事で積極的に行動する人と、GRAは、これからも共に歩んでいきます。

 
           NPO法人GRA     小林 裕之

 
[ 追伸 ]
 

来場者の方から、既に「感想文」が届いていますので、近日中に、開催リポートも含めて 発信・発表しますので、是非、ご期待ください。
 
 
 
 


妖怪ガレージ日誌 「 リア スプリングの交換 」

2019-12-16 13:03:27 | 基本講座・車両整備

以前も、書いたけど、スプリングはサスペンションで一番大切な部品だ。
サスペンションの性格や特性を決めるのがスプリングだから、乗る人に合わせて交換するのが一番良いのは間違いない事だ。

だから、僕はスプリングを交換する。
 


 
 
   
『 スプリングの交換が一番 』
   
乗る人によって体重や体格は皆違うし、乗る用途や乗り方も全部違う。
けれど、販売されているオートバイは、特定の体格や体重の人、想定した用途や乗り方に合わせて作られているから、どんな人にも合っているとは決して言えない。
だから、出来るならば、乗る人に合ったスプリングに交換するのが一番という訳だ。
   
もちろん、イニシャル荷重(プリロード)調整やダンパー(減衰力)調整機能があったとしても、スプリングが乗る人に合っていないと調整機能も宝の持ち腐れだ。 特に、社外製のリアサスペンション ユニットなど、分解してスプリングが交換できる車両に乗っている人は、交換を検討する事はとても大切な事だ。
  
哀しい事に、世の中には 「 どんなオートバイでも乗りこなせるのが上手な人 」という風潮もあるけど、それは正しくない。身体や乗り方に合わないまま乗る事は、充分に楽しめないだけでなく、決して安全な運転にはならないからだ。
上手な人でも、例え下手な人でも、誰もが自身に合ったスプリングで乗るのが一番だし、それが一番安全に上手く乗れる様になる道だ。
     
だから、僕は、今回、リアスプリング を交換をする事にした。
   

  

    
 
『 スプリングを助けるベアリング 』

今回の動画や画像の中で、一般的には装着されていない “ベアリング” が出てくるので、それについて説明をしよう。
   
リア サスペンション の スプリング には、フロント サスペンション のそれと較べれば、その 高いスプリング レート と 短いストロークからも、とても 大きな荷重を受け持っている。だから、その大仕事の負担を少しでも減らして、本来の能力を 100% 発揮してもらう為に、ストレスを減らすベアリングを装着している。
   
ベアリングの装着箇所は、スプリング が ユニットに収まっている台座(リテーナーとも呼ぶ)の部分で、台座とスプリングとの間に 「スラスト ベアリング」という種類のベアリングを入れている。 何故、このベアリングでストレスを減らせるかと言えば、スプリング(コイルスプリング)は 伸縮 する場合、らせん状に巻かれた形状のため、必ず スプリング自体に回転しようとする力が発生する。
   
メーカーの設計では、その回転する動きは 台座の上を滑らせる事で逃そうとしているけど、リアスプリングの荷重はとても大きいから、スプリングと台座が強い力で密着して、滑らせようとする際のストレスもかなりの大きさになっているのだ。 そして、そのストレスが発生すると何が悪いかと言えば、スプリングも人間の場合と同じ、余分なストレスはスプリングの働きを悪くするだけなのだ。
  
そのストレスが発生すると何が悪いかと言えば、スプリングも人間と一緒、余分なストレスはスプリングの働きを悪くするのだ。折角、品質の高さで選んだスプリングなので、尚更、余分なストレスは出来る限り減らしてやりたいのは人情だから、 台座との間に ベアリングを挿入しているのだ。
   

【 妖怪ガレージ 日誌】より
http://gra-npo.org/policy/yokai_column/list_youkai_column.html#garage
 
 
 
 


1980年代、ヤマハ主催 ジムカーナ大会 (代表・小林 参加)

2019-12-13 18:27:54 | アーカイブ映像の案内

以前、オートバイメーカー・ヤマハ社が、運転技術向上と安全運転促進、販売促進を兼ねて、一部地域で開催していたジムカーナイベントです。



1980年代当時は、オートバイの販売台数が最も多かった時期で、各メーカー共に、様々な販促活動を精力的に行なっていた頃ですが、“三ない運動” など オートバイに対する社会からの風当たりも厳しい事もあって、“ 安全運転 ” を銘打って行われる 走行系のイベントが多彩だった時期です。

そんな中、カワサキ社が全国的にジムカーナイベントを主催してジムカーナが浸透していたのに合わせて、ヤマハ社も小規模ながら開催をしていました。
そういう意味で、数少なかったヤマハ主催のジムカーナイベントだという事と、神戸市でのローカル色あふれた運営や会場の雰囲気が見所と言えます。

神戸市でのイベントは、主に 須磨区にある自動車学校で開催されていましたが、カワサ キ社と同様に、バブル崩壊の関係か、1990年までに開催は行なわなくなりました。


 
 http://gra-npo.org/office/director/video/List_video.html

 
 
 


GRA『撮影 & 練習イベント』の動画リポートです

2019-12-10 18:22:00 | イベント活動・報告

2019年 12月 1日(日)に開催した、『撮影 & 練習イベント』での撮影風景を紹介する “ディレクターズカット版” 動画リポートです。
   
きっと、その撮影風景の楽しさと一緒に、一般的に行なわれている ライディング講習会とは違い、より多くの人と地域を対象に活動して事も伝わると思います。
    
ただ、当初は、紹介用動画として、もっと短いダイジェスト版を目指していたのですが、当日の楽しさと撮影内容をしっかりと伝えたくて、少し長くなりました。

また、「動画」と一緒に、「参加者感想文」や「開催リポート」を 以下の 公式Webサイトで掲載していますので、一緒に楽しんでください。

【 GRA公式 Webサイト・イベント資料 】
http://gra-npo.org/document/record/2019/20191201.html#1


  
 
 
 


「 妖怪のつぶやき 」に、20歳の温かいサポートが !

2019-12-09 01:23:25 | Webサイト 作成日記

“ 妖怪ガレージ ” と称して、一般的な整備や知識レベルを超えて、より少し深いレベルでの オートバイとの対話・整備 を紹介しているのですが、先日、20歳の方から 温かいサポートがありましたので、ここに報告します。
     
彼(きっと)が見てくれた記事(動画)は、「妖怪ガレージ日誌、フロント車高の調整と失敗と」ですが、その中で 私(小林)が トルクレンチの操作性について愚痴を言った箇所について、
 
「 それは、右側ボタン:C を押せばクリアされると思います 」と、
  
とても丁寧に教えて下さったのです。
自称・20歳の見習いライダー の彼には、直ぐに 「 ありがとうございます。 いかに 使用説明書を読まずに使っていたか反省しています。 これからも、色々と教えてください。 」の旨のお礼を返信しました。

       
記事の中には、誤字・脱字の他に、理解不足なども多くあると思いますが、皆さんの指摘を受けながら、より多くの人へ深く伝わる記事を目指していますので、サポートよろしくお願いします。
ありがとうございます。

 


妖怪ガレージ日誌・「フロント車高の調整と失敗と」

http://gra-npo.org/policy/yokai_column/garage/garage_20191104/garage_20191104.html