今日(6月4日)は「ムシの日」
「カブトムシ自然王国」を宣言している福島県常葉町の常葉町振興公社が提唱。ム(6)4(シ)の語呂合わせ。
最近の市町村合併で、市や町の名前が変わったりで、わかりにくくなっているが、他県の市町村となるととんと分らなくなって来た。調べてみると、常葉町は、福島県の阿武隈高原の中央に位置し田村市に属する町であり、この田村市も2005(平成17)年3月1日に田村郡7町村の内、滝根町、大越町、都路村、常葉町、船引町の旧5町村が合併し形成された市らしい。その中の常葉町 は、1898(明治31)年町政を施行し、1955(昭和30)年に常葉町と山根村が合併。その後一部境界変更を経て現在に至るとのこと。
常葉町は阿武隈山系のほぼ中央に位置し、町の東南方向には阿武隈山系最高峰の大滝根山があり、それに連なって桧山、鎌倉岳、殿上山と900m級の山岳に囲まれた高原の町。
常葉町は、もともと葉たばこの産地として知られているようであるが、葉たばこの肥料となる腐葉土の中に、毎年大量に発生するカブトムシの幼虫がきっかけだったようだ。姉妹都市を結んでいる東京都中野区の子供たちへのカブトムシのプレゼントから、町おこしが始まり、1988(昭和63)年6月に「カブトムシ自然王国」が開国し、その後「カブトムシ自然観察園」や「カブト屋敷」などの施設も誕生、あふれる自然の中でカブトムシの生態を観察できるようになり、さらに、殿上観光牧場一帯に「こどもの国ムシムシランド」が建設され、ここでは四季を通して子供から大人まで楽しめる遊具も整備されているのだという。
この常葉町の「こどもの国ムシムシランド」は、”ふるさと創生事業”から生まれたものだとか。
”ふるさと創生事業”と言えば、たしか、バブル初期の1988(昭和63)年に故竹下登・元首相の発案で実施されたもので、全国約3300の市町村に使い方を限定せず、一律1億円を配ったことで有名だが、正式名称は「自ら考え自ら行う地域づくり事業」だった。
総務省 自治行政局 過疎対策室では、毎年度、過疎地域の自立促進・活性化に頑張っている団体を表彰しているようだが、 過去の受賞団体一覧を見ていると、福島県 常葉町 カブトムシ自然王国の町づくり が、1893(平成5)年度の長官賞に選ばれている。”ふるさと創生事業”は、当時“ばらまき行政”との批判が強かったが、地域が有効活用の知恵を絞り、町おこしの機運などが生まれたことも事実であり、良かったのではないか。
近年、虫キングゲームの影響を受けてか、カブト虫やクワガタの本やおもちゃが、よく売れているようだ。私は今昆虫などに興味がないので知らなかったが、常葉町・カブトムシ自然王国のインターネットでのカブトムシの通信販売が話題になったときいている。そういえば、神戸でも、昨年の夏は、あちこちで、昆虫展のようなものが行われ、大勢の子どもたちに人気があった。兎に角、生き物の世話をすることは、子どもの情操教育上に役に立つとは思われるので、昆虫を飼うことには賛成だが、折角なら、店で買うようなことはせず幼虫を取りに行って、幼虫から育てたいものだね~。
最近は、ペットブームで、犬や猫のほか色んな小動物が飼われているようだが、カブト虫やクワガタなどの昆虫類もペットとして飼われている嫌いがあるのではないか・・・?ものを言わず、餌を与えれば自分になついてくれるペットは、育てるのに世話がやける上に費用がかかる子どもを生む苦痛を伴わなくても金さえ出せば手に入るし、飼うのに楽かもしれないが、そんなところばかりに愛情を傾けていると、いつしか、人間嫌いになり、少子化に拍車のかかることにならないかなどと穿った見方をしてしまいそう。
常葉町は、もともと葉たばこの産地だったというが、日本には約2万3千戸のたばこ農家があり、福島は、葉たばこの生産量(1997年)の多い県上位10県に入っている。いまや、タバコによる死亡は、世界中で年間400万人に上り、日本でも、年間10万人がタバコで命を落としているという。先進国においては、タバコは、予防できる早死の第1の原因とされているようだ。しかし、日本の場合には、国によるタバコの専売制を長く取っていたため、現在でもタバコ販売に対する国の関与が大きく、それが日本のタバコ対策を大きく遅らせる原因となっているという。健康に良くないといわれているタバコ産業から脱却のために、常葉町のように、何か新しい取り組みをして、そちらの方へ産業をシフトしておくべきではないか・・・。
また、タバコは国や自治体にとって税収になると言っているが、一方で、病気の原因となって医療費などのコストがかかっており、全体で見るとその損失はタバコ税による税収をはるかに凌ぐ額となっていることが各種研究で明らかになってきたという。
先ずは、こちらのHPでその調査結果を見られるとよい。→★タバコによる社会的損害★
そして、これだけ、タバコが健康に良くないといわれながらも、どうしてもタバコをやめられない人は、今、話題の本「悪魔のマーケティング タバコ産業が語った真実」を読んでみるとよい。「タバコ産業は自らが作り上げてきた巨大な怪物(喫煙者)に餌を与え続ける方法を探さねばならない。もはや発展途上国でタバコの販売量を増やすしか道はないのだ」――。欧米の元たばこ会社社員のこうしたコメントこそ、たばこ産業の本質を物語っていると編者らは指摘している。
「悪魔のマーケティング-タバコ産業が語った真実」の要約はここで見れるよ。→タバコ産業のウソ
いつまでもタバコをやめられずに吸っていると、夏の蚊やハエのように、周りの人から、嫌な虫と同じ様な目で見られるようになるよ・・・。
(画像は、神戸・デュオ神戸・カスケード広場昆虫展でのカブト虫)
参考:
カブトムシ自然王国・こどもの国ムシムシランド公式ホームページ
http://www5.ocn.ne.jp/~musi64/
福島県常葉町マピオン地図
http://www.mapion.co.jp/c/f?uc=1&nl=37/20/56.209&el=140/40/47.932&scl=250000&grp=all
新たな過疎対策について/総務省 自治行政局 過疎対策室
http://www.soumu.go.jp/c-gyousei/2001/kaso/kasomain0.htm
カブトムシ君と遊ぼう!
http://www.from.co.jp/kabuto/
日 本 学 校 保 健 学 会・「タバコのない学校」推進プロジェクトHP
http://www.cnc.chukyo-u.ac.jp/users/ieda/project.htm
タバコによる社会的損害★洲本市禁煙支援センター
http://www1.sumoto.gr.jp/shinryou/kituen/kinen_supportcenter/keizaisongai.htm「悪魔のマーケティング-タバコ産業が語った真実」の要約
http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/11017
「カブトムシ自然王国」を宣言している福島県常葉町の常葉町振興公社が提唱。ム(6)4(シ)の語呂合わせ。
最近の市町村合併で、市や町の名前が変わったりで、わかりにくくなっているが、他県の市町村となるととんと分らなくなって来た。調べてみると、常葉町は、福島県の阿武隈高原の中央に位置し田村市に属する町であり、この田村市も2005(平成17)年3月1日に田村郡7町村の内、滝根町、大越町、都路村、常葉町、船引町の旧5町村が合併し形成された市らしい。その中の常葉町 は、1898(明治31)年町政を施行し、1955(昭和30)年に常葉町と山根村が合併。その後一部境界変更を経て現在に至るとのこと。
常葉町は阿武隈山系のほぼ中央に位置し、町の東南方向には阿武隈山系最高峰の大滝根山があり、それに連なって桧山、鎌倉岳、殿上山と900m級の山岳に囲まれた高原の町。
常葉町は、もともと葉たばこの産地として知られているようであるが、葉たばこの肥料となる腐葉土の中に、毎年大量に発生するカブトムシの幼虫がきっかけだったようだ。姉妹都市を結んでいる東京都中野区の子供たちへのカブトムシのプレゼントから、町おこしが始まり、1988(昭和63)年6月に「カブトムシ自然王国」が開国し、その後「カブトムシ自然観察園」や「カブト屋敷」などの施設も誕生、あふれる自然の中でカブトムシの生態を観察できるようになり、さらに、殿上観光牧場一帯に「こどもの国ムシムシランド」が建設され、ここでは四季を通して子供から大人まで楽しめる遊具も整備されているのだという。
この常葉町の「こどもの国ムシムシランド」は、”ふるさと創生事業”から生まれたものだとか。
”ふるさと創生事業”と言えば、たしか、バブル初期の1988(昭和63)年に故竹下登・元首相の発案で実施されたもので、全国約3300の市町村に使い方を限定せず、一律1億円を配ったことで有名だが、正式名称は「自ら考え自ら行う地域づくり事業」だった。
総務省 自治行政局 過疎対策室では、毎年度、過疎地域の自立促進・活性化に頑張っている団体を表彰しているようだが、 過去の受賞団体一覧を見ていると、福島県 常葉町 カブトムシ自然王国の町づくり が、1893(平成5)年度の長官賞に選ばれている。”ふるさと創生事業”は、当時“ばらまき行政”との批判が強かったが、地域が有効活用の知恵を絞り、町おこしの機運などが生まれたことも事実であり、良かったのではないか。
近年、虫キングゲームの影響を受けてか、カブト虫やクワガタの本やおもちゃが、よく売れているようだ。私は今昆虫などに興味がないので知らなかったが、常葉町・カブトムシ自然王国のインターネットでのカブトムシの通信販売が話題になったときいている。そういえば、神戸でも、昨年の夏は、あちこちで、昆虫展のようなものが行われ、大勢の子どもたちに人気があった。兎に角、生き物の世話をすることは、子どもの情操教育上に役に立つとは思われるので、昆虫を飼うことには賛成だが、折角なら、店で買うようなことはせず幼虫を取りに行って、幼虫から育てたいものだね~。
最近は、ペットブームで、犬や猫のほか色んな小動物が飼われているようだが、カブト虫やクワガタなどの昆虫類もペットとして飼われている嫌いがあるのではないか・・・?ものを言わず、餌を与えれば自分になついてくれるペットは、育てるのに世話がやける上に費用がかかる子どもを生む苦痛を伴わなくても金さえ出せば手に入るし、飼うのに楽かもしれないが、そんなところばかりに愛情を傾けていると、いつしか、人間嫌いになり、少子化に拍車のかかることにならないかなどと穿った見方をしてしまいそう。
常葉町は、もともと葉たばこの産地だったというが、日本には約2万3千戸のたばこ農家があり、福島は、葉たばこの生産量(1997年)の多い県上位10県に入っている。いまや、タバコによる死亡は、世界中で年間400万人に上り、日本でも、年間10万人がタバコで命を落としているという。先進国においては、タバコは、予防できる早死の第1の原因とされているようだ。しかし、日本の場合には、国によるタバコの専売制を長く取っていたため、現在でもタバコ販売に対する国の関与が大きく、それが日本のタバコ対策を大きく遅らせる原因となっているという。健康に良くないといわれているタバコ産業から脱却のために、常葉町のように、何か新しい取り組みをして、そちらの方へ産業をシフトしておくべきではないか・・・。
また、タバコは国や自治体にとって税収になると言っているが、一方で、病気の原因となって医療費などのコストがかかっており、全体で見るとその損失はタバコ税による税収をはるかに凌ぐ額となっていることが各種研究で明らかになってきたという。
先ずは、こちらのHPでその調査結果を見られるとよい。→★タバコによる社会的損害★
そして、これだけ、タバコが健康に良くないといわれながらも、どうしてもタバコをやめられない人は、今、話題の本「悪魔のマーケティング タバコ産業が語った真実」を読んでみるとよい。「タバコ産業は自らが作り上げてきた巨大な怪物(喫煙者)に餌を与え続ける方法を探さねばならない。もはや発展途上国でタバコの販売量を増やすしか道はないのだ」――。欧米の元たばこ会社社員のこうしたコメントこそ、たばこ産業の本質を物語っていると編者らは指摘している。
「悪魔のマーケティング-タバコ産業が語った真実」の要約はここで見れるよ。→タバコ産業のウソ
いつまでもタバコをやめられずに吸っていると、夏の蚊やハエのように、周りの人から、嫌な虫と同じ様な目で見られるようになるよ・・・。
(画像は、神戸・デュオ神戸・カスケード広場昆虫展でのカブト虫)
参考:
カブトムシ自然王国・こどもの国ムシムシランド公式ホームページ
http://www5.ocn.ne.jp/~musi64/
福島県常葉町マピオン地図
http://www.mapion.co.jp/c/f?uc=1&nl=37/20/56.209&el=140/40/47.932&scl=250000&grp=all
新たな過疎対策について/総務省 自治行政局 過疎対策室
http://www.soumu.go.jp/c-gyousei/2001/kaso/kasomain0.htm
カブトムシ君と遊ぼう!
http://www.from.co.jp/kabuto/
日 本 学 校 保 健 学 会・「タバコのない学校」推進プロジェクトHP
http://www.cnc.chukyo-u.ac.jp/users/ieda/project.htm
タバコによる社会的損害★洲本市禁煙支援センター
http://www1.sumoto.gr.jp/shinryou/kituen/kinen_supportcenter/keizaisongai.htm「悪魔のマーケティング-タバコ産業が語った真実」の要約
http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/11017
日でクラブの方でも、見せていただいています。
ありがとうございます。
そのたびに伺ってはいたんですか、コメントせずに戻っていました (^^;
カブトムシは、けっこう好きです♪
虫は以前はすごく苦手でした。
今はだいぶんましです。
チョウチョなんかも好きになりました。
前は、そう言うのも苦手だったんです (^^;
壊れやすそう、というのが、大きな原因。
チョウチョなんかも、触れたら、手にりん粉がついたり、下手をすると、羽とか取れて、死んでしまいそうでしょ? _(^^;)ゞ
もしかしたら、小さい時に、何かしたかな(爆)
今は、そう言うことがないし、庭によく来てくれたりするので、好きになりました(笑)
昨日・今日は、モンシロチョウを何度か見かけましたよ。
蜂も、襲ってこなければ、嫌いではないです _(^^;)ゞ
虫キングって、流行ってるようですね。
英語を教えている子供達が、たまに言います。
私は、どんなものだか知らないんですけど、知っておく必要もあるかな (^^;
では、今日も楽しく過しましょうね♪
(*^ー^)ノ~~☆:.・*.マ.:タ.:ネ.:ー・*.:(^ー^*)ノ~~☆
私も余り虫類は好きではないが、子どもの頃からカブト虫やクワガタなどをよく獲ってきて、喧嘩させて遊んでいましたよね。
今私が住んでいる家も昔は、家の前に大きな木が一杯あり、家の中へカブト虫がとびこんできたりしましたが、この頃は、開けて,木もなくなり・・・虫もいなくなりました・・。