みんなノリノリで、とても楽しかった!
コジョカルがとても愛らしい。
32回転は何回かダブルが入るけど
基本はスピーディーなシングル。
もっと何回ダブル以上か来るかと思ったけど。
要所要所のバランスは凄かった。
ムンタギロフとの身長差に萌えるわ~。
彼女はは今までの公演では
「あ~、やり過ぎだな~」と思うことがあって、
特にそれが全幕だと、物語の役から、
いきなりリアルのダンサーのコジョカルに
切り替わるのが苦手なところもあったんだけど、
今日のような「お祭り」の「ドン・キホーテ」だと
それは気にならなくてちょうどいいくらい。
ムンタギロフは表現力豊か。
身長も手足も長く綺麗で快活な踊り。
気品もあり、王子系が本領だと思うんだけど
だからこそ彼の全幕バジルを見ることができたのはありがたい。
バリエーションでいきなり開脚ジャンプでびっくりした。
アダージオのリフトはコジョカルは180度開脚のムンタギロフは片手持ち。
どちらものびのび踊っていて見ていて気持ち良かった。
一幕のメルセデスはヴァルデス。
華やかな美人。
ゲストへの敬意かマタドールの剣は倒れなかった。
絶対、突き刺す!!の気迫が凄かった。
弾くん俺様度200%アップ。
マタドールもみんな男臭い。駒が揃ったなあ。
二幕からの川島メルセデスはキビキビした踊り。
奈良さんのジプシーのスカート捌きはちょい雑かな。
渡辺さんドリアードは優しい雰囲気は良いんだけど少し地味かなあ。
イタリアンフェッテはドルシネアが担当。
松倉さんのキューピッドは可愛かった。
梅澤くんのガマーシュは小芝居が多くて楽しい。
木村さんのキホーテは品がありすぎだけど、自然に爺さん。
街の人々も生き生きとしていて
いい意味で舞台が騒がしくなっていました。
ただ、例年の全幕ドン・キほどは
テンションが上がらなかったかなあ。
主演二人が生真面目すぎるのかもね。
【配役等】
キトリ/ドゥルシネア姫:アリーナ・コジョカル
バジル:ワディム・ムンタギロフ
ドン・キホーテ:木村和夫
サンチョ・パンサ:岡崎隼也
ガマーシュ:梅澤紘貴
メルセデス:ヴィエングセイ・ヴァルデス(第1幕)/川島麻実子(第2幕)
エスパーダ:柄本 弾
ロレンツォ:永田雄大
キトリの友人:乾 友子、吉川留衣
若いジプシーの娘:奈良春夏
ドリアードの女王:渡辺理恵
キューピッド:松倉真玲
第1幕 19:00 - 20:15
休憩 20分
第2幕 20:35 - 21:25