今回は6作品。
最初は「Jamp UP」、振付は山下さん。
男女各2名で、軽快で見ていて気持ちよく楽しい作品。
ダンサーの表情がとてもチャーミング。
2つめはアルバレスさんの「いい湯だな」、
外人から見たジャパンシリーズ第二弾でコミカルな作品。
銭湯あるあるなのかな。
男湯はわからんわ。
音楽がドリフターズの「いい湯だな」で、
日本各地の温泉地名が入っている歌詞だったのね。
ダンサーは5名。
狭い会場だから楽しいけど
大きい会場では見辛いかな。
それだけに、現地特典的な、
ここに行ったからこそ見られる作品ということね。
3つめ、「朱赫〜Shukaku〜」は、
振付と踊りが安井さん(ソロ)で、
赤いライトの中、黒い服、赤い剣を持って踊る。
ミュージカルのワンシーンみたい。
かなりサイトーくんの世界に近い。
舞台の横幅、奥行きをちゃんと使っていたのも良かった。
4つめは初の女性ダンサーの作品、
金子さん振付で「Anleitung〜道しるべ〜」、
踊ることを迷うダンサーの話かな。
出演は女性3人男性2人。
話がわかりやすいのも良かったけど、
女性ダンサーが活かしたい身体のラインはこうなんだ、
というのもわかった。
なるほど!
美しいムーブメントだった。
5つめは岡崎さん振付「"運命"抜粋版」で、
カルメンがベースかな。
まだ未完とのこと。
出演は11名。
岡崎さんの振付は、最初は音楽に合わせて体を動かすだったけど、
いまは物語を作り、動きも独特の言語になりつつあり、
その過程を見られたのも楽しいな。
もう少し整理された状態を、大きい舞台で見たいな。
6つめはアルバレスさんの「I remember」、
仮面をつけ、髪を覆った男女2組とそれを見る女。
女が過去を振り返っているのか、
2組の人生を見ているのか、将来なのか。
それはゆっくり想像しよう。
エモーショナル。
上演後に振付者からコメントなどあり。
皆さんがおっしゃるのは、
頭の中で考えたことを形にするのは難しい、
実際に踊るとかっこよく見えなかった、などなど。
アルバレスさんはハンブルクのバレエ学校の課題で振付があり
作らないと卒業できない。
その時はたくさん盛り込みすぎた。
いまは1つのアイデアで1作品。
とのことでした。
アルバレスさんの作品のテーマと踊りが明確で一致しているのも
ちゃんとした授業で振付を学んだからなのかな。
ダンサーが新しいことにチャレンジするのは必要だろうし
振り付ける側からダンサーを見るというのも貴重な体験だろうから
この企画はぜひぜひ続けて欲しいけど
岡崎さんなどは次の段階に入っていると思うので
ちゃんとした振付の教育の機会を設けるべきでは?
会場に入ったら「係のものがご案内します」と言われて、
暗い会場の中を案内してもらって、
暗いからその方の顔がよく見えなくて、
でも脚が細くて真っ直ぐだからダンサーさんだよね、と思って席について、
入口の案内に戻って行く係の人の顔が
舞台からの照明でよく見えたら、アルバレスさんで驚いたよ。
東京バレエ団のイベントに行くたびに気になっていた
目黒五十番の肉まんを買いました!
大きい方が普通サイズでザーサイ入り。
お肉みっしり、ザーサイたっぷり!
美味い!
ミニの方が普通サイズに近いよね。
こちらは肉まんです。