きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「Le Grand Escalier -ル・グラン・エスカリエ-(2回目)」(宝塚宙組)

2024年08月18日 | 宝塚(宙組)
ご縁がありまして、宙組12時半公演観劇。
ライトに全組履修していて良かったよ。
わからないのは1~2曲ぐらい。
「ゴールデンデイズ」も「王様の休日」も
ばっちり見ているもん!
サイトー作の宙組単独TCAみたいだったね。
他組のあれこれを宙組生が本公演で歌う。
楽しいね!

キキちゃんの出番も多いけど、
ずんちゃんも多いよね。
お身体大切に。

春さくちゃんがパワフルだけど
出過ぎなくて頼もしい。

友会優先公演で終演後挨拶あり。
キキちゃん「宝塚歌劇団『を』?」みたいなかんじでした。
ふだんなら企業名から歌劇団なので
どこか抜かしたかと思ったかな。
挨拶、大変だよねえ。
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「Le Grand Escalier -ル・グラン・エスカリエ-(1回目)」(宝塚宙組

2024年07月24日 | 宝塚(宙組)




偽らない本音の、最初の感想は「デカい」でした。

「好きに作っていいから」と言われて
全部盛りにしたサイトーくん、というイメージ。
若手に極力ソロを振り分けている。

皆さん、舞台に立ちたかったんだね。
そんなふうに感じるパワーと集中力。

正直、私がとって欲しい対応は歌劇団はしていないけど、
それでも生徒は舞台に立たせて欲しい、と思いました。
(上記の「対応」はここに書くつもりはありません。)

セレクトした曲に繋がりはなく、
サイトーくんのコレクションなんだろうなあ。
私も同意な曲ばかり。
ありがとう。

花月雪星宙(そら)で作詞するのは
そろそろ大喜利状態だな。

BMBコーナーは胸熱と共に、
赤い花に歌わせるのも踊らせるのもできるじゃん、
これなら再演も可能では?の気持ち。
歌詞は若干変更。(戦士レイナは削除)
こってぃはずっとベースは蛇メイク。

別格も団子もなく、
1から4がこんなにはっきりする宙組は珍しいかな。

総踊りの中村Bショーなら?と想像してみたけど、
中村Bショーは芝居とのセットで成り立つショーな気がする。
できるだけ出演者に見せ場を、
スターも立てて、1本物で、
となると、
サイトーくんの謎テンションでないと難しいかな。
サイトースキーの欲目?
(前世紀末の月ファンはBMBの洗礼を受けているのだよ)

なるべくたくさんの若手に出番を、のためか、
キキちゃんの出番が若干少ないような?
長めのショーだからこれくらいが体力的に適切?
ずんちゃんが大活躍で、
これで宙組生え抜きトップにならなければ大暴動だよ。
もえこちゃんがしっかりした存在感だった。

さくらちゃんは、パンチもあり、
クラシカルな娘役の品格もあり、
キキちゃんとの学年差があまり感じられず、
いまの状況で最適な娘1。

110年間の中の主な作品タイトルが出てくる映像があって。
「翼の決戦」もあった。
そうだよね、忘れちゃいけないよね、
と思うと同時に、宝塚史を履修しているのが前提か
まあ、みんなしているかあ、とも。


公演デザート
「Le Grand Escalier -ル・グラン・エスカリエ-」宝塚宙組 2024-07-24
「宙組公演デザートでSU」(500円)
ぶどう&ベリーミック酢ゼリーにホイップクリームをのせ、
洋ナシ、黄桃、パイン、イチゴとキウイソースをトッピングしました。
熱い夏にさっぱりとした、フルーツ盛りだくさんのデザートで酢(SU)。




トップが変わっても酢!
酢はどこまで進む。

駄洒落は投げやり気味ではありますが、
ゼリーはあまり酢ではなく、
たくさんのフルーツとも合い、
さっぱりしてて美味しいです。

休憩時間が無いので、臨時発売所もできていました。
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「Xcalibur エクスカリバー」@東京建物 Brillia HALL(宝塚宙組)

2023年07月30日 | 宝塚(宙組)


宙組誕生時のエクカリバー、たまちゃぴのアーサー王、OSKの、
クライブ・オーウェンの、ガイ・リッチーの、白馬の王子の、
いろんなものが脳裏をよぎる。
テルの白夜もエクスカリバーネタがあったよね。

敵のウルフは北欧系なのかな。

結局マーリンがなにをしたかったのがよくわからん。

1幕のキキちゃんにフレッシュ感がある。
春乃さんともいいかんじ。

エクスカリバー2幕前半の闇落ちしたアーサーはお馴染みのキキちゃんで、
稲葉くん、わかってるじゃないか!うへへ、
と思いながら見てました。
アーサーごめん。

マーリンは息子が欲しかったの?とか、
父の幻影で全て許しちゃうの?
とか、謎は解けないけど、
アーサーが救われれば、まあいいや。

曲のフレーズは「ひかりふる路」を思い出すところも。
ワイルドホーン氏は意識して作ったのかな。
お気に入りのフレーズとか?
韓国版を見ていないので、似たフレーズの別曲なのか、
宝塚版カスタマイズのときに曲が足りないので既成のワイルドホーン曲を持ってきたのか、
どちらかは不明。

ストーリーは私には繋がらない部分があったけど、
アーサーの悩みや行動はわかりやすい。
キキちゃんの説得力のある役作りで大納得。

ずんちゃんが、ここまで朗々と歌い上げるとは思わなかった。すごい。

噂には聞いていたけど、
モーガン役の子の迫力がすごい。
月組WSSで樹里アニタが出たとき、
「誰?」ってかんじでパンフをめくる音が
そこかしこでしたのを思い出した。
今回のモーガンはそれくらいの衝撃。
ガチオーディションなかんじ。
マーリンとモーガンの歌の掛け合いも大迫力だった。


今回はお誘いいただいて3階のかなり後方。
転落防止の柵は視界の妨げにならず
見やすい席でした。
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「真風涼帆ラストデイ(中継)」(宝塚宙組)

2023年06月11日 | 宝塚(宙組)




イケコの1本ものは、2番手がラストで飛び降りて行方不明になりがち説を思い出しました。
るろ剣、薔薇の封印。

芝居はいつものイケコといえども
やはりベテランの作は手堅く
真風のかっこいい場面を上手く作っていました。
真風のスーツ、大正解。

めも。
同期からのお花。

しどりゅー
←綺咲あーちゃん

あきも
←花乃ちゃん

真風
←まっぷー

すっしー
←さおたさん


真風を意識したのはどこからだっけなあ。
メイちゃんかな。
歌い出したら客席が静まりかえったなあ。
こんなに美しいのに、歌は、、、と。
そう思うと、真風、よく努力した。

こんなに長期になるとは思わなかったけど
しっかりしたトップだったな。
ヅカローとカプリチョーザでヅカ初見を掴んだ業績は称えたい。
おつかれさまでした。

潤花ちゃんは咲嫁だと思っていましたが
芝居では大人っぽい雰囲気もあり、
真風とのバランスは良かったと思います。
素はカナちゃんだったとは。
ラストの挨拶、潤花ちゃんのテンションの高さと、
受け止める真風の雰囲気がとても良かった。
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「カジノ・ロワイヤル ~我が名はボンド~」(宝塚宙組)

2023年06月03日 | 宝塚(宙組)


宙組ボンド、面白い。
いままでのイケコネタが盛り込まれているけど、
「何番煎じ」ではなく、集大成ってかんじ。

PPPを見たあとだと、
わかりやすく手堅く番手の見せ場があり、の、
時間内に終わらせる手腕には感動するしかない。
キキちゃんの出番がやや少ないぐらいで番手の割り振りは良い。
しどりゅーの銀橋ありがとう!

1968年、冷戦、も、
もう若い人には歴史上のできごとなんだろうな。
映像と歌でサクサク説明。
やっぱりここは「カーゲーベー」なのね。

映画が元ではないので例の音楽は無し。
小説もこれくらいロマノフネタなのかな。
マリア皇太后の写真はすっしー?
ゲオルギーは甥だから似てて当然?

ロマノフネタって、ヅカではある程度の常識だけど、
千秋楽中継先の諸外国ではどうなの?
ミュージカル「アナスタシア」がヒットしているからOKなのかな。
原作小説はロマノフネタは無いみたい???

まさかのエリザネタは笑ったよ!

スカステのニュースで見て覚悟したほど
トンチキさは薄かったけど、まあ、やっぱりトンチキ要素はあったけど、
盛り上げポイントも胸キュンポイントもサヨナラ要素もあって、
見せ方は上手いよ、イケコ。

2幕冒頭に舞踏会(仮面、仮装多し)
拷問部屋

マッドサイエンティスト
悪の組織いえーいっ!

イケコチェックシートにどしどし、レ点が入ります。

ヒットラーやスターリンの映像が
写真やリアルなイラストではなく、
新聞風刺画テイスト。
そういえば「薔薇の封印」はドット絵の毛沢東だったな。

なにがいいかって、
作品舞台が1968年なのでイケコの機械類の設定に無理がない。
ちょい外しの赤面がないのはありがたい。
永遠の命はさすがに入れられなかったか。

芝居のラストのアデューに泣いたよ。

もえこちゃんがしっかりしてきたな。

真風、潤花ちゃん、すっしーを劇場で見るのは今日が最後。
寂しい。


公演デザート。
「カジノ・ロワイヤル ~我が名はボンド~」宝塚宙組 2023-06-03
「酢っパイん!」(500円)
ヨーグルトババロアとパイナップル酢ゼリーの上に
クリームチーズケーキ、洋ナシ、ドライクランベリー、ホイップクリームをのせました。
酢っPY?!を味わえる爽やかなデザートです。


真風時代最後の公演デザートはやっぱり「酢」でした。
「ジェーム酢」ではなく、スパイの方だったとは。
コロナ禍で劇場内の飲食は禁止でしたが、ラウンジ売店再会!
しかし!
10時35分ぐらいには完売でした!
食べることはできなかったのですが、
劇所内で撮影したこちらを残しておきます。

せっかくなので「カルーア」をいただきますよ!

クラッシュしたコーヒーゼリーの上にソフトクリーム、
カルーア掛け。

客席2階の売店では「陣太鼓」の販売も。

真風とくまモンが並びます。
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「MAKAZE IZM」

2023年01月14日 | 宝塚(宙組)






ものすごく楽しかった!
「退団が決まったトップのコンサートといえば」で想像する
オーソドックスで手堅い作りだけど、
真風出演作のあれやこれやがたくさんと、
真風で見たいヅカ作品と、
真風で聞きたいJ-POPと、
全てがしっかり入っていた。
潤花ちゃんの大暴走もメチャ楽しい!

真風出演作は、真風が歌う他に
下級生が真風の役の扮装をしたり。
天河はずんちゃん?
ホームズは潤花ちゃんだった。

真風で見たい役はバトラー。
石田先生が他の先生に
インタビューしながら決めたとか。
スカーレットはTCAで演じたので、
この作品は2回めです、
と言うと客席からはクスクス笑いが。

真風で聴きたい曲は
ファンのアンケートなどから選出。
米津さんの「Lemon」。
宝塚の男役がエモく歌うとこうなんだ、と、
曲の違う面を見たかんじ。
合いの手「クェッ」は自分の心の中で。

思っていたより長く真風を見ていたんだなあ、
と、しみじみしました。

しかし、潤花ちゃん、最強!
楽屋で真風の周りに上級生がいるのを
「フッ」と息を吹きかけてどかしたことを
「勝ちました!」とドヤ顔で宣言する。
可愛くて強くて、
上級生たちは Orz な雰囲気だけど
持て余す、とは違って
笑いに巻き込まれているのがいいね。

優希しおんちゃんが踊りまくっていたよ。
男役はそれぞれわりと見せ場あり。かな。
娘役もそれなりに。
娘役だけのソーラン節がカッコいい!

カテコでコンサートTシャツを着るところ、
スカートorパンツと、靴が全員違って、
石田先生の愛情を感じた。

余談。
最初の衣装はかなり「ハイパー・ステージ」だった!

もひとつ。
ダンディの場面?
娘役のシースルー多用のパンツルックは
星組公演のフィナーレで見た。
オーシャンズかなあ。
改変の仕方がすごいよね。
衣装部の本気。

値上げをするべき、して欲しいとは思わないし、
コロナ禍でも値上げをしないのはありがたいけど、
国際フォーラムCはそれなりに良く見えるし、
コンサートなら細かい表情は把握しなくてもいいので、
3階7列で3000円はサービス価格過ぎる。
ありがたい。
(外箱公演は値上げするけど、
 箱規模的には妥当価格)
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「HiGH&LOW -THE PREQUEL-/Capricciosa(カプリチョーザ)!!(3回目)」(宝塚宙組)

2022年11月16日 | 宝塚(宙組)


ドラマ1期の総集編を見てのヅカロー3回目なので
話もキャラもよくわかった。
ほんと、野口先生、ぴったりなキャストで
1時間40分によくまとめたなあ。

それぞれのグループの、
それぞれの正義もよく伝わってきた。
よくよく考えると1グループあたりの持ち時間は少ないのに
個性の違いがばっちりわかる。
演出だけでなく、役者の深堀があるよね。

カナちゃんが、健気で。
彼女の笑顔に、覚悟に、泣いちゃう。

ホワイトラスカルズのロッキーの後ろにいる女性が着ているミニワンピ、
サンシャインの時のすみ花ちゃんの衣装かな。



なぜ、こんなに熱いんだ

って、まったくだー!
見ているだけで暑くなるよー。

ロケットの芯は優希しおんちゃんらしい。
リレーの子だよね。
運動会で活躍すると、一生、はないけど
10年は言われるんだね。
キヨちゃんは清原さんで、
野球選手の姪らしい?
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「HiGH&LOW -THE PREQUEL-/Capricciosa(カプリチョーザ)!!(2回目)」(宝塚宙組)

2022年10月30日 | 宝塚(宙組)






りそなカード貸切回。
ハロウィンネタは「ほほう」ぐらいだったけど、
ショーの序盤で男役がカッコよく並んでいるところで
「りそなカード!」連呼は不意打ちでした。
投げキッスとともにセクシーに繰り出される
「りそなカード」というワード!


原田作品を見た後だと
やりたいこと、描きたいことが
時間内に綺麗に上手くまとまっている。
生徒の使い方もうまい。
役がたくさんあるので
「気になるあの子」の名前がすぐわかる!

ドラマ1の総集編を見たので
グループとその個性もわかる!
宛て書きのようにハマっている。
元が音楽とダンスが多いので
ヅカに合っている。
たくさんの出演者によるエネルギーが
舞台に充満して、ものすごい熱気!

その中で、オリジナルキャラのカナちゃんが
まったく浮いてないのもすごい。
やりたいことリストを作って、実行して。
今日はうっかり泣いちゃったよ
もっとたくさん出てきちゃっていいんだよ!

衣装は何気に有村先生。
無駄遣いのようで、そうだよね、とも。



りそなカード貸切のためか
宝塚初見の人も多かったかな。
カプリチョーザの幕開けに
「わあっ」みたいな声が上がってた。
ダイスケにしてはつながりがちょい悪い気がするけど。
衣装の加藤さんは有村先生テイストがあって
私はわりと好き。


終演後は「カプリチョーザ」でご飯!






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「HiGH&LOW -THE PREQUEL-/Capricciosa(カプリチョーザ)!!(1回目)」(宝塚宙組)

2022年10月18日 | 宝塚(宙組)


数回見る予定なので
初回は敢えて前情報を入れずに見ました。

思っていたより話がわかりやすく、宝塚。
5つの国を巡りましょう(ほぼ番手順)、みたいな。
グループごとに見せ場があり、
役が多いのは、いいね。

「舞踏会」は唐突だけど、
ドレスコードのあるパーティなら納得だし、
それを白服リーダーは「舞踏会」と表現しそう、と 
なぜだか説得力はある。

カナちゃんが健気で強気で可愛かった。
「出ちゃった」は笑ってもいいのかな。
男子を「キミ」と呼ぶのは良いと思います!

なんのかんので、
みんな良い人だった。

宝塚ならではの物量大作戦にも大満足。

みんな学生だと思っていたけど、CLUB経営?
それで「20歳超えは当たり前」みたいな注意書き?

いろんな要素はたくさんあるけど
詰め込み過ぎることなく
すごく綺麗にまとまっていました。
野口先生が、考えに考えて、
原作にも宝塚にも、
たっぷり愛情を込めて作ったんだなあ、
というのが伝わってきました。
情熱が空回りしていないのが偉い。




ショー、
イタリアネタだと思っていたから、
中詰がラテンっぽくて肩透かし。
緑と赤はバディカラー、 じゃなく、
白を挟んでイタリア国旗カラーだった。
なぜ、明菜?

旅立つ真風がサヨナラっぽい。

ロケットガールは優希さんね。
リレーの子ね。

「カプリチョーザ」は頭に残るけど
場面のイメージは薄いかな。
 

芝居、ショーとも、
指揮は佐々田先生。


ヅカローを見て
謎のヤル気が盛り上がったので、
12月の飛行機をポチポチしました。
月組を見てタイバニのスタンプラリーをするよ!

それとも、菊池市?

そうそう、公演限定お菓子、
熊本の栗の方は品切れでした。


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「FLY WITH ME(フライ ウィズ ミー)」

2022年06月12日 | 宝塚(宙組)




千秋楽はBlu-ray収録。
「Blu-rayで見ているエンジェル(手を振りながら気づく)、
 見ているのってここの(いま会場にいる)エンジェルだよね?」

星組舞浜は宝塚史を織り混ぜ、
月組舞浜は芝居メインだったのに対し、
宙組有明はハイロー前夜祭を兼ねたEXILEコンみたいな。
普通にコンサート。
私はEXILEには疎いので内容的には置いてきぼりでしたが、
舞台の使い方は上手かったし、
踊りもいまどきで、
なるほどなー、と思うところたくさん。

外部とのコラボなので、
これくらい振り切ってくれなきゃな、
と思いました。

真風がリードしてるのが不思議。
貫禄充分だったわ。
潤花ちゃんがメチャ可愛い!
ここで言うのもなんだけど、次作は悲恋だからオチはアレだよね。
キキちゃんはどうなる?どうする?

有明ガーデンシアターの3階12列下手側、
武道館の天辺よりやや近いかな。

音響はものすごく良くて歌詞はほぼ聞き取れた。
これで3000円なのは安すぎる。
規制退場も最初の退出だったし。
席が3000円なのに某交通社の手数料1500円なのは解せぬよ。

有明ガーデンシアターはものすごく導線がいい。
3階席にすんなり行ける。吹き抜けっぽい?
構造がオーブっぽいのに、あんなヘボとは比べようもないぐらい、いい。
客席外も広々。

驚いた!
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「NEVER SAY GOODBYE(2回目)」宝塚宙組

2022年04月19日 | 宝塚(宙組)




初演時より戦争がリアルに感じられるのは役者の熱さと、世界情勢のせいか。
そのぶん恋バナ要素が薄くなってる。
というか、タカハナだと説明抜きで成り立つけど、
まかはなはその辺が薄いというか。
前回ぐらいの距離の方が良いね。
しかし初演は花ちゃんの集大成だからなあ。

スペイン内戦は、やっぱりよくわからんわ。
反乱軍=フランコ=右派、だよね。

フランコ将軍といえば
「虹の来訪」のキヨミチの歌声ががが。

対ナチスを口にしてソ連が行く、
この状況が2020年代にもおこるとはね。

本編でも闘牛士たちの踊りは大迫力だけど!
ショー部分で大階段を使い、大軍団で布を振り回すところは大大迫力です!
みんな女性なのに。
どのバレエ団でもドンキのマタドールにキャスティングされたダンサーは
これを参考にして欲しいわ。

このときの娘役のドレスは黒レース基調で、背中は開いてる。
揃って階段を昇るときの背中が美しく、
輝く白い花が咲いているようだったよ。

やり切った感のキラキラは、
真風よりむしろキキちゃんに感じるなあ。
真風が(最短で)ハイローで、だとしても、
後任がトップになるのは今のスケジュールだと
来年の夏ぐらいだよね?
どうなるの?

花ちゃんと潤花ちゃん、ジェンヌとしてのキャリアだけでなく、
トップ娘役としてのキャリアも10年ぐらい違うし、
たかこさんとも6年ぐらい組んでの集大成だし、
潤花ちゃんに当時のハナちゃんレベルを求めるのはダメよね。
ごめんね。まだ新公学年なんだよね。

そして、また。
真風が似ているのは、
ミズなのかオサなのかわからんときに、
タモにも似てるのでは、と、グルグル。

専科のハッチさんの隣にイケメンがいるわ〜、
とオペラグラスで確認したらすっしーだった。
そうだよ、そこは組長の位置だわ。

まっぷーがまっぷーらしい役で的確な芝居なんだけど、
サパで見た美しく優しい温かみのある母親と同一人物なんだよね。
役者さんって、凄いわ。
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「NEVER SAY GOODBYE(1回目)」宝塚宙組

2022年04月10日 | 宝塚(宙組)


タカハナの声に自動変換されるわりには話が頭に入らない。
スペイン内戦、どんなだっけ。

タカハナの絆ありきで作られたんだなあ、としみじみ。
潤花ちゃんは学年の割には達者だけど、
やはり女帝陛下の最後の作品だと
足りない部分が感じられてしまう。
そのぶんジョルジュとロメロの繋がりの深さが際立つ。
前はタカタニだったしね。

アギラールはすごんでいるわりには
あっさりなところがいいよね。
専科さんに背中を刺されてコロリ。

ショー部分、男役が団体でムレータ(?)を振るところが大迫力。
女性でこれだけできるのに、
バレエのドンキで全くダメな場合があるのはどうして?


反ナチで、ソ連が、という流れが、
いまの世界状況とかぶるね。
再演が企画されたとき(時期)には予測はつかなかったはず。

キキちゃんはどうなる?雉羽根入りだったよ。


轟さんの専科入りは100周年イベントありきだから
真風の専科入りはないんじゃない?と思ったけど、
今日見たかんじでは次作退団がなさそうな雰囲気だなあ。
次作退団ならもう決めていて「やり切った」オーラが出がちだけど、
個人的な感触だけど今日はそれを感じなかったな。
いや、わからんけど。
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「シャーロック・ホームズ-The Game Is Afoot!-/Délicieux(デリシュー)!-甘美なる巴里-(2回目)」(宝塚宙組)

2021年09月16日 | 宝塚(宙組)
ホームズってジェレミー・ブレッドのビジュアルに
露口茂の声のイメージだけど、
執筆された頃のドイルは若かったから
ホームズも30歳とかその辺だよな、と思いwikiを見たら、
ホームズとワトソンが会ったのは27歳ぐらいで、
「ボヘミアの醜聞」は36歳ぐらいみたいだ。
いまの真風に近いかな。

そんなわけで、お誘いいただき宙組2回目。
「生田君の作る世界」と割り切れていたので、
1回目よりは素直に見れた。
ホームズの変人ぶりも愛しいし、
モリアーティの独特の感性も好きだ。
音楽、歌、群舞の繋ぎも上手い。


ショーは華やかで可愛くて、
バラエティに富んだ場面にパリ題材の定番ソングで、
野口君よくぞここまで趣味全開で!
よくやった!という気持ち。

ロケットは凝ってるなあ、
と感心してる時に思いついた、初舞台生用か!
初舞台生は客席のペンライトの暖かい美しさは
一生忘れないだろうな。

指揮は芝居、ショーとも
上垣先生。

芝居のオペラの場面で、
一方、この頃のパリ・オペラ座地下では、、、とか思って。
なにかの作品がヴィクトリア時代の話だったよな、
と連想したのに、なんだったか思い出せない。
なんだっけ?
「エリザベート」以外で。


生田くんも野口くんも
いい具合に作品に個性が出てきたな。
ダイスケやサイトーが
大劇場デビューしてから20年以上たっているんだぜ。
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「シャーロック・ホームズ-The Game Is Afoot!-/Délicieux(デリシュー)!-甘美なる巴里-(1回目)」(宝塚宙組)

2021年08月29日 | 宝塚(宙組)


ホームズ&ワトソンはともかく、
モリアーティとアイリーンとレストレードは
私のイメージと合わず、話に入りきれず。
RDJのホームズも初回はそうだったから、
宙組ももう1回見れば変わるかな。

本日は阪急貸切。序盤の「暇だ」で、
「阪急交通社で旅行に行きたい」とホームズ。

ヴィクトリア女王陛下が、
どなたのかはわかりませんが
ハンガリー戴冠式のシシィのドレスをお召しでした。

ショーは、
・すごい、素晴らしい
・馬鹿だねぇ、、、(褒め言葉)
・潔く趣味全開!
が交互にやってくる。
サイトーショーを見たときのような満足感。
娘役だけの場面もあった。
クリスマスカラーはなんの意図?
白ダルマと黒ダルマが出てたけど、
ロケットはそれじゃなかった。
可愛かった!

アントワネットがクレープ?に
「あなたもトラピックス体操をご存知ね」と言い、
二人&クレープお付きが腕をぐるりんと回しながら
「ヴェルサイユに行くなら阪急交通社」
あまりにも自然な流れでした。
宙組の阪急貸切の定番なの?
他組担には謎。

終演後に真風とトラピックスイメガのキキちゃんから挨拶。
キキちゃんは、なかなか旅行に行けない状況ですが
貸切公演が少しでも皆様の憩いになれば。
真風は定型文。

マカロンライトが光る客席が美しかった。
持っていない人も踊っていて、
愛に満ちた空間にいることに少し泣いた。


自分用にキャスト整理
【ホームズ周辺】
シャーロック・ホームズ:真風 涼帆
ジョン・H・ワトスン:桜木 みなと
メアリー・モースタン:天彩 峰里
ハドスン夫人:遥羽 らら
マイクロフト・ホームズ:凛城 きら

ウィギンズ 優希 しおん
ベーカー・ストリート イレギュラーズ:花宮 沙羅
ベーカー・ストリート イレギュラーズ:春乃 さくら
ベーカー・ストリート イレギュラーズ:有愛 きい
ベーカー・ストリート イレギュラーズ:朝木 陽彩
ベーカー・ストリート イレギュラーズ:山吹 ひばり
ベーカー・ストリート イレギュラーズ:渚 ゆり


【スコットランドヤード】
G・レストレード警部:和希 そら
トバイアス・グレグスン警部:留依 蒔世
スタンリー・ホプキンズ警部:希峰 かなた
ブラッドストリート 真名瀬:みら
グレゴリー:湖風 珀
マクファースン:風色 日向
マクドナルド:亜音 有星


【モリアーティ周辺】
ジェームズ・モリアーティ:芹香 斗亜
J・モリアーティ大佐:紫藤 りゅう
フォン・ヘルダー:松風 輝
フレッド・ポーロック:瑠風 輝
セバスチャン・モラン大佐:鷹翔 千空


【政府】
ヴィクトリア女王:瀬戸花 まり
ウィリアムズ:寿 つかさ
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「夢千鳥」宝塚宙組(ディレイ配信)

2021年05月08日 | 宝塚(宙組)
配信前にそらちゃんからの挨拶あり。

とにかく、そらちゃんがエロかった。
色気ダダ漏れで、女が吸い寄せられのも大納得な役を
そらちゃんに宛てた栗田先生に大感謝。
演出家デビュー作品とのことだけど、
話に破綻はなく、描きたいこだわりはわかりやすく、
美術や音楽のセンスが良いね。
今後が楽しみ。

弥生美術館で資料を見たとき、
夢二の女の好みは一貫しているなあ、と思ったけど、
今回の舞台でもそれを感じたわ。
いろんな女とくっついては離れ、
不実で純愛で、画家の業は苦しく、
ダメダメ人間なのに、
納得できちゃう和希夢二だったわ。

現代との2重構造は、
ラストをハッピーエンドにするためかな。
夢二パートだけだと
トリプルヒロインの誰かとくっついてハッピーエンド、
というわけにはいかないもんね。

芝居後のショーも良かった。
ヅカ不足の身にはロケットが嬉しかった。

あくまでも個人的な感想なんですが。
そらちゃんって今までは「上手い」が一番先に来てた。
芝居も歌も踊りも上手すぎて、
まずそれが先に来る。
一時期のキリヤンとかみたいに。
それが夢二は、まずエロくて、
DV野郎の最低男でも魅力的だった。
男役として素敵でした。

トリプルヒロインもそれぞれ個性があり
特に他万喜さんの艶やかさに見惚れました。
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