芝居はコナン・ドイルが主人公。
美術とダンスのセンスがすごく良く、
番手と出番はアンバランスで、
前半まではワクワク要素たっぷりで、
中盤にどんどん風呂敷を広げすぎて、
ラストにたたみ切れてなくて、
ああ、生田先生らしいなあ、と。
シャーロキアンがノリノリにのびのびと作った感があり、
作風は全然違うけど、
ダーイシの新選組物への情熱に似ているところがあるのでは、
と少し思いました。
あーさにホームズ以外は宛てられないにしても、
もうちょい比重をなんとかできんかな。
座付なんだから。
咲ちゃんの脚の長さの強調はよろしい。
野口ショーは、ダイスケとサイトーのハイブリッドだった。
その上、もとから入れてるMGMテイストも満載だった。
いつもの燕尾服、ステッキ、羽扇に加えて、
周り盆と鏡を使って、床に寝ている大量のダンサーが足を開いた閉じたりで
花が咲くようなアレをしていた。
説明しずらいけど見ればアレとわかるよ!
ムラで12月にかかる作品だとクリスマスネタが入りやすいけど、
今回は正月が和テイストも入っていたのがすごく良かった!
東京だと年明けにクリスマスネタになるけど、
ウキウキワンモアで私はわりと好き。
前後するけど、ホテルのレセプションという構成。
テーマの通し方も上手い。
雪組100周年ネタも。
ヴィオレトピアはテーマの通し方と主題歌のアピールが足りず、
ミキティとかの繋がりの悪さとは違って構成が弱い、というのか。
とか考えてて、野口先生もかつてのダイスケサイトーぐらいの年齢になったということか?
と思いあたり、ひゃーっ
となりました。
そらぴプッシュだった。
デュエダンも咲ちゃんとそらぴだった。
2階7列だったので、ショーでは超若い兵隊さんが目の前に来たよ!
ショーの指揮は御崎先生。
芝居の指揮は小津準策先生。初めて見る方かな。
お若かった。
今回はeプラス貸切回。
流石に芝居にはアドリブは入らず。
ショーと、終演後の咲ちゃんの挨拶
「これからも皆様にイー笑顔になっていただけますよう」に入ったくらい。
劇場1階のお花はお正月テイスト
うーむ、それにしてもだ。
質のレベルはともかくとして、
この人数が出演する100分の芝居と55分のショーを作り続けるシステム、
凄すぎないか?
四季はディズニーとかをロングランで
新作を作るときはあんなに大々的に告知して。
東バのかぐや姫も数年がかりで。
それが宝塚は年に何作新作を作っているんだ?
しかも毎年途切れることなく。
働き方改革が必要なほど過密になるのは改善の必要があるにせよ、
新作が数年に1度にはならないよね。
公演デザート
「『スノーファン おいで~』コレイル?イル!イル!」500円
キャラメルプリンの上にホワイトチョコムースをのせ、
さらにホイップクリーム、洋ナシ、ストロベリーブラウニーをのせました。
SHOWの衣装をイメージしたデザートです。
是非ご賞味ください。
「スノーファン おいで~」はショータイトル、
「コレイル?イル!イル!」は芝居タイトルで、
デザートの色合いはショー衣装のイメージ。
安易にクリスマス色や正月の和風にならなかったのは高ポイントだが
プリンがかなり液状。
これはプリンではない。
組別アルハンブラの販売も再開。
雪組は宇治抹茶。
この前の遠征でアルハンブラを買うときに
「今回は抹茶はいいか」と思ったのは天啓だったか。
神様ありがとう。