「ULTRA ROCK BAR J's」は
飲食店が多く入る雑居ビル3階にあるライブハウス。
小さめの店内はかなり満員。
「2階もありますよ」と案内されましたが
出演者がすでに座っていて殆ど楽屋状態。
ムリです。
小山さんの衣装は
黒地に白バラ、白インナー。
ジーンズは、うーんと、黒・・・かなあ。
照明によっては、青が黒に見えるんだよね。
髪型は最近のアレだけど、黒い。
浜田さんの後、2番目に小山さん登場。
移動の疲れが如実に出ている顔。
01.路傍のロック
顔のヤラれ具合から想像するよりは、
声は出てました。
歌詞の一語一語が力強い。
MC。
高知(市)でライブをやるのは初めて。
「初めまして、小山卓治です」
自己紹介から。
1957年生まれ乙女座B型
誕生日の花は「りんどう」
(ちょっと受ける)
83年デビューし、アルバムも・・・(以下略)
「TVゲームにも出演」
笑いがおこる。
「なにが可笑しい!」
今日は初めましての気持ちで、
一から出直します。
この流れからだとデビュー曲の「FILM GIRL」に行くんだけど
今日は・・・
02. 1 WEST 72 STREET NY NY 10023
この位置に入るのは珍しいのでは。
春の松阪のように、「FILM GIRL」だと
声が伸びない可能性もあるからかなー、とか
ちょびっと思わなくもないけど、
それでも、今日聴けて嬉しい。
最近のコレは、昔ほど、切羽詰まった感じはしない。
穏やかな日差しと希望を感じる。
こういう面「も」ある、豊かな曲なんだよね。
「2人ならきっとうまくやっていけるよ」のフレーズがいい。
共に歩んで行ける人が隣にいるって、
素敵なことじゃないか。
MC。
昨日は京都。
明日は土佐清水。
土佐清水は3年連続。
去年は京都から土佐清水@車。
「さあ、考えてみてくれ!その距離を!」
高知を過ぎると高速が終わる。
あとは延々と一般道。
途中で泣きそうになった。
土佐清水、カツオがなければ
浜田祐介、ぶっとばす!と
なんども車内で叫んだ。
しかし、、、
(このツアーを企画、運営してくれる)浜田さんは
この春から市会議員。
「もう、先生になったし」
迂闊なことは言えないなー、と言うと
卓治も立候補すれば?
会場から見事なツッコミが入る。
「するか!」
反論するも、
「俺が一票いれてやるから」
切り替えされる。
う~ん、実に楽しい。
03.ひまわり
これも、昔は、
工場の灰色とか、作業着のブルーとか
寒色系のイメージの曲だったけど
最近は夕焼けの暖色系のイメージが強い。
寄り添って、小さな声で励まし合う。
どんなところにも幸福はある、と。
そこが共感ポイント。
高校時代は、
「出て行く女」の強さに憧れたもんだけどね。
MC。
「今までいろんな形のライブをしてきた。
バンド、アコースティック、、、
このフレーズだから物販案内が来ると思ったら
「この前は韓国でライブをした」
韓国ネタに入る。
自分は普段眼鏡をかけている。
韓流スターって眼鏡をかけてる。
眼鏡をかけてる自分はモテモテ?
と、思ったけど、向こうの人は
そんなに眼鏡をかけてなかった。
外国に行ったら自分は「外タレ」。
韓国語で挨拶したら受けた。
曲もしっかり聴いてくれた。
「勘違いしそう」
あとは料理の話とか。
焼き肉をたくさん食べ、
ヘロヘロになるまで飲んだ。
04.クリスタルレインドロップ
沸かせたMCから、しっとりした曲へ。
最近サラ・ブライトマンの「スカボロー・フェア」を
(生で)聴いたけど、
こっちもいいなあ
MC。
いままでいろんな形のライブを・・・
さっきも言ったか。
(やはり、前振りのミスだったか)
いつもの流れから、、、
生声で
05.種の歌
曲名が告げられると、歓声が上がった。
しかし、前奏を間違えてやり直し。
(ここぞってとこで、を地でやる)
曲が始まると、客席からも歌声が広がる。
客席後方からは、浜田さんがコーラスで参加。
MC。
物販宣伝。
初期のアルバムをバンバン再発売。
買ってくれた人にはサイン、女性限定でハグ。
(しかし女性客は少なかった)
06.傷だらけの天使
盛り上がりパート、スタート。
大きい手拍子が起こる。
こぶしを振り上げる人もいる。
07.最終電車
「知らない人のためにサビから歌います」
♪明日こそは幸せな 朝を迎えたい
これがサビです。
覚えて一緒に歌ってください」
新しい作戦で来たな!
とても盛り上がる。
4番の最後のフレーズは、ギターも無し。
みんなの手拍子で、みんなで歌う。
小山さん立ち上がって会場を見渡しながら歌う。
楽しい空気充満で、本編終了。
アンコール。
浜田さんと舞台へ登場。
MC。
昨日の京都は、お二人に矢野さん。
矢野さんはお姫様キャラ。
浜田さん曰く「美女と野獣と珍獣」
海癒の宣伝。「すごーっく いいところだよ!」
途中で高速が無くなるけど。
幽霊が出るトンネルを通るけど。
(近藤さんと行ったとき
「いま誰か通りませんでした?」と言ったとかなんとか)
海癒は全室オーシャンビュー。
E1.デイジー [(浜田裕介曲) w/ 浜田裕介]
何回かセッションをしているためか、
二人の音も声も良く合っている。
MC。
浜田さんの報告から。
「さっき、女性限定でハグ、って言ってましたけど
京都でほんとにやってました」
「やるといったら、やるんだよ」
「女の子、ちょっと引いてましたよ」
さらに海癒宣伝。
「名残惜しいと思ったら、明日も来て。
ほんの120km先です」
終わったらカツオ食う。
E2.いつか河を越えて [w/ 浜田裕介]
あまりセッションしない曲らしい。
ありがたく聴く。
これで終了予定だったみたいだけど
熱いアンコールに応えて、お二人再登場。
二人でできる曲はあまりないんだから、と言いつつ
E3.PARADISE ALLEY [w/ 浜田裕介]
みなさん盛り上がっているところ、
「お二人が舞台の上=2階は無人」
ってことで、2階に忍び込む。
2階席から見下ろす小山さん。
新鮮な角度だ。
実に楽しい。
1階の空気が2階にも伝わってくる。
最後の拍手はちゃんとしたいので
曲が終わる前に戻る。
最後の言葉は「明日、会おう!」
濃い内容でした。