タイトルには3演目入れましたが
諸事情でうしろ2演目だけ見ました。
2/3しか見ない今日は5階L列です。
「雲のなごり」
演出・振付・照明・美術:勅使川原三郎
音楽:武満 徹 「地平線のドーリア」「ノスタルジア ― アンドレイ・タルコフスキーの追憶に ―」
演出助手:佐東利穂子
沖香菜子、三雲友里加
柄本 弾、秋元康臣、池本祥真、岡崎隼也
佐東利穂子(KARAS)
ソロ・ヴァイオリン:戸澤哲夫
ここに来る前の用事で会場には15時過ぎ着でしたが
初日初演で押したのか、「雲のなごり」に間に合いました!
とても美しかった。
流れる雲のように、かな。
単独で動いたり塊で動いたり、
純白から黒雲まで。
今日はひたすらダンサーの身体の流れを見てました。
ストーリー付けは明日しよう。
佐東さんの動き、存在感が尋常じゃない。
岡崎くんが後から追加になったけど、なんかわかる。
最初は2人で作っていた部分に、
あと1人足す方がいいんじゃない、
やってみるか、
ドンピシャ!
って創作の流れが見えるようだった。
(あくまでも私の思い込みです)
秋元さんの溜めのある曲線の動きがいい。
弾くんも、水香ちゃん相手の王子様より
グッと生き生きしている。
「春の祭典」
振付:モーリス・ベジャール
音楽:イーゴリ・ストラヴィンスキー
生贄:樋口祐輝
2人のリーダー:柄本 弾、ブラウリオ・アルバレス
2人の若い男:岡崎隼也、杉山優一
生贄:伝田陽美
4人の若い娘:沖香菜子、岸本夏未、金子仁美、秋山 瑛
今日の生贄は樋口さんと伝田さん。
樋口さんは皆と同じなのに突然選ばれる不遇感と理不尽。
伝田さんは女性陣の誰よりもエネルギーが強い、ある種の違和感。
それぞれ違う過程のイメージ。
ハルサイは東バ演目として、根付いて、
メンバーが変わっても、
ちゃんと受け継がれているんだなあ。
野性味がちょい欠けだけど
それもいまのダンサーの個性だし、
なにより集団のパワーが
実に迫力がありました。
指揮:ベンジャミン・ポープ
演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
◆上演時間◆
「雲のなごり」 15:00~15:30
休憩 15分
「春の祭典」 15:45~16:20