小山さんの衣装。
黒の綿シャツ。白インナー。カーゴパンツ。
マーシーは骸骨シャツに雪駄。髪は長い。
01.手首
マーシーのギターの音がとても良い。
02.路傍のロック
後ろからのライトがカッコイイ。
ここはいろんなライトがあるから
ステージングを楽しめる。
03.夢の島
アロブラとのセッションの原点。
昨年の6月と比べると・・・
上達ぶりに涙。
04.祭りの季節
「元気さーー」の「さーー」で
ライトの色が切り替わる。
歌詞単位で替わるのだ。
小山さん、ハープをセット。
名古屋でソロのライブは1年ぶり。
去年の4月以来。
イベントでは3回来た。
マーシーは今年28歳。
俺が歌い出した頃、乳飲み子。
(今回の)ユニット、名古屋では(今日が)初お披露目。
「ひとつ違ったカウントで」とメモにある。
なんだろう。謎。
05.いつか河を越えて
06.ILLUSION
緑のライト。
この曲に、この色。
考えつかなかったわ。
新鮮。
MC。
53歳。年の数だけライブをやる。
「道理で、名古屋にしょっちゅう来ているはずだ」
今日で20本。
先が見えない。
来年の3月まで、なんとなくスケジュールが決まっている。
(← 決まっているなら早く出してよ@心の声)
来月、北海道。
6日間連続のライブ。
勢いで「やる」と言ったけど、
6日間連続は初めて。
全部車で移動。
「標茶」漢字が読めなかった。
昨年道東ツアーをした鎌田さんに「どうだった?」と聞いたら
「泣きそうになった」と言われた。
俺も泣くだろうな。
(鎌田さんの「ドライブインでソフトクリームで打ち上げ」の話もあり)
次回、名古屋に来るときは別人になっているかも。
どう?北海道
長い休みを取って
いちおう、勧誘。
9月、10月にも名古屋でのライブの予定あり。
細かく刻むようなリズムの前奏から。
07.西からの便り
08.煙突のある街
「流れる川は」のコーラスがいい。痺れる。
09.種の歌
マーシー、捌ける。
渡辺さんHPの話。
「矢を射る。
テーマは弓道。
高校時代、インターハイで県3位だったこともある。
輝かしい過去。 自慢できる場所がなかったけど。
近所に弓道場がある。
なんか「呼ばれて」行った。
袴をはいて、矢を射る。
残心。
*動きの流れについてはこちらを参考に → 全日本弓道連盟「射法」
的に当たっても、「やった!(ガッツポーズで)イエスッ!」
などは、やってはいけない。
道場で、中年のおばさんに
「いいお尻していますね。
上達しますよ」と言われた。
生まれて初めてお尻を褒められて嬉しかった。」
ミュージシャンは、褒められて、図に乗って伸びる。
この時は2本とも当たった。
ソロで。
10.長すぎる夜と遠すぎる朝
細かく刻まれるリズム。
ピアノも良いけど、ギターも合う。
と、この前言われたから、ここで演奏なのかな。
(ひねくれててごめん)
11.光が降る
新曲。
最初に聞いたときより、
もっとずっと、鮮やかに情景が広がる。
新しい曲は、いろんな人に聞いて欲しいな。
「強くなりたい
僕はゆっくち誓った」
ピアノへ。
先週、ふるさとの熊本でライブ。
ライブが終わって、気の置けない連中、
むかしのバンド仲間が集まった。
みんな50歳過ぎ。
それでも、(いまでも)ギター談義。
でも、病気自慢のヤツもいる。
それぞれの人が、
ひとつの時代に、同じ気持ちを共有していた。
あのときの音楽の絆はまだ残っている。
12.はるかな故郷
この曲で歌われる故郷は、
具体的な場所でもあるけれど、
こういう、心が戻る場所、とも受け取れるよね。
マーシーが戻る。
マーシーが履いているのは草履ではなく雪駄。
マーシー曰く
「5年後に雪駄のブームが来る」
誕生日は10月24日。
高円寺ライブの日。
「(ご来場&プレゼント)お待ちしております」
熊本の話が続く。
亡くなった人も、
行方不明になった人もいる。
そんな流れから。
13.天国のドアノブ
他の場所にも書いたけど
若い人が入ると、また違った印象になる曲。
いつかは来る瞬間。
それまでになにができるか。
物販の宣伝を挟み、盛り上がりタイム。
14.気をつけた方がいいぜ
15.PARADISE ALLEY
16.最終電車
隣でうたた寝している女の
「タンクトップの胸元が眩しくてたまんない」
本編終了。
アンコール。
次の名古屋ライブの宣伝。
9月はバースデーライブ。
「いいんだよ、手ぶらで」
10月は唄旅。
E1.傷だらけの天使
E2.DOWN
モアアンコール。
1年ぶりのクワトロで歌えて幸せでした。
E3.もうすぐ
さらにアンコール。
出てくるのかなー、と友達に言ったら
「今泉さんがまだカメラの前にいるから
もう一曲やるよ」との答え。
冷静だな、友よ。
で、やっぱり出てきました、小山さん。
「予定にないことさせるな」
じゃ、もう一曲、といことで。
E4.Show Time
これで本当に終了。
都留で河口さんのギターを聞いたとき
あまりにも素晴らしい音色で
「アロブラが上手くなったといっても
あくまでも当社比」と思った。
でも、今日のマーシーのギターを聞いて、違うことを思った。
河口さんの音が入る小山さんの曲はとてもゴージャス。
でもその音は、10年前でも、現在でも、10年後でも、
同じようにゴージャス感を添えてくれると思う。
でも、マーシーの音はそれとは違う。
現在の小山さんに合う音。
そろそろ53歳、27年目の小山さんのパフォーマンスに合う音なんだ。
昔の、こぶしを振り上げていた情熱は
忘れることでも消えることでもないけれど、
完璧に同じ形であり続けることは無理だし、
「昔と同じ」、それを望むことは、くだらないことだ。
いままでの経験で変わった部分もあるけれど
それでも、絶対に変えない変わらない、
そのために戦ってきたこともある。
そうやって、いろんな形になりながらも持続してきたこと、
そうやって、形作られた、現在の小山卓治を表現するのに
マーシーの音は必要なんだな、と、しみじみ思いました。
マーシーは、広島・熊本・大分で揉まれたのかな。
だいぶ「プロとしての胆」が座ってきたような気がする。