本と猫好きの日日社会メモ

本当の豊かさって何?などとたまに考えつつ、日日生活に流されながら、猫と戯れ本を読む・・そんな毎日を時々アップします。

母のミシンと大晦日

2024-12-31 11:55:20 | 日記(日々の出来事)
 福岡、本日晴れています。
 今年は年末ギリギリになってもやはりゆく年くる年モードにならず、お正月はいつもよりちょっと豪華な食事にすればいいやとおせちなどの準備もなく、大掃除もせず、のんびりと大晦日を過ごしています。
 
 特にすることもないので、12月の初旬に実家から持って帰った母のミシンを出してみました。




 母は手芸が好きで、ご近所の皆さん方とパッチワークをしたり、手提げなどの小物を作ったり、そうそう革細工や木目込み人形作りもやっていました。娘が言うのもなんですが、手先が器用でそれなりのレベルの物を仕上げていました。
 ですから実家には母がコツコツと集めたいろんな種類の端切れや手芸用品がたくさんあります。
 しかし、高齢の母が手芸をすることはもうないだろうと思います。
 利用されないこれらのものは、身内に関心のある者がいればいいのですが、私も妹も残念ながら手芸の趣味がなく、お譲りできる方も思い浮かばずで、しばらくはこのまま実家に置かれたままでしょう。
 実家に帰るたびにそれらを目にしていて、ちょっと心が痛んでいたんでミシンだけ持って帰りました。
 
 仕事を辞めてすぐに、洋裁を始めたら楽しいのではと思って、近くの手芸店が開いている洋裁教室に問い合わせをしたんですが、洋裁は人気があって空きがなく、ただいま10人近く待ち。
 教室を辞める人はほとんどいなくて、空きが出るのは、その家族が転勤などで遠くに行くことになって、やむを得ずなんて場合しかないそうで、たぶん数年待ちになるでしょう。飽きっぽい私ですから、その頃には関心が薄れているかも。
 なので、ミシンが家にあっても古くなったタオルを雑巾に縫うくらいかなあ・・・。

 それにしても、ミシンを使っていたのはそれこそ子どもたちが保育園や小学校の頃、学校で使う雑巾や袋類を縫っていた程度。
 その頃は上糸通しも下糸の準備も大変だったのに、いまや指定の位置に糸をセットすれば、自動で針に通してくれるし、下糸はボビンをセットするだけでいい。すごい・・・(どんだけミシンを使ってないのって呆れられそうですが‥)

 それで、いざ糸をセット!とやってみたんですが、どうしても通し方がわからない。これはマニュアルなしじゃ駄目だと気がついたんですが、マニュアルは実家のどこかに・・・ 糸をセットできないと何も始まらない。
 古いミシンだし、どうしたら?と途方に暮れたんですが、ネットを検索したら、同機種のマニュアルが出てきました。


 
 インターネット、ほんとにすごい。ということで、デジタルデータをあまり信じていない私は早速そのマニュアルを出力しました。これでいつか私はこのミシンを完璧に使いこなします。
 年末年始にぜんぜん関係ない話題ですみません。

 新年を迎える意識が希薄ですが、そんな私の周りも平等に時間は流れています。
 もうすぐ2024年、令和6年が終わり、新しい年2025年、令和7年が訪れます。いまは何事もなく過ごしていますが、今年は私にとって仕事を離れるという大きな節目の年でした。長年溜まっていたもの、大きな変化に戸惑う気持ち、これから先の不安。
 できるだけ明るくと思い書いていたつもりのこのブログも自分のその時々の負の気持ちが出ていたかもしれません。
 でも自分の中のモヤモヤした気持ちを文字にすることで、自分自身が救われるのを感じていました。
 そんな私の文章を読んでくださっている方がいることがわかるとこんなこと考えて恥ずかしいなとか、下手な文章でごめんなさいと思いながらもとてもありがたかったです。
 自分の気持ちがこれからどう変わっていくか、これからの人生をどう進んでいくのか、そのために過去を振り返るための記録として、臆面もなくこれからもこのブログを書いていくだろうと思います。

 年末のこの後に及んでも訳の分からないことを書いていますが、こんな文章を読んでいただき、ありがとうございました。よかったら、来年もどうぞよろしくお願いします。
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