本と猫好きの日日社会メモ

本当の豊かさって何?などとたまに考えつつ、日日生活に流されながら、猫と戯れ本を読む・・そんな毎日を時々アップします。

社長に関する本を立て続けに読んでみた!

2014-08-16 18:08:00 | 本・雑誌、読書
ちょっと古いですが、2014年8月4日号日経ビジネスの「BOOK新刊届きました」で紹介されていた本を読んでみました。

「三者三様の「社長像」」ということで、吉越浩一郎著『社長の掟』、高原豪久著『ユニ・チャーム共振の経営』、井上和幸著『社長になる人の条件』の3冊が紹介されていました。

私にとって“社長”の話は無縁で、普通だったら読んでいなかったと思いますが、仕事でリーダーシップについてちょっと考えていたところでしたので、たまたまこのページを見つけ、最もリーダーシップを必要とする社長さんの本を読んでみようかなと思った次第です。

紹介記事中『組織のトップに立つ者の覚悟やすごみを感じさせる内容』というフレーズが気になって、吉越浩一郎氏の『社長の掟』を読んでみました。
著書では『残業ゼロの仕事力』を知っていましたし、穏やかな風貌の写真から、スマートな話なのかなと想像して読み始めると紹介文どおりすごい。

トリンプ・インターナショナル・ジャパンで19年連続増収増益の実績は、並大抵の考え方、行動力ではできないことなんだなあと申し訳ないくらい当たり前の感想を持ちました。

あまりに衝撃的だったので、その感触が忘れられず『ユニ・チャーム共振の経営』も読んでしまいました。こちらは凄すぎる創業社長の後を引き継いで、大きなプレッシャーを受けながら自分らしい経営をされている。
ユニ・チャームの具体的な経営内容がかなり書かれていて、『社長の掟』とは違った読後感がありました。そして、その面白さをさらに継続させたく『社長になる人の条件』に突入。

こちらは人材コンサルティング会社の社長さんが書かれたもので、書名のとおり、社長になる人の条件を拾い出したものでした。
これは前2冊に比べ、感動は少なかったものの、前2冊のまとめにもなるような本で、もう一度ゆっくり読んでみたいと思っています。

で、これで止まりませんで、以前に買っていて本棚に積まれていた冨山和彦著『結果を出すリーダーはみな非常である』を引っ張り出して読んで、これからも前3冊と同じものを感じました。かなりおもしろかったです。

こうなると過去の桁外れの経営者のものを読みたくなって、オムロンの創業者立石一真氏を功績を書いた湯谷昇羊著『「できません」と云うな』を読んで、仕事にかける情熱の違い、あまりの違い・・・豊かになった今の日本が、この時代の人たちと同じ気持ちになることはないのではないか、発展し続けているアジア諸国にはこの人たちと同じように仕事をしている人たちがいるんだろう・・日本はこのままでは勝てないなあと感じました。

どの本も自分とは別の世界の話でしたが、ぜんぜん及ばずながら自分も周りを気にせずに自分らしい仕事をしよう、皆さんが喜んでくれることを第一に仕事をしよう、きちんと現場を知って仕事をしようなんて考えております。







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