本と猫好きの日日社会メモ

本当の豊かさって何?などとたまに考えつつ、日日生活に流されながら、猫と戯れ本を読む・・そんな毎日を時々アップします。

定年退職と再任用満期退職の送別会

2016-02-20 11:37:30 | なるほど・備忘・お気に入り&その他雑感
そろそろ3月末の退職送別会を考えるこの時期、我が事務所でやれやれ・・・なことがあったので、この残念な気持ちを記録に残しておきます。

今年度、我が事務所で定年退職を迎える方はいませんが、定年退職後、再任用の期間が終わって職場を去る方(Aさん)がいらっしゃいます。

転勤する前の事務所では、定年退職の方と再任用満期の方がいらっしゃったときに、定年退職の方には退職送別会を、再任用の方は、他の定期人事異動者と一緒に送別会をいたしました。

それがこの事務所では、今年の3月、定年退職の方と再任用満期の方がいらっしゃって、その送別会が一緒。

私的には、長年働いてきて定年退職を迎える方と一度定年退職して、盛大な送別会を開いてもらった方を一緒にするという感覚にちょっと違和感。

再任用の方は、再任用期間が終わって、ついにこの組織を離れることになるという大きな節目ではあるかもしれないけれど・・・

それで、今回再任用満期を迎える方はというと、対象となるのが自分だけで、わざわざ送別会をしてもらうのも申し訳ないんで、一般の送別会で構わないとその方から言い出されていました。

それなら、その方の気持ちを尊重して・・というほうに決まりかけたのですが・・

事務所の他の再任用職員さん、その方は親睦会の幹事もされているのですが、その方(Bさん)から待ったがかかった。

その方曰く、定年退職の方は人事異動で来られて事務所在籍は2年程度になる。それに対し、大方の再任用がこの事務所で5年程度を過ごすのに、なぜ短い期間のほうだけの送別会をするんだ・・・らしいです(直接聞いてませんが)。

まったくはあ?ですよ。自分だって既に退職送別会を開いてもらったでしょ!


それで、退職送別会を固辞されているAさんに話をしてやはり送別会を開かせてもらうことになったらしい。

その説得(?)役をそのご意見再任用幹事Bさんに一任されたらしいですが・・・

Bさん、皆さんがいる前で、Aさんにお話を始められて・・・

それが・・

「Aさん、ここで再任用満期を迎える方がこれからもいるから、その方々のためにも、今回退職送別会をさせてもらえないか。」

またまた、はあ?です。

Aさんは、ご自分の気持ちで、派手なことをしなくていいって言ってくださっているのに、その方のために退職送別会を開きたいと思っているかと思いきや、なんと次の方々のために・・って説明。

何だ、あんたの再任用満期の時に、退職送別会を開いて欲しいんかい! だから言ってるんかい!

たかだか、親睦会の話。目くじら立てることではないけれど、世の中、こんな発想をする人もいるんだなあって。

ほ~んとたかだか、親睦会の話だけれど、その人の人間性がばっちり見えて、寂しくなった出来事でした。


ちなみに私は退職送別会って、長年働いてきた人をお疲れ様ってねぎらう意味があって、送別の意味よりもそちらが強いように思っています。

だからやはり、定年退職を迎える方だけを主役にしたいですね。
コメント
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