世界に一つだけの姥花日記

貴方は貴方らしく私は私らしく、世界にただ一つだけのきれいな花を一生懸命咲かせましょう。
シニア主婦の平凡な日記です。

初秋の尾瀬ヶ原

2014年09月04日 | 国内旅行


<尾瀬ヶ原と東北最高峰 尾瀬燧ケ岳>

すっかり秋らしくなった東京です。朝晩は寒いくらい。このまま本格的秋に突入でしょうか。

人間とは勝手なもので、あれほど暑い、暑いと大騒ぎをしておきながら、いざこうして涼しくなると、

去り行く夏を惜しみたくなるものです。

 

尾瀬は既に初秋を迎えていました。

尾瀬の秋は水芭蕉の咲く6月ごろと並んで、その美しさには定評があります。

さて8月28日、我が家を早朝5時すぎに愛車で出発、途中休憩をいれ、目的地鳩待峠に午前9時に到着。

すでに駐車場は満杯状態。かろうじて1台分だけ空いていて、そこへ滑り込み駐車。一泊二日で駐車料金3500円也。

 

シーズンオフにも関わらず、相変わらず人気の高い尾瀬です。

一日目の行程は、鳩待峠→山の鼻→尾瀬ヶ原散策→山の鼻尾瀬ロッジ宿泊

 

鳩待峠(1591m)から山の鼻(1407m)までは約200mの下りで、歩きはじめは石ごろごろで少し歩き難いですが、
その後は良く整備された木道が続き、下りですので1時間足らずで山の鼻
に到着します。

しかし木道は最近の悪天候でしっかり湿っていて滑りやすく、油断は禁物。

時折陽も射し、予報が外れたことに心はウキウキ。足取り軽く、気持ちの良い森林浴です。

左手側には翌日登る穏やかな稜線の至仏山(2228m)が時折顔を覗かせています。

「どうか明日も今日のような穏やかな天候でありますように!待っててね至仏山!」

山の鼻で早い昼食をとり、散策に不要な荷物を尾瀬ロッジに預け、荷を軽くして、初秋の尾瀬ヶ原散策に出かけました。

尾瀬は昨年の8月初旬にも訪れています。その記事はこちら ↓

憧れの尾瀬(前編)~大清水から見晴らし十字路まで

憧れの尾瀬(後編)~尾瀬ヶ原から鳩待峠

その際、湿原から仰ぎ見る至仏山は、裾をゆったりと広げて美しく横たわり、私の登頂欲を駆り立てました。

尾瀬ヶ原は赤く輝く草紅葉の季節にはまだ少し早く、観光客も少ない静かな散策となりました。


 


<尾瀬ヶ原&至仏山>


<尾瀬ヶ原に点在する池塘は1800個とか・・・・>

 

8月末はシーズンオフで、夏の花、秋の花の狭間ゆえ、お花もあまり期待していませんでしたが、
とんでもない!たくさんの高山植物に出会えました。これはとてもうれしい事でした。

それでは尾瀬ヶ原で出会ったお花の紹介です。もし名前に間違いがありましたら、どうぞ遠慮なくご指摘ください。

 
<左:オクトリカブト 右:ソバナ>

 

 
<左:ミヤマアキノキリンソウ  右:ウメバチソウ>

 
<未草(ヒツジグサ)>

  羊ではなく「未」。 未の刻(午後2時)ごろ咲くので未草。 

偶々中学生を引率してきたネイチャーガイドに教えて貰いました。 私は羊とばかり思っていました。

池塘に咲く美しい水草です。

 
<左:ゴマナ 右:イワショウブ>

 
<左:オゼミズギク 右:サラシナショウマ>

 
<左:サワギキョウ 右:タムラソウ>

 
<ノリウツギ>


<アケボノソウ>

この日は約14キロ、23000歩歩きました。3時半に尾瀬ロッジに到着。

暖かなもてなしを受け、質素ながら心のこもった夕食に清潔なお部屋、そしてお風呂。明日への活力となります。

 

翌日はいよいよ至仏山へGO!

 

追記

山小屋さんにお花の名前を教えて頂きました。一部訂正、書きたしております。

山小屋さん、ありがとうございます。

 

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コメント (13)
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