世界に一つだけの姥花日記

貴方は貴方らしく私は私らしく、世界にただ一つだけのきれいな花を一生懸命咲かせましょう。
シニア主婦の平凡な日記です。

雪原を歩く~美ヶ原 初日のハプニング

2015年03月08日 | 登山 ハイキング ウォーキング


<研ぎ澄まされたピュアーな白の世界>

真っ白な雪原、一面の銀世界でノスーシューで楽しんでまいりました

3月4日~6日まで2泊3日の予定で信州美ヶ原高原(山頂2034m)、今年2回目のスノーシューです。

以前から一度泊まってみたいと思っていた高い評価を得ている山頂のホテル「王ヶ頭ホテル」。

スノーシュー案内つきの一泊二日宿泊プランにもう一泊の延泊をつけ予約していました。

「王ヶ頭ホテル」は評判に違わぬ素晴らしい心地よいホテルでした。

しかしハプニングもありまして・・・・・

東京新宿から特急「あずさ」に乗り、終点松本まで参ります。

冬季はホテルまでの道路は一般の車両は通行止め、ホテルから送迎バスのサービスがあります。

 

出発時刻12時ジャストに松本駅を出発、山頂ホテルまで約1時間の予定です。

途中可愛い鹿がバスを恐れることもなく、じ~っとコチラを見ています。鹿はあちらこちらで見かけました。

 

何しろ一気に1500mを上がるのですから、大変です。徐々に積雪も深くなり風も強くなってきました。

この日の予報はこの近辺の山は大荒れです。

それでも強風で雲は勢いよく流れ、澄んだ青空と雪の白さのコントラストの美しさに皆感嘆の声を上げていました。

私たち乗客にはまだまだ余裕がありましたが、ドライバーさんには無線で雪道の状況が刻々と入り、何やらただならぬ様子。

高度を上げるに従って、風は益々強く、地吹雪となって道をふさぎ、バスもよく揺れること!

胃の中身も脳味噌も全て攪拌され、グチャグチャになりそう。そのためか少し頭痛が・・・・。

除雪車に先導される形でノロノロと走っていたバスも、遂に先へ行けなくなりました。バスは3台です。

ドライバーも無線で指示を仰ぐしかなく、皆バスの中で待機。ここまでで、既に1時間以上のオーバー。

暫くして3台の雪上車が迎えにきました。全員雪上車に乗り換えやれやれと思ったのですが・・・・。
(定員の関係上、私と夫は別々の雪上車へ。私、1号車、夫2号車)


<このカッコイイスタッフのお兄ちゃんにちょっぴり疲れも吹き飛んだばば~です>


<2号車に乗った夫が私の乗った1号車の雪上車を撮った一枚です。今にも倒れそう!>

私の乗った雪上車は順調(?)に山頂を目指し、予定時刻を2時間以上遅れましたが、4時前にようやくホテルに到着。

しかし待てど暮らせど夫の乗った2号車が来ない!

なんとその雪上車はキャタビラがはずれ、ホテルまであと少しと言うところで動けなくなって雪道で立ち往生。

道を塞いでしまった2号車の後ろに続く3号車も前へ進めず、さ~大変!

唯一ホテルにたどり着いた1号車がピストン2往復してお客を運ぶことになりました。

夫がホテルに着いたのは私から遅れて30分、さらに3号車の方は午後7時ごろになったとか。


<ようやくホテル前に到着した夫の乗った雪上車>

実はさらに松本を3時半に出発するお迎えの第2便もありました。

聞くところによるとその方たちは到着が9時過ぎになったそうです。

しかしそれらのハプニングも自然が相手のこと、誰の責任でもありません。

その後のホテル側の対応とお客に対する気配り、サービスは素晴らしく、その災難(?)をぬぐうに充分でした。

普通はホテル玄関前までバスが行くそうです。今日のようなことは年1回あるかないかだとか。

これも貴重な体験、良い思いでになりました。

 

もうひとつの思いがけない出来事がこの後に続くのですが、長くなりましたのでそれは次回と致します。

私の身に起こった少々恥ずかしい、でもちょっと心配な出来事です。

(注:最後の1枚以外の雪風景は窓を少し開け、全てバスの中から撮りました)

 

 

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コメント (16)
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