世界に一つだけの姥花日記

貴方は貴方らしく私は私らしく、世界にただ一つだけのきれいな花を一生懸命咲かせましょう。
シニア主婦の平凡な日記です。

雪原を歩く~美ヶ原スノーシュー

2015年03月13日 | 登山 ハイキング ウォーキング

ようやくスノーシューの様子をアップすることができます。なかなかここまで到達しませんでした。

ついついサービス精神旺盛で(笑)、あまりに載せたい画像、お話したいことが沢山ありすぎて

でも考えてみればどれもこれも同じ写真、ひろ~い大雪原ばかりです。今回も!

もう雪景色はウンザリと思われる方はスルーしてくださいね。今回は面白い話は何もありません。

写真ばかりですので、さ~っと見てくだされば結構です。

 

王ヶ頭ホテル主催のスノーシュープログラムで予約を申し込みましたが、スタート直後私達はツアーを離脱しました。

 
<講師が周囲の山々を説明しています。この直後に離脱>

と言うのは、私たち以外はその日の午後のバス便で美ヶ原を離れる方ばかり。

お天気も良く見晴らしもよいので、二人でのんびり自由に歩いても危険はないと判断したからです。

午前中はまず美ヶ原のシンボルともいえる「美しの塔」周辺まで往復。

ツアー組みは反対側「王ヶ鼻」方面を目指したため、この何処までも続くひろ~い大雪原を独り占め、いえふたり占め。

出会ったのは「山本小屋」方面からやってきた若者3人だけでした。

 
<後方は王ヶ頭ホテルとアンテナ群>


<スノーシューポーズ!>

この写真1枚だけはスマホの写真です。後方は八ヶ岳連峰。丸いお鉢のように見える山は蓼科山、

一番高い山が八ヶ岳の主峰赤岳です。


<美しの塔>

ホテルから見ると何もない大雪原にポツンと小さく見える美しの塔。

濃霧になることが多く、遭難者が多発する美ヶ原に、警鐘を備えた避難所として1954年に建てられました。

こんな所で迷ったら本当にどうしてよいか分からないでしょう。

 
<後方に美しの塔が見えます>

昨日の強風でできた美しい雪紋があちらこちらに。その自然のアートを壊さずに避けて通るのが難しいほどでした


<ソフトクリーム、泡だてた白身メレンゲのようです>

一度ホテルに戻り昼食をとり、再びスノーシューイング。今度は反対側の「王ヶ鼻」(2008m)に向かいます。

頭があれば鼻がある!王ヶ鼻はホテルから往復1時間45分、美ヶ原台地の西の先端部にあります。

遠くから見ると、まさに突き出た鼻のようで絶壁になっています。

王ヶ鼻まではそれなりのアップダウンがあり、「美しの塔」へ行くより少しきつかったかな?

こちらは昨日夫が乗っていて、キャタビラが外れてしまった雪上車。まだバス道を塞いでいました。

どうするのかしらと心配していましたら、帰路には姿がなくく、取り払われたようです。

これで私たちは明日、ホテル玄関から松本駅までバスで送っていただけるわ、と安心しました

王ヶ鼻の先端には沢山の石仏が置かれています。全て信仰の山、御嶽山の方向を向いています。

この石仏も昨年9月の御嶽山の噴火をただじっと見つめているだけだったのかと思うと、複雑な気持ちになりました

神は、仏は、いるのでしょうか?

5時40分日没です。ホテルの西側は三角点のある箇所に皆が集まり始めました。

私はやはり少し疲れていたので、ホテル内で日の入りを見ることに。夫はカメラを持って出て行きました。

雲の多い日没でしたが、周囲を赤く照らしながら乗鞍岳方面に真っ赤な夕陽が沈んでいきます。

午後は雲が低く垂れ込み、見ることのできなかった北西側の北アルプスがシルエットとなってくっきりと浮かび上がりました。

中央尖っているのが槍ヶ岳です。左に穂高連峰が続きます。なんという美しさ!感動です!


<赤く染まる空に噴煙を上げる御嶽山>

昨年の噴火がまるでウソのように静かに堂々と佇む御嶽山です。

 

翌日は午前のバス便で松本まで送っていただきました。

いろいろハプニング、トラブルのあった美ヶ原スノーシュー旅行でしたが、それもまた忘れられない思い出となりました。

またこの王ヶ頭ホテルは自信を持ってお勧めできます。従業員の皆様、お世話になりました。

季節を変えてまた是非訪れてみたい美ヶ原高原です。

 

 

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今日もご訪問有難うございます。

次回はちょこっとだけ松本の記事を載せて今回の旅行記事は終わりと致します。

長い間お付き合い下さり有難うございます。

コメント (16)
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