今日はお盆の入りとなります。
関東甲信越地方では生憎の空模様で、これではお墓参りもままなりませんね。
先日実家の両親のお墓参りは済ませました。
そしてお寺さんの「施食会」(せじきえ)に参加したことは前回の記事にも記しました。
一般にお盆と言われていますが、、正しくは「盂蘭盆」といいます。
先日の法話で改めて「盂蘭盆」が古代インド語の「ウランバーナ」を漢字に当てはめたものだと知りました。
お釈迦様の弟子である目連尊者というお坊さんが餓鬼道に落ちた自分の母親を救うために、
お釈迦様の教えを聞き、仏道に励んでいるお坊さんたちに食を施す供養を行い、
その孝徳によって母親が天上界に救われたという話から生まれたおつとめです。
が、いつも私は父や母は天国にいると信じていますので、このおつとめの意義がいまだによく理解できません(スミマセン)。
私の実家は曹洞宗、嫁ぎ先は浄土真宗。
浄土真宗では盂蘭盆会という特別なおつとめはなく、行事もとても質素です。ある意味助かります。
この目連尊者の孝養心をたたえ、親子共々、揃って御墓参りをし、ご先祖様に感謝する日との位置づけで良いそうです。
今年は私たち夫婦だけで迎える静かなお盆です。今からお仏壇を清め、お墓参りに行ってまいります。
雨やんで欲しいな~。
昨日は一日早いお棚経が姉の家でありました。実家のお仏壇は長女である姉の家にあります。
電話では始終長話をしていますが、会って話をするのは久しぶりです。
姉は夫の看護介護もあり、疲れが出ているのでしょうか。体調がすぐれないように見えました。
昔はもっともっと輝いてたわよ、お姉さま!元気を出してください。
それぞれのご家庭でご家族おそろいでご先祖様をお迎えのことでしょう。
賑やかな楽しいお盆でありますことをお祈りいたします。
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