世界に一つだけの姥花日記

貴方は貴方らしく私は私らしく、世界にただ一つだけのきれいな花を一生懸命咲かせましょう。
シニア主婦の平凡な日記です。

何故こんなことが!~門限

2015年08月23日 | 呟き


<イタリア・ドロミテの花  リンドウ>

ここに記すのも躊躇われるほど残忍で猟奇的で痛ましい事件がまたもや発生してしまいした。

数ヶ月前の川崎中学生のリンチ殺人事件を思い出し、胸が痛く苦しくなります。

何故こんなことが起こってしまったのか?何が原因なのか!

ニュースやブログでいろいろと言い尽くされているので、あえてここでは触れません。

犯人が一番悪いのは言うまでもないことですから。

一日も早く事件の全容を明らかにし、不幸にも亡くなったまだあどけない中学一年生の二人の

安らかな眠りを祈りたいと思います。

 
<イタリア・ドロミテの花アルペンローゼ>

子供たちが高校生、大学生の頃、夫が良く申しておりました。

犯罪の起こる確率は圧倒的に夜間。できる限り夜間の外出は避けたほうがよいと。

あの時代、普通の子供達が夜出歩くなんてことは皆無でした。まず子供が怖がりました。

今の子供たちは夜の暗い道、平気なのでしょうか?まずそれから疑問です。私だって怖いのに。

我が家は娘が大学生になったとき門限を午後10時と決めました。

それまでは門限はありません。門限を決める必要もなかったのです。明るいうちの帰宅が当たり前でしたから。

大学生で門限10時は友達間ではかなり厳しいものであったようです。

当時は今のように携帯も普及しておらず、帰宅時間の連絡は簡単にはできません。

娘は遅れそうになるといつも走るようにして帰ってきました。「セーフ」と言いながら玄関に飛びこんでくることも(笑)。

サークルの男子学生が車で自宅まで送り届けてくれるときも、10時過ぎると、玄関で仁王立ちになって待っている私に、

車から飛び降り深々と頭を下げ、「遅くなり、申し訳ありません」と謝る姿を今でも懐かしく思い出します。


<イタリア・ドロミテの花  バターカップ>

最寄駅から我が家までは比較的密集した住宅地を歩いて7分、

少々遠回りしても交通量の多い明るい道を通るように指示し、やむ終えないとき以外は迎えには行きませんでした。

20歳を迎えたとき、彼女からプレゼントのリクエストがありました。なんだとお思いですか・

「門限1時間延ばして、11時にしてください、それだけでいいですから。他は何もいりません」と。

今のお婿さんと良いお付き合いしていた娘にとっては午後10時の門限はあまりに早すぎたのでしょうか。

私たちは娘も彼も信頼していましたので、快くOKしました。

大学生ですら門限午後11時です。中学生が深夜の街をうろつくなんて、これは家出以外のなにものでもありません。

こういった子供達に夜間の怖さを教え、護っていくのは大人の責任であり、義務です。

携帯のない私たちの子育て時代は、ある意味子供の交友関係、行動が把握しやすく、やりやすかったかもしれません。

今回のように携帯(スマホ)、防犯カメラが犯人検挙の手がかりになるだけでなく、

犯罪の大きな抑止力になることを願ってやみません。

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コメント (12)
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