↑の写真はニュージーランド最高峰マウント・クック(3724m)
皆さん、お久しぶりです。先週末ニュージーランド山旅から無事帰国しました。
北島オークランドの空港で無料WiFiでネットが繋がり、この度の熊本大地震を知りました。
それでもその時はどこかよそ事の如く思えピンときませんでしたが、帰国しビックリ!こんな大惨事になっているなんて!
夢心地だった旅行の思い出もどこかへ吹き飛び、現実に引きもどされた感じです。
被災された皆様、地震の犠牲になられた方々には心からお見舞いとお悔やみを申し上げます。
日々流れる大地震の惨状に心を奪われ、海外旅行のブログアップなんてとてもできる心境ではありません、
と申せば聞えはいいですが、これは建前半分、本音半分。長らくお休みするとPCのキーボートを打つ手も鈍ります。
↑ ミルフォードトラックハイキング
それでもそろそろ書き始めなければ、新鮮な思い出も消え失せてしまいそうです。
という訳でボチボチ、私の山歩きの如く、ポ~レポ~レと綴ってまいります。
こんな非常時に海外旅行の記事なんて、と不快に思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、どうぞご容赦ください。
今日はプロローグとしてニュージーランドの大まかなご紹介です。
皆様も良くご存知の通り、ニュージーランドは南半球、オーストラリアの南東に位置する日本と同じような島国です。
2011年2月、南島クライストチャーチで大きな地震があり、多くの日本人留学生が亡くなるという悲しい惨事がありました。
そうです!ニュージーランドは地震国でもあり、それゆえに日本と同じように四季があり、自然の美しい国です。
固有の植物、動物も多く、飛べない鳥”キウイ”は有名です。
そのキウイ、今では絶滅に近い鳥ゆえ、離れ小島で隔離、保護、生育されているそうです。野生で見ることはありません。
農業や牧畜を主要産業とするニュージーランドでは、外来種の生物・雑菌の持込に対して、大変厳しく、神経質です。
日本の小笠原諸島に似ていますね。(行ったことはありませんが・・・)
空港では厳重なチェックがあり、登山靴やスパッツ、ストックなどの泥土は全て綺麗に洗い落としておかないと、空港別室で洗わされる羽目になります。
それだけではなく、罰金も課せられることがあるとか(NZ$400以上)。
アウトドア用品や食料品を持ち込む場合は、ほぼ100%とスーツケースを開けららます。勿論私たちも!
その話は充分に聞いていましたので、それは見事に洗って行きました。審査官は私の登山靴底をみて一言 ” Very good !"
しかし外来種入国に厳しいニュージーランドではありますが、住む人間は特に固有種に拘っていないようです(笑)。
多民族国家です。多民族国家ゆえに宗教も様々で、結果として現在は無宗教の人が増えているようです。(現地の方の話)
とにかく人が居ません。広々とした牧場に羊と牛ばかり(もちろん都会は別ですが・・・・)。
町も小奇麗で、とてものどかな、時がゆるやかに流れる美しい夢のような国です。
ツアーリーダーは日本語ペラペラのニュージーランド人。さすが地元に密着した普通では味わえない素晴らしいガイド振りでした。
それでは次回はいよいよミルフォードトラックのハイキングへご案内!