世界に一つだけの姥花日記

貴方は貴方らしく私は私らしく、世界にただ一つだけのきれいな花を一生懸命咲かせましょう。
シニア主婦の平凡な日記です。

五輪の名花 散る

2016年09月01日 | 日常の生活

日中は残暑厳しいものの、朝晩はすっかり秋らしくなりました。

関東地方は幸い台風は免れましたが、東北、北海道には大きな爪あとを残しました。

昨夜はまた熊本に大きな地震。今年は中抜きの天災に東京に在住する私は心痛みます。

どうかこれ以上東北と九州を痛めつけるのはやめてくださいと、神様にお願いしたい気分です。

この度の災害で被害にあわれた皆様には心よりお見舞い申し上げます。

 

昨日思い出深い五輪の選手の訃報が飛び込んでまいりました。

1964年東京五輪、1968年メキシコオリンピックの体操女子個人総合優勝のチャスラフスカさんの死です。

今でもはっきり覚えています。体操選手にしてはややふくよかな妖艶な肢体で、華のある美しい演技でした。

今の体操のようなアクロバッティックな技術はありませんでしたが、

その優雅な女性らしい動きは、フ観る者全ての心を捉え、魅了してはなしませんでした。

特に床運動はよりバレエ的なしなやかな動きで、本当にうっとりしました。

You-Tubeで彼女の1968年メキシコオリンピックの床運動の動画がありましたので、

ここに無断で貼り付けさせて頂きました。

 

CASLAVSKA V. 1968 FX

今観てもその美しさは世界一ですね。

またチャスラフスカさんは、68年の母国チェコスロバキアの民主化運動「プラハの春」を支持し、

メキシコオリンピックへの参加も一時危ぶまれたそうです。

その後も政府に厳しく監視され不遇な時期もあったようですが、

89年共産党政権が崩壊以降、彼女は名誉回復、英雄として賞賛されました。

大変な日本びいきで、彼女のメールアドレスにはsakura1964がふくまれていたそうです。

スポーツだけでなく、一国民として信念をもって大きなものに立ち向かうその精神と姿勢には心打たれます。

偉大な方でした。ご冥福をお祈りします。

 

そしてもうひとり、私は忘れられないオリンピック選手がいます。

札幌オリンピック、フィギュアーのアメリカ女子代表ジャネット・リンさんです。当時18歳!現在63歳。

「銀盤の妖精」「札幌の恋人」と呼ばれ、その愛くるしい笑顔で人気を博しました。

尻餅をついても最後まで満面の笑顔で滑りきったジャネットさんは、国民的アイドルとなりましたね。

彼女もまた世界の平和と愛を訴え、選手村の部屋の壁に「Pease & Love」と刻んだ話は有名です。

これもまたYou-Tubeで見つけましたので貼り付けます。

札幌オリンピックを思い出しながらご覧下さい。

 

Janet Lynn 1972 Sapporo Olympics

 

 

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コメント (4)
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