私の転倒歴とでも申しましょうか、恥ずかしながら、若いころからよく転びました。
特に60歳還暦を過ぎたころから、なんで~こんな所で?と自分であきれてしまうようなところで。
山登りを始めたことも転ぶ回数が多くなった理由ではありますが、とにかくバランスが悪いのでしょうね。
ちょっとした段差、また飛び出しているものに足を引っかけて躓いたり、その原因はいろいろです。
どこか詰まっているのではないかと脳の検査もしました。歳相応と!
ある方は目のせいではないのと慰めてくださいますが、どうでしょうか。
白内障の手術をして、確かに暗い場所での階段などは怖くなくなりましたが・・・。
昨年秋から始め、ケガやら白内障手術やらで、しばらくお休みしていたサーキットトレーニングを1週間前から再開しました。
サーキットトレーニングはマシーンを使って筋肉を鍛える運動と有酸素運動(踏み台昇降)を交互に行い、身体をきたえるというものです。
わずか30分ですのでとても気軽にでき、私のような高齢者にはぴったりです。
そのジムスタジオで「転倒予防セミナー」という実践を兼ねた講習がありました。
皆さんはロコモティブシンドロームという言葉をきっとどこかで聞いたことがあおりでしょう。
加齢による運動器(骨・筋肉・健など)の障害により、「要介護になる」リスクの高い状態をいいます。
ロコモに気づく7つのチェック!
1)片足で靴下がはけない。2)家の中で躓いたりすべったりする。3)階段を上がるのに手すりが必要
4)家のやや重い仕事が困難(掃除機を持ち上げるなど)5)2Kg程度の買い物をして持ち帰るのが困難
6)15分ぐらい続けて歩くことがつらい 7)横断歩道を青信号で渡り切れない。
幸い私は今のところどれもクリアーできているので、心配いらないかもしれません。
が、いつなんどきこのロコモシンドロームがあらわれるやもしれません。
そこで今日の講習です。
ここでご紹介するまでもなく、皆さん、きっと日々鍛えていらっしゃることでしょう。
椅子に座っての腿上げ、つま先上げ、かかと上げ、TVを見ながらでもできます。
横に垂直に横たわっての片足上げ、足を横に一歩出し、反対の足を寄せるステップタッチ、
そしてスクワット。これは正しいスクワットをしなければ、腰に負担がかかり、かえって逆効果だそうです。
胸の前で両掌を合わせ力を入れて押し合う両手押し。
どれもとっても簡単なエクササイズです。これだけでいいの?と思いますが、継続してやることが大切。
早速今日から実践したいですが・・・・・。
4月からは「転倒予防」レッスンのプログラムもできるそうですので、参加しようかな。
そうそう、加齢による筋量の減少は大腿四頭筋(太もも前側)が一番、
次が直腸筋、上腕三頭筋、上腕二頭筋、大腿二頭筋(太もも後ろ)だそうですよ。
山登りの翌日太腿前側が痛くなるのはそのためですね。鍛えなければ!
拙文を今日もお読みいただきありがとうございます。
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