<ナイアガラのカナダ滝>
成田を夕刻にたちカナダトロントまで12時間のフライト。長~い!
いつものことながら、これが高齢者にとっては海外旅行の一番の難関です。
しかしここをクリアしなければ海外旅行はできません。
日付変更線を超え同日(23日)午後トロントへ無事到着、
開拓時代の面影を残す街、ナイアガラ・オン・ザ・レイクへ向かいます。
<ホテルとその中庭 レンガ造りの高級感あるホテル 昔は缶詰工場だったそうです>
カナダは今年建国150年を迎える記念の年。
先住民の暮らす大地にヨーロッパ人が入ってきたのが16世紀以降。
英仏の植民地争奪戦を経て英国植民地となりましたが、
米国と国境を接するアッパーカナダは再び米国占領の脅威を受けます。
しかし英国軍と共に先住民も果敢に戦い米国軍を撃退、
1867年自治領カナダ政府が成立、今のカナダの誕生です。
その英仏植民地時代のアッパー・カナダ(現オンタリオ州)の初の首都として栄えたのが
このナイアガラ・オン・ザ・レイクです。
街のシンボル、メインストリートにある時計塔。第一次世界大戦で亡くなった兵士の慰霊塔でもあります。
白い馬車の良く似合う街です。
古いイギリス風の街並みや歴史ある建物が現存し、メインストリートには数々のショップが並ぶ美しい街です。
一歩通りを入れば、静かな瀟洒な住宅地。お庭を駆けずる可愛いリスを何度も見かけました。
また米国と同じく、特別な日でもないのに各家が国旗を掲げ、国民の愛国心の深さに感動しました。
2日目はいよいよ楽しみにしていた世界三大瀑布のひとつ「ナイアガラの滝」の見学です。
皆さんもよくご存知、ナイアガラの滝はカナダ滝、アメリカ側のアメリカ滝、ブライダイルベール滝の3つからからなっています。
<アメリカ側から発着するクルーズ船の乗客のカッパは青>
<カナダ側の船の乗客のカッパは赤 今からあの船に乗ります>
もっとも有名で壮大、圧巻なのが何といっても馬蹄形の幅675m、落差56m、滝壺の深さ55mの巨大なカナダ滝です。
凄まじい水量で、立ち上る水煙がまたものすごく、滝の全容をなかなか見ることができないほどです。
滝を巡るにはいろいろな楽しみ方があるようですが、私たちは最もポピュラーなアトラクション、船に乗って滝壺まで近づきました。
全員赤いカッパを着こみ乗船、靴も濡れるということで最初からゴアテックの山靴。これは正解!
カメラは濡れないよう細心の注意を払いながら、それでもできれば防水カメラがいいでしょう。
夫は一眼を諦めコンデジ。
<船上からアメリカ滝>
カナダ滝は以前は浸食により1年に1m後退していったとか。
今は改良工事により年3センチの後退で済んでいるそうですが、
いずれはエリー湖に吸収されてしまうだろうと言われているそうです。聞きしに勝るカナダ滝の迫力でした。
<水の壁だ~!>
ちなみにナイアガラの滝は五大湖の一つエリー湖とオンタリオ湖を結ぶナイアガラ川にあり、
アメリカとカナダの国境となっています。
また世界三大瀑布のひとつでありながら何故かこの滝だけ世界遺産になっていません。
もう少しゆっくりしていろいろな楽しみ方をしてみたかったナイアガラの滝ですが、時間がありません。
ナイアガラの滝を後にし、昼食時間を挟んでワイナリーへ急ぎました。
カナダってワインでも有名だったのですね。
道路沿いに点在するワイナリーの数とどこまでも続く広いブドウ畑に驚きました。
ワインといえばドイツ、フランスワインぐらいしか知らない下戸の私です。
その中の一軒を訪れ、解説付きでワイン貯蔵庫も見学をさせていただき、テイスティングも楽しみました。
最も有名なのがICEWINEだそうで、食前、デザートとして飲まれ、とっても甘い。美味しかったですよ。
でもお値段もすご~く高くてちょっと買う気が起こりませんでした。
今日から2泊3日で夫は高校の山好きの同級生と東北の山へ出かけています。
彼も少し風邪気味、体力が心配ですが、山以外の楽しみもあるのでしょう。勇んでお出かけです。
さ~私は彼の居ない間に、自由気ままに過ごし、何が何でも風邪を治さなければ・・・・。
帰国後、毎晩せき込みが酷く安眠できていません。何としてでもぐっすり眠りたい。
そこで昨夜は就寝前のお薬をやめ睡眠導入剤を飲み休みました。朝までせき込みにも気づかずよく眠れました。
そのせいでしょうか。今日は比較的元気です。やっぱり睡眠は大事ですね。何にも勝る薬です。
今日からコメント欄を開けることに致します。
どうぞ宜しくお願いいたします。、
今日もお立ち寄りくださりありがとうございます。
ブログランキングに参加しております。
お帰りに応援のクリックをしていただけると励みになります.