3日目は美しい街ナイアガラ・オン・ザ・レイクに別れを告げ、
一路紅葉への大きな期待を抱いてアルゴンキン州立公園に向かいます。専用車で約5時間かかります。
カナダの高速道路は大変よく整備され、道路もほとんどが片側3車線以上あり、とても走り易そうです。
快適なドライブのはずが、途中トロント近郊の高速道路上で大事故があり、全面通行止め、高速を降ろされ一般道へ。
当然一般道も混みこみで、どこの国も事故渋滞は迷惑な話ですね。到着がかなり遅れてしまいました。
アルゴンキン州立公園に近づくにつれ徐々に木々が色づいてはきましたが、
最初にも書きましたように、今年は例年になく気温が高く期待したほどの紅葉黄葉の美しさは堪能できそうもありません。
自然を相手に楽しむ旅行はこういったリスクがありますが、それらをすべて覚悟の上です。
ツアー会社のパンフレットにもはっきりと明記してあるところが面白いです。
「花の見頃、黄葉、紅葉、オーロラについては、現地情報や過去のデーターを基に企画しておりますが、
あくまでも自然現象のため十分お楽しみいただけないこともございます。その場合の返金は
ございませんので、あらかじめご了承ください。」と!
へ~、旅行代金を返せ、負けろなって言う人もいるのかしら?
余談ですが某国の方が富士山に雪がないのを見て、あれな富士山ではない、お金を返せと言ったとか言わなかったとか(笑)。
アルゴンキン州立公園はトロントの北にあり海抜550m、面積7630平方キロメートル、東京都の約3,5倍の広さです。
1893年、オンタリオ州で最も古い州立公園として設立されました。
西門と東門をつなぐ全長56キロハイウェイ60号沿線上にたくさんのハイキングエリアがあります。
今回は3回のハイキングをしましたが、さてさてどこをどう歩いたのやら、よく思い出せません。
カナディアンロッキーのように高い山があるわけではないので、殆ど同じ景色にみえてしまって・・・・。
アルゴンキンに入った初日はまずビジターセンターにより、自然の学習です。現地ガイドのSさんはここで働くネイチャーガイド。
<ムース(ヘラジカ)の雄と雌>
<これが面白い!何日の何時何分どこでどんな野生動物に巡り合ったかハイカー自らがが記入します。>
Sさんはとても詳しく説明してくださいましたが、こちらにそれを吸い取る”脳”がなくて、ごめんなさい。
日本語版のガイドブックを購入しましたので、これからお勉強です。
というわけで3日間ロッジ周辺の森や湖のハイキング、ここと場所を指定できませんが、
その雰囲気だけでも共に楽しんでいただければと思います。
日時、場所は多少混乱しているところもありますがご容赦ください。
まずは3連泊する湖畔にたたずむキラニーロッジ。なかなか予約を取るのが難しいと言われているロッジ。
そこはさすがのAツアーです。
ロッジは赤と黒白の3色で統一された一戸建てが点在、すべてのロッジが湖に面し、
まるで絵に描いたような別世界です。
<私たちのロッジ>
<ダイニングルーム(食堂) オフィス>
湖のどこからでも自由にカヌーで漕ぎ出せるようになっていますが、もちろんちょっとした練習は必要。
私たちツアー仲間も私を除いて全員翌日の午後カヌーに挑戦。私は?怖い! それだけの理由です(苦笑)。
そのお話はまた次回に。
まず荷物を各自のロッジに運び、早速ハイキング。といってもこの日は約5キロ、2~3時間の軽いお散歩ですした。
<午後7時半 夕陽に染まる湖>
明日もきっといいお天気!
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