世界に一つだけの姥花日記

貴方は貴方らしく私は私らしく、世界にただ一つだけのきれいな花を一生懸命咲かせましょう。
シニア主婦の平凡な日記です。

甲府昇仙峡

2019年11月09日 | 登山 ハイキング ウォーキング

11月8日!何の日?私たち夫婦の49回目の結婚記念日でした。

特別なお祝いもせず、静かに1日が過ぎていきました。

前回の記事で富士山近郊に紅葉狩りに行くとお伝えしましたが、それは直前に頓挫。

例年ですとこの時期、紅葉が見ごろとなる河口湖周辺も今年は半月ぐらい遅れているようです。

それを知り、木曜日朝になって急遽場所を変更。いろいろ調べているうちに時間はどんどん過ぎていき、

このままだと出発が遅くなるうえに、どうせ遠くまで行くなら、下調べはしっかりしましょうということで、

この日の出発は取りやめとなりました。


次の候補は美しい渓谷美を誇る紅葉の名所「昇仙峡」!東京から日帰りできるエリアです。

十二分の予習をし翌日の金曜日(11月8日)、朝早く我が家を車で出発しました。

1週間前の予報では金曜日は☂でしたが、当日は見事な晴天。紅葉を期待して出かけたのですが・・・。

やや期待外れかな?渓谷沿いは色ずき初め、ロープウェイで上がった展望台は終わりかけ、

一番の見頃はロープウェイからの眺めた山の中腹の景色でした。

昇仙峡は秩父多摩甲斐国立公園内にある渓谷で、秋は紅葉の名所として多くの観光客が訪れます。

標高差のある約10キロにわたる長い渓谷のため、1ヶ月間紅葉を楽しむことができると言われています。

最も有名なのは渓谷の中間、県営駐車場から滝上までの片道3キロのコース。

私たちもこの遊歩道コースを往復しました。


<覚円峰(かくえんぽう)>

渓谷随一の景勝地です。花崗岩が風化水食を受けてできたもので、急峻で直立180mあります。

その昔、澤庵禅師の弟子僧侶覚円というお坊さんが畳みが数畳敷ける広さの頂上で修行したことが、

その名の由来だそうです。迫りくる奇岩は圧巻でした。

もう少し紅葉が進んでいると、もっと見事な景色となるのでしょう。

沢の渓流の白さと空の青、緑と紅の木々、そのコントラストに心惹かれる眺めでした。


<石門>

巨大な花崗岩に囲まれた石門、天然アーチで、先端がやや離れているのがなかなかスリリングです。

地震や台風の多い日本ですが、形が崩れず保たれていることが不思議でなりません。

自然が作り出した石門ゆえに、自然の脅威にもビクともしないのでしょう。


<仙娥滝(せんがたき)>

昇仙峡の最も奥に位置する仙娥滝!

この滝は地殻変動による断層でできた滝で、落差30m、凄まじい水の勢いに圧倒されます。

丁度虹が!滝と虹のコラボ、美しい!マイナスイオンを胸いっぱい吸い込みリフレッシュ。


滝上から数分のところに昇仙峡ロープウェイがあり、1058mのパノラマ台まで乗車時間約5分。

<パノラマ台駅より眼下の荒川ダムを見下ろす>

パノラマ台からは富士山や南アルプスが一望できます。

<雲の上にかろうじて顔を出す富士山>

<南アルプス 右側の三角の山は甲斐駒ヶ岳>

また山頂駅から10分程度の場所には見晴らしの良い展望台があり、金峰山が見えます。

<中央正面金峰山>

あの五丈岩も確認できましたよ。自分の上った山を遠くから眺めるのは気持ちの良いものです。


しばし360度の展望を楽しみ、すっかり山登りをした気分になりました。

ロープウェイで下山、「滝上」のお店で「ほうとう」で遅い昼食。再び同じ道を引き返し、駐車場へ。

13939歩歩きました。

渓谷の紅葉は11月中旬ぐらいが見頃でしょうか。今年はどこもかも遅いようですね。


夫婦で元気にウォーキング、自然に触れた49回目のアニバーサリーでした。

少しでも長く夫婦そろってアニバーサリーをーむかえたいものです。



<ウォーキングの記録>

11月7日:6462歩

11月8日:13939歩

11月9日:2867歩



 


 

コメント (8)
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