何と寒い日が続いたことでしょう。完全な冬への逆戻りでした。
昨日は「電力需給逼迫警報」が発令され、停電もやむなしという東京地方でした。
枕元に小型懐中電灯を置き、防災用ランタンには電池をセットしリビングに待機させました。
なんとか停電は免れたようで一安心です。
着るものにも困惑。冬もののコートをクリーニングに出してしまった私は出かけるのにも困りました。
一昨日は実家のお墓参りを姉と姪っ子(姉の長女)と寒さに震えながらし、
その後3人でランチ。楽しいひと時でした。
我が家のお墓参りはその前の暖かな日に済ませてありました。
両家とも遠方の広島のお墓を墓じまいし、東京、横浜に改装し十数年が経ちます。
実家のお墓は私たち二人姉妹ゆえ、今後どのように護っていくか、そんな話も・・・・。
お彼岸を迎えるたびに持ち上がる課題です。
大河ドラマ「鎌倉殿の13人」!ますます面白くなってきました。
が、登場人物の相関関係がはっきり言ってややこしくて複雑で訳が分からなくなります。
そこでドラマの予習、いえ復習?最近鎌倉殿関連本を読みあさっています。
と言ってもまだ2冊ですが。「炎環」(永井路子著)&「鎌倉殿の世界」(複数の作家著)。
「炎環」は鎌倉幕府中枢にいた4人の人物を描いた連作作品です。その4人とは?
「悪禅師」では頼朝の異母弟阿野全成、「黒雪賦」では13人のひとりで策氏「梶原景時」、
「いもうと」では阿野全成の正室、政子の妹保子、「覇樹」では大河ドラマの主人公北条義時。
それぞれの視点から鎌倉幕府の内情を描いています。面白い!
この時代では数名の名前しか上げることのできない浅い知識しか持たない私には、
眼から鱗の「物語」でした。
「鎌倉殿の世界」は6人の有名な作家がこの時代を小説化して描いています。
それぞれが短編として成立し、大河ドラマの副読本として読むには最適の本です。
肉親と言えども家族と言えども、陰謀、騙し討ち、謀略、血で血を洗う醜い争い。
鎌倉時代ってこんな時代だったのと驚きながらの読書でした。
この凄惨な時代を三谷幸喜はこれからどのように描いていくのか楽しみです。
ややコメディーぽい部分のある大河大河ドラマ「鎌倉殿の13人」ですが、
本を読みながら、このコメディータッチでなければ観続けることができないかもとさえ思いました。
重複する物語も多々ありますが、まだまだこの時代を読み続けたいと思っています。
お薦めの本があればお教えください。
最後に読むにあたって参考にした家系図がありましたので載せておきます。
やはりコメント欄開けました。本を紹介していただきたいので。