夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

Arriflex 400ftマガジン整備とついでにちょっと

2019-02-16 11:50:14 | Weblog
今日の作業はArriflexのマガジン整備です。フィルム無しでの動作テストはOkですがまだやることが残っています。

自作したパワーケーブルはマイナス線を取り出せるように作りましたが、接続無しでもトルクモーターが回ることを確認済みですがせっかくなのでこれを生かすことにしました。コネクタ側はケースにマイナスを接続してタップを立ててあるのでそのまま使えます。これから作るのはマガジンのトルクモーターに付いているマイナスのジャック側。手元の材料を探したら真鍮の先割りリベットがありました。これは使えそうです。ビニールコードに圧着端子を付けて準備完了。

先割りリベットは前にも利用実績あり

圧着端子をリベットに半田付け。

やり過ぎるとリベットの頭まで半田が回って醜くなります

リベットの股にゴムを接着。これが無いとジャック側に挿入したとき形が強制されて簡単に抜けてしまいます。

先端を切って形を整えました

トルクモーターのジャックに挿入。いい感じです。

抜きにくいのが難点

パワーケーブル側はビスで止めるだけです。

コネクタは苦心の作

ついでに各接触部をピカールで磨きます。

綿棒が黒くなって地肌が出ます

ダイソーの車用滑り止めマットの出番です。OLIMPUS PENのモルト張替えにこれを使ったことがあります。先日はHL-79Eでも使ったっけ。

厚みは3mm

マガジンとカメラの接合部の遮光材が劣化しているのでマットを切って貼りました。が、他の材料が良かったみたいです。いずれ考えましょう。

書道用下敷きなんか良さそう

マガジンロックのベルトはこんなのがガラクタの中にありました。リングも含めて交換です。

ズボンのバンド付属のバンド通しです

写真は撮りませんでしたがトルクモーターに何箇所か給油孔があるのでミシン油を微量給油しましたが、いいのかな。古い柱時計はミシン油が最適(友人からもらった時計に使ってみました)ということなのでこれにもいいだろうとやっちゃいました。

もうひとがんばり。HL-79Eの不具合を調べるためにこんなテストリードを作りました。作らなくてもICチェック用で市販されていますがあり合せの材料で間に合いました。

ビニールコードを2本撚るのは昔知った方法

来週は79Eを本気で調べて使える状態にしましょう。自信はないけど。
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