夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

まだあきらめずにHL-79Eの調査

2019-02-19 09:53:05 | Weblog
煙を出してしまった79Eの調査続報です。
昨日は部品取りの79Eで工場出荷状態のミスを発見するという面白いことがありましたが、今日はレンズコネクタを調べてみました。私が組み替えた79Eがもしかしたら配線を間違えているかも知れないからです。

これが以前POWER基板から煙を出した物で今は部品取りと研究用です。

見るも無残な姿です

レンズコネクタを取り出しました。コードがケースと本体に挟まっていたやつです。

ナットを回すのに一苦労

テスト用にレンズを出してきました。これに外したコネクタを接続。VTRトリガーは6pinと12pinパラです。

HL-79E標準装備のレンズです

12pin側コネクタのトリガー端子に自作したテストリードをつなぎます。(これは便利です)

緑と白のコードがトリガー

レンズのVTRボタンです。このスイッチはオルタネイト(押すとON 次に押すとOFFの繰り返し)です。

知らずにONになっている事もあります

テスターで導通をみるとOFFなら

Ωレンジで無限大

ONにすると通じます。

0.9Ωは事実上ゼロ

では、組み替えた79Eを調べてみましょう。こちらのレンズコネクタに先ほどと同じピンを探してテストリードを入れます。

間違いなくここです

追加したVTR START/STOPボタンです。

これはおそらくオプション

ボタンがOFFだと

導通は無し

ONにすると

つながります

私の配線は間違っていないことがわかりました。
これからもこんな具合にひとつづつ確認していきます。次に心配なのが組み立て中のコードの噛み込みです。

もうひとつ、今日やったことがあります。組み替え中の79Eと実働状態の79Eの配線チェックをすべく準備だけ済ませました。
作業台の上に2台を同じ状態にして並べてテスターで違いを調べようというわけです。左が不具合品、右が正常品です。

内臓基板は抜き取り

チェックを能率的にするために互いのケースを接続しました。

これはGoodアイデア

もし配線の噛み込みや接続不良があればすぐにわかるはずです。

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