乗りかかった舟ですから、60年代のレギュラー8カメラはなんとか正常に動くようにしようとここ数日掛かりっきりです。
昨日もブログを書いた後で作業を進めました。
巻き上げ機構のスプリングを固定するビスを入れるとき、ピンセットでつまんだら落としちゃってさあ大変。床に這いつくばって探しても見つからず、仕方ないのでプラスビスで代用するしかないとあきらめかけたとき、なんと椅子の後ろに落ちていました。やれやれ。
この手のカメラにプラスねじは使いたくありません。
ほっとして組み立てを続けていたらこの2本のビスが余っちゃいました。
光学系を取り出したらここに入るビスと判明。
ここまでが昨日のこと。
今日は出掛けたついでにいつものハードオフに寄って、前に見つけておいたELMOの古いカメラを買ってきました。
これも Crown 8 に劣らず超古いカメラです。
必要なのは中身です。
Crown 8 は巻取りリールが入っていないのでこれを入れます。
気に入らないのはこのリールは本来供給側ということ。まあいいか。
改めて組み立て再開。
駆動部を本体に取り付けます。
光学系を合体、隠しビスを締め付け。
これも締め付け。
ここの2本を締め付けます。
パネルを入れて、どこに入っていたか忘れた平ワッシャはここが答えです。
カラーを取り付けます。
パネルの固定ビスはこれだけ太いので注意。
蓋のロック部品を取り付け。
これで蓋がロックされるようになりました。「カチッ」といい感触です。
次はゼンマイ巻上げ部。このワンウェイクラッチ機構のスプリングがひとつ外れていて巻き上げ動作が不調だったんです。
スプリングを正規の向きに入れたらハンドルの往復で巻けるようになりました。
スプリングを飛ばさないように気をつけて
飾りナットを締め付け。左ねじです。
ファインダー系は後で入れないとシャッターと干渉します。ゼンマイを完全に開放してシャッターをフリーにすれば入る位置があるのかも知れませんがこの方が楽に入ります。
アパーチャープレートの取り付けですが、困ったことにここに入っていたスペーサー2枚のうち1枚が行方不明です。これは工場で焦点深度の調整で入れたと思われます。
ネジの箱をかき回したら内径が大きいけど外形と厚さが同じ真鍮のワッシャーみたいなのが出てきたので重ねて代用。厚さはどちらも0.2mm。
またヘマをやらないようにレンズを下にして縦位置でビスを締め付け。
フィルムのループ部のゴムライニングしたガイドです。これ自体回転はしませんがフィルムが接触すると左回転の力が掛かるので左ネジになっています。
カラーを入れてここにプレッシャープレートを取り付け。フィルム装填時は開放にします。
フィルム残量表示機構はこのリールで設定しました。
各パネルを接着して修理完了! おめでとうございます。
各動作は正常です。
貫禄がありますねえ。
分解したときこの写真を撮っておきました。昭和38年1月ってことなのかな。
だとすれば私が中学2年の年。
ケネディ大統領が暗殺され、力道山が亡くなった年です。
ひとつ引っかかるのは光学系の隙間から出てきたこの断片。これはなあに?
深く考えないことにしましょう。
ところで今日手に入れた ELMO pocketauto ですが、単三電池4本を入れたら、なんとなんと、たどたどしいけど動きました!
水銀電池は膨れていますがこれもきれにしてコレクションに加えましょう。
昨日もブログを書いた後で作業を進めました。
巻き上げ機構のスプリングを固定するビスを入れるとき、ピンセットでつまんだら落としちゃってさあ大変。床に這いつくばって探しても見つからず、仕方ないのでプラスビスで代用するしかないとあきらめかけたとき、なんと椅子の後ろに落ちていました。やれやれ。
この手のカメラにプラスねじは使いたくありません。
ほっとして組み立てを続けていたらこの2本のビスが余っちゃいました。
光学系を取り出したらここに入るビスと判明。
ここまでが昨日のこと。
今日は出掛けたついでにいつものハードオフに寄って、前に見つけておいたELMOの古いカメラを買ってきました。
これも Crown 8 に劣らず超古いカメラです。
必要なのは中身です。
Crown 8 は巻取りリールが入っていないのでこれを入れます。
気に入らないのはこのリールは本来供給側ということ。まあいいか。
改めて組み立て再開。
駆動部を本体に取り付けます。
光学系を合体、隠しビスを締め付け。
これも締め付け。
ここの2本を締め付けます。
パネルを入れて、どこに入っていたか忘れた平ワッシャはここが答えです。
カラーを取り付けます。
パネルの固定ビスはこれだけ太いので注意。
蓋のロック部品を取り付け。
これで蓋がロックされるようになりました。「カチッ」といい感触です。
次はゼンマイ巻上げ部。このワンウェイクラッチ機構のスプリングがひとつ外れていて巻き上げ動作が不調だったんです。
スプリングを正規の向きに入れたらハンドルの往復で巻けるようになりました。
スプリングを飛ばさないように気をつけて
飾りナットを締め付け。左ねじです。
ファインダー系は後で入れないとシャッターと干渉します。ゼンマイを完全に開放してシャッターをフリーにすれば入る位置があるのかも知れませんがこの方が楽に入ります。
アパーチャープレートの取り付けですが、困ったことにここに入っていたスペーサー2枚のうち1枚が行方不明です。これは工場で焦点深度の調整で入れたと思われます。
ネジの箱をかき回したら内径が大きいけど外形と厚さが同じ真鍮のワッシャーみたいなのが出てきたので重ねて代用。厚さはどちらも0.2mm。
またヘマをやらないようにレンズを下にして縦位置でビスを締め付け。
フィルムのループ部のゴムライニングしたガイドです。これ自体回転はしませんがフィルムが接触すると左回転の力が掛かるので左ネジになっています。
カラーを入れてここにプレッシャープレートを取り付け。フィルム装填時は開放にします。
フィルム残量表示機構はこのリールで設定しました。
各パネルを接着して修理完了! おめでとうございます。
各動作は正常です。
貫禄がありますねえ。
分解したときこの写真を撮っておきました。昭和38年1月ってことなのかな。
だとすれば私が中学2年の年。
ケネディ大統領が暗殺され、力道山が亡くなった年です。
ひとつ引っかかるのは光学系の隙間から出てきたこの断片。これはなあに?
深く考えないことにしましょう。
ところで今日手に入れた ELMO pocketauto ですが、単三電池4本を入れたら、なんとなんと、たどたどしいけど動きました!
水銀電池は膨れていますがこれもきれにしてコレクションに加えましょう。