夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

昨日手に入れた8ミリカメラ

2021-08-18 10:13:07 | Weblog
カメラ類を直したり調整する作業台を一部手直しです。
使用頻度の高いドライバーとスパナは今まで手前左側にセットしていましたが考えたら左側面に移動すれば何かと便利だと気が付いて移しました。


どうして今まで気が付かなかったんでしょう。狭いスペースが有効に使えます。

ついでにカメラを分解するときこの書類入れを使うことにしました。
この中で作業すればネジや部品を失くす恐れがありません。

修理したレギュラー8カメラ Crown 8 が巻き取りリール欠品で急遽手に入れた年代物のカメラ ELMO pocketauto は、リールだけ拝借して捨てるつもりでしたが、電池を入れたら動いてびっくり。
捨てることはありません。
さっそくこの上に並べてみました。内部のクリーニングは夕べ済ませてあります。


恐らく50年以上前の水銀電池です。


ホルダーは緑青に埋まっていましたが接点復活剤でここまできれいになりました。


電源スイッチです。記号の意味がイマイチわかりませんが L はロック、N はノーマル?、S はコマ撮り?、R 位置には回りませんがシャッターボタンを押したままだとダイヤルが回ります。


プレッシャープレートは普段この状態です。


フィルム装填時は開放します。


撮影レンズは固定焦点でピント合わせ不要。
その上に窓がありますが、向かって左がファインダーで右が露出用。


ISO 感度表です。


感度設定部。ダイヤルを回してフィルム感度と合わせます。


駆動用の電池は単三4本です。とかく入れっぱなしでひどい状態になっているものですがきれいな状態でした。


水銀電池収納部はきれいにしたので押さえを戻しました。


電池ホルダーも戻しておきましょう。


フィルムを入れたら、又は入れる前に巻き取りリールを回してフィルムカウンターをこの位置に合わせるんでしょう。


当時のレギュラー8は16ミリ幅で、往復使うので片側が終わったら反転して入れ替える必要がありました。
片側終了で内部の窓に CHENGE 表示が出ます。


これって、ストロボ接点でしょうか。ということは、電源スイッチの S はコマ撮りでストロボ使用可能なのかな?


こいつはシネライトの取り付け用かい。


このカメラは使う予定はありませんのでこの状態で保管します。


それにしてもただの箱。重厚感のある Crown 8 と対照的で愛嬌も何もありませんが、コンパクトなのが取り柄です。


コメント
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