夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

Tektronix TSG 200 初期化に成功

2021-12-18 16:06:32 | Weblog
昨日やりかけた映像機材のシグナルジェネレーター Tektronix TSG 200 初期化に挑戦しました。
編集ラックから外して上カバーを外して


電源コードを繋いで NTSC 端子から信号をカラーモニターに入れました。

電源投入の初期設定はカラーバーです。

英語版マニュアルの初期化項目です。


翻訳しました。
このマニュアルは PDF ですが、実物をコピーした「画像」なので一括翻訳できなくて一行づつ翻訳サイトに打つしかないので結構な手間です。
Deepl が便利とのご指摘がありましたが次の機会に試してみます。


日本語に翻訳したマニュアル通りに作業を進めました。
電源コードを抜いて基板上の J604 のジャンパーピンを差し替え。基板の表面にホコリがうっすら溜まっていたので外に出てコンプレッサーで掃除してきました。
予断ですが夕べは猛吹雪で朝になったら新雪が40センチ積もっていました。

念のため元の位置にマーキング。

マニュアルの通り ID SETUP の表示が消えてカーソルボタンの LED だけが点灯しました。


別メニューが出ました。ほら、FACTORY RESET ですよ。


以下、マニュアルの通りに進めてあっという間に完了。
J604 のジャンパーを元に戻して確認です。


カラーモニターを直に撮影するんじゃ芸がないのでサブワークステーションの Rex Video に入力、静止画を書き出しました。
ID SYCLE ボタンを押すと初期のキャラクターが三つ順繰りに表示されます。






キャラクターはもうひとつありましたが省略。

こんなことはやる必要がないんですが、ボケ防止のためです。
おまけで上カバーの固定ビスが錆びていたのでサンポールで落としてライターで熱して古い食用油に漬けて毎度の簡易黒化処理。

前の某社(N〇T系列)で独自のキャラクターを入れる際合わないドライバーで緩めたんでしょう、プラス溝が傷んでいてろくに締め付けてありませんでした。

以上、作業完了。


ラックに収めるのはラックを引き出す必要があるし他の機材の固定も考えなきゃいけないので日を改めて。
コメント
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