新潟県妙高市の山あいに樽本という集落があります。
偶然通りかかった峠からの風景に惹かれて集落へ降りてみたのは平成十八年、2006年夏だったと思います。
その後コンデジを持って写真を撮り始めたのは2007年2月20日。
あの日は残雪があるものの日差しが眩しい春の陽気でした。
6年に渡ってここで撮った写真は600枚を超えます。
樽本は限界集落の見本のように人口が減って写真を撮り始めた頃とは様変わりしています。
まだ田んぼも畑も使われていてお店もあった頃が信じられません。
当時開いていた樽本温泉は別の年に二回入りました。
お友達の家から帰る温泉脇のおばさんに頼まれて家まで車で送った際はお礼に野菜を温泉に届けてくたっけ。
入浴中は樽本をよく知るおじさんが色々話をしてくれたのも楽しい体験。
二階の大広間は家族連れの入浴客で賑やかでした。
まだ活気があった頃の写真が今では貴重な記録です。
最初に撮った写真から使える物を選びました。
Premiere の出番です。私としては初めての静止画による構成。
初めは HD でやろうとしたんですがなぜか Shotocut がへそを曲げて悪戦苦闘。
SD に変更してやり直しです。
今度はエンコードを Any Video Converter で。
これで mp4 ファイルが完成。YouTube のアップロードはあっという間に完了。昔は時間が掛かったんですが。
雪が消えた土手でネコがこちらを向いていたり険しい崖の途中でこっちを見ているカモシカが居たりします。
翌年以降は敢えてモノクロで撮りましたが私の主観では山里の空気感が出ています。
そちらも順次まとめて公開しますね。