夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

ホームページ全面改訂作業を続けています

2021-12-08 16:53:43 | Weblog
初めてホームページを作成したのは 1998年、長野で冬のオリンピックが開催された頃です。
あれから23年、何度かリメイクしましたが、懲りもせず全面改訂版を前の冬から手掛けて今だ完成しません。
トップページはこんな感じです。現状は FLASH ムービーのスライドショーを置いてありますが、時代が変わって無効なので静止画です。
この静止画は季節に応じて入れ替えます。


トップページのドアをクリックすると information ページが開いて個別のページに行けるようになっています。
この写真は仮りでもっとマシなのを使いますが、自分を撮った写真って、ほとんど無いのでこれ用にもっともらしいのをなんとかしないと。


今日は「写真館」の中の「古いアルバム」ページに載せる写真を追加しました。
先日撮った新潟の放棄された田んぼです。


ついでにこのページの中でレベルを調整し過ぎて気に入らない写真をオリジナルに近い状態に戻しました。
オリジナルは Adobe RGB なので何かと具合が悪いんですがこうしました。


前はこれをレベル調整して杉林の明度を上げたんですが立体感が失われていました。
これでいいや。

この写真は 1600x1067pxel にリサイズして google ドライブに置いてリンクを貼りましたが、「写真館」に載せたい写真は膨大なデータから選びますがそれが大変な作業量です。
でも中には歴史的に貴重な写真もあるのでどんどん公開します。埋もれたままでは何の役にも立ちませんから。
来年早々には更新すべく努力しています。
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あれはいったい何だ! 桜?

2021-12-07 11:55:17 | Weblog
昨日届いたライカのレンズが使えそうなので冷蔵庫からフィルムを出して一晩放置、装填して幾つか持っている露出計も試してスタンバイOK。
これで撮りたい素材はいくらでもありますがそれは日を改めて取り組むとして、

あれが気になります。町内三水地区のあれですよ。
冷たい雨の中、FainPix S2Pro を持って行ってきました。


開きはじめた蕾が雨に濡れて風情があります。


四日前に見つけたときは冬晴れでしたが蕾の様子は変わっていません。
満開になっているかと思いましたが。


それにしても見事な木です。


隣はりんご畑、下は田んぼ。


一見桜のようですがいったい何の木でしょう。
誰か居たら聞いてみようと思いましたがりんごの収穫が終わって周囲には誰も居ませんでした。

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Leica Ⅲa に使う Industar レンズが届く

2021-12-06 15:16:45 | Weblog
Jr が手に入れた Leica Ⅲa はレンズが無かったので探しましたが正規品は中古でも高価で手が出ません。
どうするか迷って、引き伸ばし機のレンズを工夫して取り付けてみましたがそのままになっていました。
このままでは完動品のカメラが宝の持ち腐れなので試しにロシアライカのレンズを使ってみることにしました。

それは今日届きました。


もちろん沈胴式。ライカは詳しくありませんがこれでいいんだろ。


レンズはクリアーです。


さっそくカメラに装着。「入ったぞ」って、当たり前。


いろいろいじって使い方がわかってきました。
無限遠ロックも正常、ちゃんと無限遠に合います。


ピント合わせは左の窓、右は通常のファインダー。


このあたりの使い方もおさらい。シャッター速度も正常に切り替わります。

スローシャッターはやり方がよくわからないけど使わないからいいや。

フィルムの装填は、なるほど。ハサミが必要です。


問題なく使えることがわかってひと安心。レンズを引っ込めておきましょう。


フィルムは富士の業務用が冷蔵庫に入れてありますが寒くなってきたのでもう出して保管しても大丈夫でしょう。
さて、このカメラで何を撮ろうかな。
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あの消えた棚田を再び訪れる

2021-12-05 21:26:40 | Weblog
所用で新潟県上越市へ行ってきました。
帰りにあの棚田跡をもう一度見たくて国道405号線を山に向かうと、里は晩秋の風景だったのが真冬の風景に変わりました。路面は一部雪が積もっていて慎重に運転。

去年の12月12日に来たとき、あの素晴らしかった棚田が見るも無残に荒れ果てた姿になっていて愕然としたあの場所は、

ここに来る途中の棚田もいくつかは放棄されて、積もった雪の上に枯れススキの茎が見えました。

これが去年の様子です。


初めて通りかかって感激したのは7年前。


去年のブログを見ると複雑な心境です。
先日長野市西部の通称西山地区で感じた「まるで昨日のことのよう」あの感覚が今日も。
いったいこの一年何をしてきたのか。来年の今頃は何を考え何をしているのか。

堂々巡りの人生です。


でも、これであの棚田の写真は田植えから雪景色まで、生きていた頃から放棄されて荒れ果てるまでが揃いました。
本格的に雪が降るとあの棚田へは行けませんから今日はラストチャンス。自分自身の中で簡潔です。
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Leica Ⅲa Industar レンズが届く前に

2021-12-04 14:29:48 | Weblog
ヤフオクでライカ用 Industar いわゆるロシアライカレンズを落札、届く前に準備です。
というのは手元にある Jr が手に入れた ⅢS はレンズが無いので引き伸ばし機のレンズ(FUJINON-ES 50mm)を装着して使おうと、 5月から6月にかけて改造したのを元に戻す作業です。
改造の内容はこちら

結局引き伸ばし機のレンズで撮る機会がなくてそのままになっていました。
1930年代の超貴重なカメラですから改造は本体は一切加工せず、フランジバックを合わせるためジャンクのコピー版 Nicca 3-S のマウント部を重ねて長いビスで締め付けたただけなので簡単に戻せると思ったのですが、おっと、オリジナルのビスが見当たりません。


ジャンクカメラを入れた箱を出して「どこかにあるはずだけど」


なんとか使えそうなビスで固定しましたが違和感があります。正規のビスは M2 ですがこれはM2.7 ?。


家中探しましたが出てきません。
オリジナルじゃないけどこれで済まそうかとしていたら Jr が「ネジがあったよ」。

私が管理すると行方不明になるので彼に預けてあったんでした。

オリジナルの M2 ビスでリングを締め付けて正規の状態になりました。


Leica は門外漢ですが人気のある機種らしいです。


こちらはジャンクの Nicca 。私の技術では修理不能です。


それにしても見事なコピーですね。


ついでに他のジャンクカメラを確認しました。
これは SUPER FUJICA-6 6x6 版です。


蛇腹のリンクが破損していて昔なんとか直そうとしたままです。


1mm の真鍮板からリンクのアームを削り出して絞り加工までやったんですがこれを固定する段付きビスが欠品で中断したままです。


どうせならと無事な側も作ってあるのに。


先程ネジの箱をかき回したときこれに使えそうな段付きビスを見たような気がします。
どうしようかな。
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再び FinePix S2Pro の試し撮り

2021-12-03 16:29:23 | Weblog
今朝は放射冷却で冷え込んで外の寒暖計はマイナス6.5℃でした。
冬晴れの夕方、FinePix S2Pro を持って町内を散策してきました。
さっそく目に入ったのがこれ。りんご畑の隅です。「何だ?」


丘の上からの眺めです。
雪をかぶっているのは越後の妙高。


今来た狭い山道です。


谷を挟んだ向こう側から見るとりんご畑の間の農道とこの小屋はシュールな空間です。


背景をぼかすのは好きじゃないんですが。


初夏、青い屋根の小屋の先はワラビが群生しています。
今は枯れ葉。


脇のりんごの木です。
これは畑の神様の分。


澄んだ空気、曇の切れ目から西日。


毎度申しますがこういう漠然とした風景が好みです。


FinePix S2Pro はハードオフで買った AF NIKKOR 28-70mm 1;3.5-4.5D を装着して絶好調です。
今日は試し撮りですが単玉の 28mm と 50mm もあるので次回は露出計を使ってじっくり取り組んでみます。
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もうひとつ作ってあった Arriflex のバッテリーユニットを手直し

2021-12-02 14:05:18 | Weblog
Arriflex のバッテリーユニットをもうひとつ作ってあったのを思い出しました。
このところ作り直していたのは放送/業務用ビデオの BP95S を使う物ですが、前にもうひとつを作ってありました。


民生用ビデオ NP-F930 仕様の小型軽量タイプです。


この Li-ion バッテリーは長く使って落下したりして外観はボロですがまだ現役です。
容量は 4050mAh 電圧が 7.2V 、小細工しなくてもそのまま Arriflex 16S に使えます。


でもバッテリーの接続部が割りピンを加工した物で接触が心配です。
例によってガラクタからこんなピンを探し出しました。
何かの AC アダプタから取り出した物です。


頭の部分を叩いてつぶしてバッテリーの雌穴にしっくり入るようにしました。


いい感触で挿入できます。


ラグ端子を取って


今までの割りピン端子をカット、しっかり半田付け。


見た目は不細工ですが。


試運転。問題なく駆動しました。


ケーブルはコネクタも含めてこちらも作ってあります。


400feet マガジンを使う場合に備えてコネクタのマイナスからビス留めの端子を装備しています。

このコネクタも傑作です。
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