今年も早いもので1月の半分が過ぎてしまいましたが田舎に住んでいるからでしょうか、1月は1年の中で一番「ならわし」「生活行事」が多い月でと思います。
「七草」「農はたて」「望の年越」「小正月」「蔦の年越」などなど・・・でもならわしのやり方・意味は聞いてもすぐ忘れてしまいます。そこで調べてみました。まずは「七草」。「七草」の日は1月7日。セリ、なずな、ごぎょう、ほとけのざ、はこべ、すずな(かぶ)、すずしろ(大根)の7種類を刻んで、七草がゆを作って食べる日です。(私は食べたことないですけど・・・)次は1月11日の「農はたて」について。農作業はじめの日で、多くはもとつ(仕事用の太い綱)をなう日といわれています。この日神棚のお供え餅をおろして食べます。(今年は食べるのを忘れてしまいました。)
「望の年越」は1月15日で「小正月」でもあります。今回はじめて知ったのですが、「もちの年越」とは「餅」ではなく「望」でした。小正月にはみずきの木に団子の粉で作ったまゆ玉や飾り物をならせ養蚕の豊作を祈ります。「まゆっこならし」ともいいますね。また「あわぼひえぼ」と聞いていましたが、漢字なんですねえ。「粟穂稗穂」と書くのだそうです。粟の木の枝に「かつの木」の皮をはいだ棒と黒皮の棒をつるして穂になぞらえて豊作を祈ります。昔は家でやりましたが、今はやらなくなった行事です。粟穂稗穂は体力も必要です。地域によってはもっとあると思いますが、過去を振り返り書いてみました。皆さんはどれぐらい分かりますか?
洞穴の中は通り抜けのコースになっていますが、中央付近で左右に分かれて地底湖のところで合流するようになっています。高所恐怖症の方や老令の方には歩きやすい左の方をおすすめしていますが、左に進むとまもなく右手に50センチほどの石筍があります。その石筍の中央に「おはぎ」のように見えるのがコウモリです。ちょうど「おはぎ」ぐらいの大きさで色も紫色。でもよく見ると下の方に耳が見えて上には岩にしっかりへばりついた足が2本あります。足先には糸のような5本の指も見ることができます。
春先3月ごろになるとこのように目線の高さでコウ モリを見れる日が何日かあります。今年ももうすぐ春が来ます。
私たちのシャッターチャンスの時が!・・・
次回は「コウモリにタッチ」です。