8月25日、ミヤギテレビの「OH!バンデス」の取材を受けました。
同番組は今年で16年目になるそうで、幽玄洞の取材は10年ぶり。
電話でリポーターが来ることを聞いて、すっかり若くてきれいな女性の方が来るとばかり思っていましたが、今回は男性でした。
13年間続いている「佳生のいつかきた道ぶ~らぶら」のコーナーを担当する高橋佳生(よしお)さんです。
県外の番組なので分からなかったのですが、高橋さんは歌手のさとう宗幸さんの会社で「さとう音楽事務所」に所属するシンガーソングライターなのだそうです。
持ち歌には宮澤賢治の童話のタイトルでもありお酒の応援歌でもある「雪渡り」という曲があるそうです。
番組のテーマは「涼をもとめて」。今年は猛暑だったためか「涼をもとめて」の取材はテレビ、新聞合わせて3回目。
グッチ裕三系のノリで引きずられるように順調に撮影が進み、約1時間ほどで終了しました。
最後は東山特産のゆり根を使用した「やまゆりアイスクリーム」と一関市産のとまとと牛乳を使用した「とまとアイス」でしめました。
放送は30日月曜日の夕方5時15分過ぎからです。
一関市東山町では「第10回唐梅館絵巻」が9月26日(日)に長坂商店街及び唐梅館総合公園を舞台に繰り広げられます。
今年は東山地域活性化事業の一つで毎月行われている「東山・あ~した天気にな~ぁれ♪」と同じ日に合わせて行われるもので様々な催しが予定されています。
平泉藤原氏が頼朝の軍勢に敗れた後、400年にわたりこの地方を治めていた奥州葛西氏の重臣・千葉一族は天正18(1590)年、豊臣秀吉による小田原征伐の参陣を前に、従うか否か千葉一族の本拠地である唐梅館で軍議を行ったと伝えられています。軍議には磐井、胆沢、気仙、本吉、登米、栗原などから各諸将が集結。同絵巻はこの軍議や軍議に向かう武者行列を再現したものです。
今年は俳優で武道家の藤岡弘さんが総大将役に決定しました。
藤岡さんは「仮面ライダー」をはじめ「日本沈没」「特捜最前線」「あすか」など数々のテレビや映画に出演。また柔道、空手、刀道など武道家としても知られています。
同絵巻の軍議参上行列は午後2時に長坂商店街を出発し、3時から唐梅館総合公園にて軍議が再現されます。
午前11時30分からは「雄たけびコンテスト」 が行われます。騒音計を設置し大声を競うものですが、内容は自由。1位3000円、2位は2000円、3位1000円の商品券が贈られます。
12時からの「あ~した天気にな~ぁれ」は字のとおりスリッパを思い切り飛ばしますが、5メートル以上飛ばし、しかも晴れの状態にすれば商品券300円が。
12時30分からの唐梅ダービーでは4人1組の騎馬戦のタイムレースでこちらは優勝者に現金3万円が贈られます。
1時30分からは地元のよさこいグループ「藤美連」による演舞が行われ、また雫石郷土芸能伝承活動を行っている細川会による演舞も予定されています。細川会は内閣総理大臣賞受賞2回、文部大臣賞受賞9回、厚生大臣賞受賞3回の実績があります。日本一の舞をぜひご覧ください。
一関市東山町松川にある山崎司朗さんの自然農法で栽培されている田んぼは前回に続き7月から紹介します。
7/10 雑草が生えていないか上から撮影したもの。
除草剤を使っていないのに雑草が 生えていません。
7/14 取水口に炭を入れました。
水をきれいにし米をさらに美味しくするのではないかと考え設置したそうですが、試験段階なのでその効果はまだ分かりません。
7/14 田植えデビューした人たちが生育状況を見に来ました。
たった2本の苗がこんなに大きくなったのを見て感動しています。
7/27 自然農法で米作りをしている理由をプリントして看板を設置。
ここを通る人たちから見るとこの栽培方法は理解しがたいようです。方言で「かばねをやむ(怠ける)」とよく言いますが、怠けているのではなく自然界の営みを確認するため挑戦しているのだと書かれてあります。
8/3 たった2本の苗で始まったとは思えないほど、株が大きくなっています。
8/3 7月に設置した看板の字がよく見えないと言われ、新たに看板を設置。山崎流の米作りの意気込みが伝わってきます。
自然農法による米栽培は今年で3年目。7アールの田んぼに「ひとめぼれ」が5箱植えられました。ちなみに昨年は1箱からもみで20キロ収穫されたそうですが、今年はもっと採れそうだと話していました。
山崎さんは読書を好み、自分の店「営業しない喫茶店 木偶の棒(デクノボー)」の一番目につく場所に大事にしている本をおいています。その中で自分の基本と話すのは福岡正信著の「わら1本の革命」そして木村秋則著の「奇跡のリンゴ」を挙げます。
二人の著者の本で共通するのは、それぞれの米、リンゴが腐らないことだそうです。米は1週間経っても腐らない。リンゴは腐らずしなびていくそうです。
私が訪れた日は昨年収穫した米で炊いたご飯を室内に置いたままの状態で試していたところで4日目でしたが、この猛暑の中、朝の時点までは腐らずひからびてきていた状態だったそうです。
ご飯はとても美味しいそうですが、除草剤を使わないため今の時期は米に虫がでて奥さんを困らせているとか。
試行錯誤しながらももうすぐ収穫の秋がやってきます・・・