今年で9回目を迎える「唐梅館絵巻」が18日、一関市東山町で、秋晴れの下盛大に行われました。
平泉藤原氏が頼朝の軍勢に敗れた後、400年にわたりこの地方を治めていた奥州葛西氏の重臣・千葉一族は天正18(1590)年、豊臣秀吉による小田原征伐の参陣を前に、従うか否か千葉一族の本拠地である唐梅館で軍議を行ったと伝えられています。
軍議には磐井、胆沢、気仙、本吉、登米、栗原などから各諸将が集結。
同絵巻はこの軍議や軍議に向かう武者行列を再現したものです。
軍議参上行列の舞台となった長坂商店街には大勢の観衆が集まり沿道をうめ尽くし、的場浩司さんの勇敢な武者姿に熱い声援が送られていました。
祭りでは、「軍議参上行列」「軍議」のほかにも、東山初のよさこいグループ「げいび藤美連」の初披露をはじめ、ゲイビマンショー、総祝い千人踊りなどにぎやかに繰り広げられました。
幽玄洞から水沢方面に1.5Kmくらいの所に、中倉・平林地区があります。その地区で農家組合主催のかぼちゃコンテストが15日にあり、東磐交通の中倉バス停の近くの土手にずらりとかぼちゃが集められました。
春に農家組合で何かイベントをやりたいと考え、種を各組合員さんに1個ずつ配り一生懸命育てた結果、1位は94Kgで木村迪夫さん、2位は48Kgで大内民雄さん、3位は36.2Kgで大内富男さんでした。1位になった木村さんのかぼちゃは、葦で編んだ屋根を掛けていた事もあり色つやも良く、一際目を引きます。
後日地区の人たちで集まり、表彰状や、参加賞も配る本格的な表彰式もするようですが、かぼちゃがずらりと並んだ光景はおもしろいので、皆さん行って見ては・・・・
ちなみにかぼちゃは家畜用なので食べれません。