私事ですが、今月15日は休みだったので仙台観光に行ってきました。
仙台市内の観光スポットを循環するバス「るーぷる仙台」の一日乗車券を買うと、巡回する観光スポットが載ったパンフレットを貰えるのですが、その中に「東北大学理学部自然史博物館」という所があったので行ってみることに。
この自然史博物館は、東北大学が調査研究のために国内外から集めた様々な化石や発掘品等の貴重な標本を展示している所です。
先カンブリア紀から時代別に展示されていて大変わかりやすいです。
そしてそこで、日本最古のアンモナイトの化石(レプリカ)を発見!
これは、幽玄洞で化石をお借りしている岩手地学研究会会員の七田清さんが発見したもので、原物は岩手県立博物館に展示されています。
パネルには、岩手県一関市長坂産で発見された化石である事が書かれていました。
その他にも一関市産の化石が多数展示されています。
改めて、貴重な化石が埋まっている東山町の地歴の古さを実感しました。
意外な場所で地元の名前と地元ゆかりの化石を目にして驚いた日でした。
「石灰岩植物」という言葉を初めて知ったのは、震災の一カ月ぐらい前だったと思う。
ブログを始めて4年になるが、毎年紹介しているトウダイグサ科の「マルミノウルシ」が石灰岩と関係しているのではと思っていたからだ。
今年の秋になり、図書館で借りた本を読んでいたら、東山町内に石灰岩特有の珍しい植物が多く発見されていることを知った。それを投稿したのは(故)千葉実先生だった。
実先生は昔小学校の先生で、お世話になったことを記憶している。
10年以上前になるが、実先生が幽玄洞まで歩いてきて、ある植物を見つけ、話しかけてきたことがあった。
「これはアメリカヤマゴボウといって、根に毒があります。抜いた方がいいですよ」と、教えてくれた。
ちょうど花壇にあって、ぶどうのような実が付いていて、観賞用のものかと思っていたので、その時は驚いてすぐ抜いた。
あれ以来敷地内に生えてくることはなかったが、今年の秋、別の場所で2本も生えてきて、実先生を思い出した。
アメリカヤマゴボウと、実先生と、石灰岩特有の珍しい植物。
幽玄洞の周りにもっと面白い植物が生えているかもしれない。
幽玄洞周辺の山にも雪が少しずつ積もり始めてきたが、検証しながら紹介しようと思う。
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