秋原北胤監督の映画「義仲穴(ぎちゅうけつ)」の撮影が一関市内を舞台に、10月に行われます。
同監督の作品の舞台になるのは、奈良、長野、青森、大分、岩手などで、岩手県内では一関市藤沢町保呂羽の長徳寺と東山町の幽玄洞が予定地になっています。
映画「義仲穴」は粟津の戦い(あわづのたたかい)で、源頼朝派遣の東国諸将に敗れ、敗死したとされる源義仲が実は生き延びていたという伝説を基にした作品です。
小さな村に突然「マラリヤ」が流行し、幕府は僧医を派遣しますが、実は義仲の探索を目的としていました。主人公の姫が逃亡する義仲を守ろうとする姿を描きます。
主人公で不思議な能力を持つ村の清姫を映画初出演の中山エミリさん、義仲生け捕りに執念を燃やす北条政子を相本久美子さんが演じます。
公開は来年の春の予定です。どういうシーンで使われるのか楽しみです。