11月3日、一関市文化センターにおいて、脳科学者の茂木健一郎さんの文化講演会が行われました。
以前、NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」の番組で茂木さんは司会をつとめたこともあり、木村秋則さん(青森県弘前市)の「奇跡のリンゴ」が放送された際、担当していました。
真空管アンプ研究会代表の山崎司朗さん(同市東山町)は茂木さんが来るということで講演会に参加していました。
かねてより、無農薬、無肥料でリンゴを栽培する木村さんを自分が一番尊敬する人だと話した山崎さんはどうしても茂木さんに会いたかったのです。
聴講していた山崎さん。驚くべき行動に出ます!
質問のコーナーで茂木さんに対し、「奇跡のリンゴをかじった感触はどうでしたか?」と尋ねました。
驚いた茂木さんは楽屋から奇跡のリンゴ1個を持ってきて山崎さんに手渡しました。
何年待ちという「奇跡のリンゴ」が手に入ったのも奇跡、そしてあの茂木さんから一般人である山崎さんが会話し、リンゴをもらったのもまさに奇跡です!
山崎さんは宮沢賢治が推奨した「陸羽132号」という品種の米を無肥料、無農薬で栽培しているので、その米を送ることを約束したそうです。
17日、山崎さんは仲間十数人と木村さんの「奇跡のリンゴ」と山崎さんの「自然農法米」の試食会を行ったそうです。
リンゴは16等分され、米と合わせてWの自然農法の味を堪能したとのことです。
Wの奇跡で終わるのでしょうか?また何かが起こるような予感がするのでした。