一関市東山町松川にある「石と賢治のミュージアム 太陽と風の家」では3月16日(土)に「鉱物講演会・鑑定会」が行われます。
講師は産業技術総合研究所フェロー代表の加藤碩一(かとう ひろかず)先生と、同研究所名誉りサーチャーの青木正博先生です。
青木先生の講演は「賢治と鉱物」と題し、自らプロジェクターを持ち込み、宮沢賢治作品に登場する鉱物25点の写真の解説をします。13時30分から。
引き続き14時40分からの鑑定会では15名限定で、青木先生による鉱物の鑑定が行われます。
同じく14時40分から加藤先生による「地質学で読み解く『楢の木大学士の野宿』」の講演があり、地学童話の最高傑作と言われる賢治の作品「楢の木大学士の野宿」の解説をします。
鉱物の特長や地学のの知識があると面白さが分かります。
講演のお申込みは不要ですが、鉱物の鑑定は26日から3月14日までですので、お早目にお申し込み下さい。
お問い合わせ先 : 石と賢治のミュージアム
TEL 0191-47-3655 FAX 0191-47-3944
昨年の12月から運行されているJR大船渡線の「ポケモン列車」。
当初は2月で運行が終了される予定でしたが、3月1日から6月30日の間に増発されることになりました。
詳しいことはこちら
http://www.jreast.co.jp/press/2012/20130107.pdf
というわけで陸中松川駅に行って撮影してきました。
かわいいピカチュウの絵が目に飛び込んできます。
列車が到着すると数分ほど停車する時間があるのですが、乗車した人たちは各々駅に降りて撮影するなど楽しそうでした。
15日にロシアに隕石が落下し、甚大な被害を出しました。被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。
落下の後、隕石の欠片が多数見つかり、ネットオークションで偽物販売が問題になったりしてますが、湖に落下した隕石そのものはまだ発見に至っていないようです。
その事が幽玄洞で話題になりました。
従業員A「見つかっていないという事は、隕石に足が生えてどこかに行ったんじゃない?」
従業員B「何それ(笑)」
A「隕石じゃなくて実はエイリアンだったとか。そういうネタ大好き(笑)微生物のクマムシとか、極限状態でも生きてるっていうし(参考:クマムシの世界http://www2s.biglobe.ne.jp/~nkazu/kenbi/kumamusi.htm)」
B「クマムシなんて普通の人知らないよ(笑)そういう微生物ならここ(幽玄洞)にもいるんじゃない?昔新聞に載らなかったっけ?」
ということで昔の新聞の切り抜きを探してみたら、ありました!
平成2年12月5日の岩手日日の新聞です。
幽玄洞に調査に来た岩手県立一関一高の地学部・生物研究部の生徒さん達が、洞内で新種らしきトビムシを4種と、メクラヨコエビ1種を発見しました。また、北上山地では生息していないと言われていたアジアメクラヨコエビも見つかりました。
その後、これについての論文が発表されたかどうかは聞き及んでいませんが、もし論文が発表されていれば、新種として認知されていることになります。そして他の場所でも新種の生き物が発見される可能性があるかもしれません。
北上山地の生態系に関わる貴重な発見に繋がるかもしれないと思うと、ロマンだなぁと思いました
2月16日に、奥州市水沢区の黒石寺にて毎年恒例の「蘇民祭」が行われます。
蘇民祭というものは日本全国にありますが、黒石寺で行われる蘇民祭は1000年以上の歴史があり、国の無形民俗文化財となっています。
16日午後10時より、裸参りや柴燈木登り(ひたきのぼり)など、昔ながらの儀式を通して厄除けや無病息災、家内安全、五穀豊穣を願います。
蘇民袋争奪戦は翌午前5時からです。裸に下帯姿の男達が袋を奪い合う光景は迫力があります。
日をまたいでの開催ですが、希少な歴史ある伝統の祭りをぜひ一度ご覧になってみてはいかがでしょうか