今年の8月頃、幽玄洞の近くにある観音霊山にどなたかがシンビジウムの鉢を置いて行かれました。
聖観音像と、表に並んだ観音像の台座の横に、全部で4つの鉢がありました。
先日、その内の1鉢から花芽が2つ出ているのを見つけました。
これから寒くなると、せっかく出た花芽がかわいそうなので、幽玄洞にてお預かりしています。
お心当たりのある方はご連絡ください。
11月22日(土)、一関市の一関文化センター中ホールにて、「東北の未来を切り拓く 国際リニアコライダー(ILC)講演会」を聴きに行ってきました。
講師は、カリフォルニア大学バークレー校教授で、東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構の機構長、村山斉先生です。
村山先生は超対称性理論やニュートリノの研究を専門としており、2010年に著書『宇宙は何でできているのか』がベストセラーになりました。また、NHKの「クローズアップ現代」や「コズミックフロント」等、宇宙に関する番組に多数出演されています。
今回の講演では、「宇宙の始まりに素粒子に迫る」という難しいテーマを、身近な例えを交えながら分かり易くユーモラスに説明してくださいました。
CERNの高エネルギー加速器による実験と、ILCで行われる実験の違いを豆大福に例えた説明は、今まで聞いた中で一番分かり易い説明だと思いました。
後半の座談会では、村山先生と、東北大学大学院理学研究科教授の山本均先生、勝部一関市長が、ILCの実現と一関市の展望について意見をかわしました。
この時司会を務めた、IBC岩手放送の神山アナの進行がとてもスムーズで、市民の皆さんが感じているであろう素朴な疑問も市長や先生方に訊いてくれたのがとても良かったです。
質疑応答では高校生を中心に専門的な質問がいくつも出てきて、次世代の頼もしさを感じました。
ILCの実現について、理解と期待を深める事ができた講演会でした。
来週の11月28日(金)・29日(日)に、一関市の一関文化センター展示室にて「一関ハンドクラフト展」が開催されます。
岩手・宮城の素敵なハンドメイド作家さんが集い、様々な手作り雑貨や小物等を展示販売します。
カフェや手作りお菓子、パン屋さんも出店し、飲食スペースもあります。
ぜひお出かけになってみてはいかがでしょうか。
春~初夏に咲くクジャクサボテンが、寒くなったこの時期にも花が咲きました。二度咲きです。
さらに、下の写真をよく見てみるとチョウチョが……葉についていた卵が羽化してしまったようです。
あまりにも早すぎる春の訪れです。