我が家では毎年ではないのですが、車庫にツバメが巣を作ります。
昨年はツバメが来なかったのですが、今年は1か月ほど前から古巣に入って卵を抱き始めました。最初の頃は日中だけ車庫の巣に入って夜は外に出ていましたが、本格的に抱き始めると夜も車庫にいました。ツバメがいるかいないかによってシャッターの上げ下ろしが決まり神経を使うようになります。
ようやく3日前雛がかえったようで巣の下に卵の殻が落ちていました。
今はこんな感じで親ツバメが雛にエサを与えているのを見ることができますが、もうすぐ雛がかわいい顔をのぞかせます。
そんななか今度はセグロセキレイが物置の屋根裏に初めて巣を作り始めました。
すぐそばにある花壇から枯れた花の葉や茎を集め無造作に巣を作ったようです。
その後10日ほど姿を現わさなかったのは何故かわかりませんが、最近また巣に来るようになりました。
一度に二種類の鳥が子育て、営巣をするのははじめて。
これからが楽しみです。
一関市東山町松川にある「石と賢治のミュージアム 太陽と風の家」では「さまざまな鉱物名のエピソード」と題して企画展が開かれています。
同館では世界中から集めた300点の鉱物を紹介しようと、今年度は「鉱物(いし)がかたる不思議なかお」をテーマに5回の企画展を計画しています。
1回目となる今回はテレビ石、夫婦水晶、かみなり石、十字石、魚眼石(ぎょがんいし)、イカ石、ほたる石、コンニャク石、ぶどう石、蛭石(ひるいし)、電気石、砂漠のバラの12点を展示しています。
特に目を引いたのはイカ石で、白っぽい丸い石にイカの色をした突起があり、悪玉コレステロールのイラストに似ています。
面白い名前の付いた鉱物にわかりやすく由来が書いてあるので、小学生の勉強にも役立ちます。
訪れたこの日は地元の長坂小学校3年生も勉強に来ていました。
一般の方も「どこの国で採れた石なのか?」など館長さんに質問していました。
企画展は30日まで行われています。
先月、岩手日日新聞に「今泉街道」を復活させて地域おこしにつなげようとする活動が掲載されましたが、その取り組みをはじめたのが「営業しない喫茶店 デクノボー」オーナーの山崎司朗さんです。
今泉街道とは一関市山目から陸前高田までの道で現在は廃道となっています。
先月24日に一関市東山町松川滝ノ沢において、同国道の脇道で陸中松川駅開業に伴い整備された脇谷坂という道を歩く散策会が開かれました。明治33年に廃道になった後も昭和30年代ごろまで利用されていたこの道を知る人は少なく、次世代に伝えるのが目的です。
子どもから大人まで30人が参加したということで関心の高さがうかがえます。
デクノボーでの音楽鑑賞会では、大正4年の東磐井郡全図を広げ、「この街道は昔でいえば国道と同じ。その道が自分の家の前を通っていた!」と山崎さんは熱く語ります。しかも私の家の前も通っていたと指摘され驚きました。
その後話題を呼んで問い合わせもあるそうですが、今日6月5日は滝ノ沢地区の年輩の方たちを集め街道について語ってもらい、ビデオに収録したいと話していたので、ぜひ鑑賞したいものです。