一関市東山町長坂にある東山地域交流センターでは3日、真空管アンプ研究会主催の「楽器のない演奏会」が開催されました。
同会代表の山崎司朗さんは手作り波動スピーカーと真空管アンプのある「営業しない喫茶店 デクノボー」のオーナーでもありますが、演奏会のために機材を持ち込み地域おこしの一役を担っています。
5月にも行われ好評だったことから今回で2回目となりましたが、演奏会には前回を上回る100人近くの人が訪れました。
代表は持ち込まれた機材がすべて廃品で手作りで出来ていること、作った方の紹介、製作時のエピソードなどを曲の合間に説明をします。
「波動の音楽を楽しむ」・・・曲目も楽器それぞれの音が感じられるように若手三味線演奏家の三味線の曲、都はるみの演歌、三波春夫の歌謡浪曲、マンハッタンジャズ、バイオリニストの川井郁子の演奏曲などジャンルは様々。
DVDで映し出されたスクリーンの大画面にホールからはね返ってくるような波動の音は集まった人々に臨場感を感じさせ楽しませてくれました。
また、平泉にも以前いらしたこともあるという中村哲先生のペシャワール(パキスタン)での主にハンセン病患者に治療を行っている医療活動のDVDも紹介されました。
参加した方からは楽器の演奏が始まる前の息づかいのようなものも波動スピーカーだと感じられとても良かったし、映画のサウンドトラックやアルゼンチンタンゴなども聴いてみたいと波動スピーカーの良さを実感していたようです。
初めて「ままだんご」を耳にしたのは昨年でしたが、実物はまだ見たことがありませんでした。
最近、会社に出入りする業者さんから「ままだんご」を採った話を聞き、お願いして写真を撮ってきてもらいました。
「ままだんご」とは学名が「松露(しょうろ)」というキノコで幻の珍味と言われています。
ネットで見ると100グラム3000円で販売されていて、高級料亭に行かないと口にすることができないらしいです。
大きいもので直径2センチぐらいです。
収穫後まだ洗っていない状態はこちら
昨日の収穫は約1キロほど。
真ん中にあるヒトデのような形をしているのは、「ままだんご」が過ぎてしまうとこのようになるのだそうです。
この辺でキノコ採りをする人でもこのキノコの存在を知らない人が多いといいますが、業者さんは家で何度も味噌汁に入れて食べているそうです。松の香りがするのが特徴。
業者さんによればこのキノコを見たいという人がたくさんいるため、土日の休みを利用し本気になって探しているそうです。
発見場所は2年前、業者さんのお父さんがたらの芽採りをしていて、人が歩いた場所からキノコの古くなったものを見つけたことから、その周辺の木の葉の下を探してみたらたくさん見つかったそうです。
土から出ると食べられなくなるし保管も難しいそうですが、今日も今頃、暗い山の中で蚊と格闘しながら「ままだんご」探しをしているのではないでしょうか!