人間生きていると。
ときおり、ふと素敵な瞬間に行き合わせるときがある。
そうそう、本文でとりあげる『素敵な瞬間』とはちと違うけど、
こちらもまた素敵な瞬間、結婚式に出席したゴンザが
引き出物として持ち帰ったお菓子は、嬉しい定番ヨックモックのシガール。
それは、ＴＶで見る人。
友人、顔見知り。
自分に関わりがあろうがなかろうが、
ふと、目を留めずにはいられない素敵な瞬間。
「ああ、この人、何かがふっ切れたんだな」
.....そう思う瞬間。
その清清しい表情を見るのは悪くない。
んん？これは......恐竜の卵？
じゃなくて、甘～いすいかちゃん♪
隣の畑のお兄さんにゴーヤをあげたら、これが返ってきました（笑）
うう～ん、そんなつもりじゃなかったのになぁ.....
でも美味しかったぁ！
個人差はあれど、
色々苦しむ若い時期があって、
迷う時期があって。
意固地になったり暴走したり。
それでもそれは無駄ではなくて......
思わぬ瞬間にそれは訪れたりする。
すいか同様、こちらも真っ赤赤。
畑のトマトオールスターズ（ルンゴ、ズッカ、ロッソロッソ、ももたろう）をどっさり
ざくざく切って、オリーブオイルでローストしたにんにく＆鷹の爪、たまねぎと炒め、
白ワイン、塩、砂糖少々で味を調え、トマトソースに。
で、なすと大葉とあわせてパスタにからめれば、驚くほど美味い！
余分なスパイスなど何もなくとも、美味しいものは美味しい。
加熱用トマトのうま味、恐るべし。
ああ、私は何を苦しんでいたのかと。
......振り返ってみれば、馬鹿馬鹿しいほど簡単なこと。
合間にはちくちく、ちくちく。
まだまだ作ってます（笑）
こうありたいと願ったことや、
自分で作ったイメージや。
誰かの何気ないひとことに、縛られるのはありがちで。
でも、実は。
他人はそれほど自分のことなど気にしていないと、
気づくまでが長くて。
わかってみれば、びっくりするほど簡単なのに.......
たったそれだけのことを、
私たちはなかなか見つけられない。
おかひじきはサッと湯がいて白和えに。
芽先の柔らかいところしか食べられないおかひじきは、
ひとつひとつ手で摘む収穫作業が大変だけど、
（畑を貸して下さっているお母さんも「百円売ろうと思ったら大変なの！」...と。）
シャキシャキすてきな食感～♪
でも、もし、ふっ切れたなら。
心が自由になったなら。
その姿は、誰かにも何かを与えられる。
.....さて。
ところで我が家のふっ切れまくっている三歳児が結婚式へ持参したのは、
畏れ多くもスーパーアイドルの名を語ったご祝儀（笑）
まあ、前回よりは、まだ国籍が同じだけ罪が浅い（？）気がするけど、
「やっぱりやるのか今回も」と思った私は毒されてる？（爆）
さっきから一時間も髪の乱れを気にしている高校生も。
いつかはそれに気づくのだろう。
五年後、十年後、二十年後。
.......ふっ切れた人の顔を見るのは、
そう悪くないものだ。