猫猿日記    + ちゃあこの隣人 +

美味しいもの、きれいなもの、面白いものが大好きなバカ夫婦と、
猿みたいな猫・ちゃあこの日常を綴った日記です

ピサへ。

2013年08月01日 06時38分29秒 | イタリア見聞録。

 

頼れる旅のリーダーHさんは、楽しくて優しい、とても大きな人(ドリフ好き)

 

いよいよ、フィレンツェを離れる時がやってきて、
5人は、この後の移動の手段となる、
レンタカーを引き取りにゆくこととなる。

 



私たちが見た限り、イタリアを走る車は本当に小さく、
借り受けようとした車もまた、
我々の想像もしなかった小ささで(笑)
5人分のスーツケースなど、到底収まりそうにもない。

 

どう見ても...無理だろ?(笑)


「ちょっと...これダメだな。交渉してくる」

仕事で世界中飛び回るHさんの頼もしさは、
もう拝みたくなるほどで(笑)

女子勢が待つこと30分。

 

Hさんとゴンザが交渉している間、女子勢はぶどうなど摘みながら...(笑)


なんとかスーツケースと人間5人は予定と違う車に収まり、
(その分料金ははね上がったが)
一行は一路、ピサへと向かう。

 

ここから先、南はどこもティッシュゴミだらけ。
この、たくさん見かけた、青い花の周りも。

 

高速に乗り、変わり始める景色の面白さ。

 ああ、アレはマーブルを切り出している現場だ。

 ああ、アレはきっと古い城趾では?

 見て!あのひまわり!

 あの遠くに見える町、きれいだねぇ!

 

高速を降り、車を停めて。暑い!

日本語と英語が混ざりあった感嘆の声。

ふざけあう夫婦、または友人、親子の会話。

思い出話や家族の話。

 

歩き始めれば、掘りかけの遺跡?「国中遺跡だらけだもんねぇ!」



『小さな村』といった風情のピサまでは、
あっという間のドライブだった。

「おお!思ったより斜め!」

 

あちこちからやって来た観光客が撮ろうとしているのは...
皆、自分が塔を支えている写真(笑)
 


変な感心と、自分がここにいるという、
信じられないような気持ちと。

 

楽しいこと好き、HさんとTもQに塔を支えさせようと...(笑)


高く昇った太陽に反射して、白く輝く斜塔は、
一様に楽しげな、各国観光客たちのために、
我慢強く斜めにポーズをとり続けていた。

 

とりあえずジェラートは食っとかないと!(笑)

そして、再び出発。

南へ!