猫猿日記    + ちゃあこの隣人 +

美味しいもの、きれいなもの、面白いものが大好きなバカ夫婦と、
猿みたいな猫・ちゃあこの日常を綴った日記です

歌の中の街 ー 帰れソレントへ ー

2013年08月06日 08時59分05秒 | イタリア見聞録。

 

朝、ホテルのある坂の上から降りていく時、
よく見かけた、色とりどりの、可愛い小さなトラック。
中はスクーターなのかな?
野菜や牛乳などを運ぶのに使うみたい。

 

街へ降りると、うって変わって、そこはリゾート客のための場所となった。

小さな通りに軒を連ねる土産物店は、
レモンや太陽を象った、色とりどりの商品を並べ、
メイン通りには、夏のセールを知らせるための、
賑やかな貼り紙。

 

地中海の内、イタリアのつま先側はティレニア海というらしい。

ビーチは砂浜でなく、ホテルや各施設に、こんな感じでついてます。

 

あちこちにあるカフェ、レストランは、心地よい日陰を作り...

カプリへ渡る船の発着場を知らせる業者の姿は、
港へ続く階段の上に。

 

街中にもオレンジの樹。

それとオリーブ(実が鈴なり)。

小さな路地。


Tによればイタリアの街はどこも、
ドゥオモを中心に作られているのだそうだが、
他にも、それに負けず劣らず美しい、街中の教会。

 

イタリアは若い男より、とにかく爺さんがかっこいい!

そして、どこでもかしこでも、誰かが立ち話をしている(笑)


ソレントは、レモンとオレンジと、海とその幸と、
寄せ木細工、リゾートファッションの街らしいが、
なるほど、どこへ行っても出されるリモンチェッロに、
どの店先にもあるつばの広い帽子、
魚屋に並ぶ、新鮮な魚介類は、
それを物語っている。


 

イタリア滞在中、一度しか飲まなかったエスプレッソ(からっぽ・笑)

足元には平和な街を象徴する、にゃんこ。


夕暮れには、一人で気ままに散歩をする犬。

あれほど乱暴な運転をするイタリア人たちの車が、
不思議なほどに、歩行者や、ふいに現れる犬を目ざとく発見し、
しっかり止まってくれるのは、
日常的にこういった風景が、そこここにあるからなのだろう。

想定内の、想定外...それに慣れた人々。

 

鉢植えまでレモン。

どこでも出てくるリモンチェッロ。

夜には歩行者天国で...まさに歩行者の天国!(笑)


夜には、歩行者天国。

昼間より多い、人、人、人の波。

老いも若きも楽しげな街、それがソレント。

街角からは歌声が聞こえ、それがいつまで続くのか、
歩く人にもわからないほど、さざめきもまた、続くのだった。

 

魚介類はどれも新鮮で美味い。

ヴェスヴィオ山を望む、ホテルのプール脇にも、レモン、オレンジの樹がいっぱい。