さて。
先日、12月23日から点滴治療を続けているちびくん。
当初の、BUN119という危険な数値は脱し、容態は安定している。
まず、初日の点滴後、まるでキャットフードのCMに登場する猫のようにドライフードを貪り食べ、見通しは一気に明るく。
ひとまずは私を安心させてくれたのだが.....。
どっこい、肝心の数値が下がるごとに、ご飯の食いが悪くなってきた。
しかし、様子をみているとどうも具合が悪いようではない。
点滴する前とでは明らかに瞳の輝きが違うし、動きも軽やか。
私が冷蔵庫を開けるたびにトコトコとあとを付いて回り、ゴンザの帰宅後にも、得意の猫かぶりで甘えては<ハムちょうだい光線>を出している。
先生の話では、点滴は都合4回を数え、4回目を受ける前の数値が80くらい(正常値は45まで)だったというので、4回目を受けたあとはさらに改善しているはずだという。
これ以上の点滴については、血液が薄まってしまう(貧血)危険性があって簡単には出来ないが、食欲が出ないようならもう1度だけしましょうとのこと。
ちびくんは、26日の帰宅後から24時間、食欲に関しての様子を見ることになった。
さて。
当のちびくんだが、帰宅後少しだけご飯を食べ、その後はやはり私のあとを付いて回ってはおねだりを繰り返す。
しかし、せっかく下がった数値をここで上げてしまうわけにはいかず、それに私が応えることは出来ない。
何より、翌日までに何をどれだけ食べたのか、把握しておく必要があるわけだから、いつもの療法食をいつもどおりに食べてもらうしかないのだ。
が.....。
ちびくんがご飯を食べる様子は一切ない。
目の前に持っていってあげても「フン!」
う~ん.....
これは具合が悪くて食欲がないのか、それともただのわがままか.....。
結局、先ほど病院へ連れていくまでの間に彼がご飯を食べることはなく、ひたすら、私やゴンザのあとを付いて回っておねだりに終始。
私は先生にそんな状況を報告することになった。
「食欲がないというより、わがままを言っているように見える」
と。
すると先生。
「元気が出てきたものだからわがままになっている可能性はある。もう一日様子を見て、それから点滴の件は決めましょう」
という。
私は、わかりました、ではまた明日連れてきますと先生に告げ、カテーテルをつけたままのちびくんを家へ連れ帰った。
さて、家へ帰ったちびくん。
すっかり病院と家の行き来にも慣れてきた様子で、部屋の中へトコトコトコ。
深刻な顔で話し合うゴンザと私をよそに、おもむろにご飯の前へ。
「ハグハグハグ」
って.......
食うんかいっ!!!!!
あんなに心配したのに、もう病院でも、治療をどうしていくのか考えなきゃいけないかも、みたいな話までいってたのに、やっぱりただのわがままだったとは.....。
ってことは、この食事もまた病院へ連れて行かれるのが嫌で、元気アピールをしているとも考えられる。
「ボク、こんなに元気。ほらご飯だって食べるし」
みたいな。
とはいえ、それがただのわがままで心底ホッとしている私。
まだまだ油断は出来ないし、腎不全は決して善くなるものではないから、先は長いけれど、何とかちびくん自身に一番良い方法を模索してゆくしかない。
明日病院で、このわがまま息子についてどう説明しようか思案しながら、一挙に気が抜けてしまった母なのだった。
ああ、そうそう。
これは腎不全を患っている猫ちゃんを飼っておられる方への情報ですが、クレメジン、ネフガード等の活性炭薬についてはこちらから言い出さないとくれない病院もある様子(ネフガードについてはネット販売アリ)。
我が家もそうでした。
以前の通院以降、ネット等で漁った知識をもとにこちらから切り出したところ、「飲ませるのは大変だよー」
と言いながら出してくれました。
しかし実は、我が家のちびくんはこんなカプセルくらい楽勝。
この薬である程度、病気の進行を抑えることが出来るという情報を信じて続けていこうと考えています。
カプセル、錠剤を上手に飲ませるときのコツは、ためらわず、口をパカッと開けさせたと同時に、舌の一番奥のところに縦に(カプセルの場合)薬を置き、すかさず口を閉じさせてしばらく押さえておく。
これだけです。
ためらうとかえって猫が苦しい思いをするので、素早く、大胆細心に。
我が家の猫達。
おかげで薬を飲むのは大変上手です。
先日、12月23日から点滴治療を続けているちびくん。
当初の、BUN119という危険な数値は脱し、容態は安定している。
まず、初日の点滴後、まるでキャットフードのCMに登場する猫のようにドライフードを貪り食べ、見通しは一気に明るく。
ひとまずは私を安心させてくれたのだが.....。
どっこい、肝心の数値が下がるごとに、ご飯の食いが悪くなってきた。
しかし、様子をみているとどうも具合が悪いようではない。
点滴する前とでは明らかに瞳の輝きが違うし、動きも軽やか。
私が冷蔵庫を開けるたびにトコトコとあとを付いて回り、ゴンザの帰宅後にも、得意の猫かぶりで甘えては<ハムちょうだい光線>を出している。
先生の話では、点滴は都合4回を数え、4回目を受ける前の数値が80くらい(正常値は45まで)だったというので、4回目を受けたあとはさらに改善しているはずだという。
これ以上の点滴については、血液が薄まってしまう(貧血)危険性があって簡単には出来ないが、食欲が出ないようならもう1度だけしましょうとのこと。
ちびくんは、26日の帰宅後から24時間、食欲に関しての様子を見ることになった。
さて。
当のちびくんだが、帰宅後少しだけご飯を食べ、その後はやはり私のあとを付いて回ってはおねだりを繰り返す。
しかし、せっかく下がった数値をここで上げてしまうわけにはいかず、それに私が応えることは出来ない。
何より、翌日までに何をどれだけ食べたのか、把握しておく必要があるわけだから、いつもの療法食をいつもどおりに食べてもらうしかないのだ。
が.....。
ちびくんがご飯を食べる様子は一切ない。
目の前に持っていってあげても「フン!」
う~ん.....
これは具合が悪くて食欲がないのか、それともただのわがままか.....。
結局、先ほど病院へ連れていくまでの間に彼がご飯を食べることはなく、ひたすら、私やゴンザのあとを付いて回っておねだりに終始。
私は先生にそんな状況を報告することになった。
「食欲がないというより、わがままを言っているように見える」
と。
すると先生。
「元気が出てきたものだからわがままになっている可能性はある。もう一日様子を見て、それから点滴の件は決めましょう」
という。
私は、わかりました、ではまた明日連れてきますと先生に告げ、カテーテルをつけたままのちびくんを家へ連れ帰った。
さて、家へ帰ったちびくん。
すっかり病院と家の行き来にも慣れてきた様子で、部屋の中へトコトコトコ。
深刻な顔で話し合うゴンザと私をよそに、おもむろにご飯の前へ。
「ハグハグハグ」
って.......
食うんかいっ!!!!!
あんなに心配したのに、もう病院でも、治療をどうしていくのか考えなきゃいけないかも、みたいな話までいってたのに、やっぱりただのわがままだったとは.....。
ってことは、この食事もまた病院へ連れて行かれるのが嫌で、元気アピールをしているとも考えられる。
「ボク、こんなに元気。ほらご飯だって食べるし」
みたいな。
とはいえ、それがただのわがままで心底ホッとしている私。
まだまだ油断は出来ないし、腎不全は決して善くなるものではないから、先は長いけれど、何とかちびくん自身に一番良い方法を模索してゆくしかない。
明日病院で、このわがまま息子についてどう説明しようか思案しながら、一挙に気が抜けてしまった母なのだった。
ああ、そうそう。
これは腎不全を患っている猫ちゃんを飼っておられる方への情報ですが、クレメジン、ネフガード等の活性炭薬についてはこちらから言い出さないとくれない病院もある様子(ネフガードについてはネット販売アリ)。
我が家もそうでした。
以前の通院以降、ネット等で漁った知識をもとにこちらから切り出したところ、「飲ませるのは大変だよー」
と言いながら出してくれました。
しかし実は、我が家のちびくんはこんなカプセルくらい楽勝。
この薬である程度、病気の進行を抑えることが出来るという情報を信じて続けていこうと考えています。
カプセル、錠剤を上手に飲ませるときのコツは、ためらわず、口をパカッと開けさせたと同時に、舌の一番奥のところに縦に(カプセルの場合)薬を置き、すかさず口を閉じさせてしばらく押さえておく。
これだけです。
ためらうとかえって猫が苦しい思いをするので、素早く、大胆細心に。
我が家の猫達。
おかげで薬を飲むのは大変上手です。