結びの樹
教材61はつづれ織りを基本として、葉をトルコ結び織り、幹はラッピング織りのものです。
これは私のデザインではありません。
そのむかし、織りを習いに行ったところで、平織りの最終課題だったのです。
つづれ織りもトルコ結びも、すでに終了していますが、ラッピング織りというのは初めてです。
これを最終に近づいてきた生徒さんに織っていただきます。
ラッピング織りとは経糸を芯にしてくるくると巻いていきます。
枝が横に流れていくところが腕の見せ所でしょう。
小さいものなので、そう難しくはないと思います。
私の教室では、平織機を使っていながら、難しい綾織りもしていただいてきました。
そのために、平織機で織れるように、独自に織図を書き直すという難しい作業をしてきましたが、
それを知った友人たちからは「そこまでする必要があるのか?カルチャースクールとしてやりすぎじゃないか」
などという意見もありました。
平織り機だけの織りならば、1年くらいで終了していたでしょう。
でも、いろいろなものを織ってみたいという意欲のある人には応えたいという気持ちでやってきました。
ですが、それもそろそろ終了するときがきました。
今 作っているラヌー織りを『教材62』として 最後にしたいと思っています。
これがまた、4枚綜絖どころか、5枚綜絖のもので、これを平織機で織れるように織図を書いています。
これが織れるようになったら、まさに”無敵”でしょう!
さて 頑張りましょう