みっく・じゃがの「ひとりごと日記」

日々思うこと、考えること、時には写真も

ハロウィンとは?

2018-10-29 19:38:57 | 日記

週末の渋谷の街はハロウィンの仮装した人たちで大騒ぎだったようです。

昨日の午後、作業場の窓から騒ぎが聞こえるので、何かと思って覗いたら

仮装した親子の行列が延々と続き、駅に向かって歩いているのです。

中には嫌がる子供をあやしながらの親もいて「何やってんの?」と思いましたが、

朝のニュースで渋谷のバカ騒ぎを見て、呆れましたね。

 

いったいハロウィンを何だと思っているのか。

”仮装した人間の大騒ぎ”というイベントなんですね。

日本には何の関係もないハロウィンなのに、いつから こうやって仮装して

街中で騒ぐようになったんでしょうか。

正しくはケルトの習慣です。

日本のお盆のように先祖があの世からよみがえって来るのを迎えて送って

という行事なのに、どうして こんなバカ騒ぎをするようになったのか。

若者にインタビューをしたら「楽しい!」と言ってるようだけど、

楽しいものではありません。

ケルトからキリスト教に移り、仮装して先祖を迎える、つまり「ゾンビになって

迎える」ということが、ただ仮装したお祭りになっているんでしょうけど、

迷惑この上ないんですけど。

ケルトの文化が残るアイルランドではハロウィンに普段の服装で先祖を迎えています。

日本で仮装してお祭り騒ぎをするのは、ひとえに商業主義に踊らされているんでしょう。

その責任を取って、それに該当する業界の者どもには街の清掃などをしてもらいたいです。

それにしても、なぜ、関西から東京の渋谷を目指して騒ぎに来るのか!

自分の町でやってもらいたい。

 

それで思い出しましたが、ハロウィンのときに、子供たちがお菓子を求めて

家々を回る習慣があるようですが、

私の育った北海道ではお盆に浴衣を着て提灯を持って

「ロウソク出せ出せよ。出さないとかっちゃくぞ。おまけに食い付くぞ」

と言って家々を回ります。

『かっちゃくぞ』は引っ掻くことことをいう方言ですが、

各家ではこの日に供えて小さいロウソクを準備しておきます。

別に子供がロウソクを使うわけではありませんが、お盆に仏壇の提灯に使う

ロウソクをこうやって集めるということらしいです。先祖を送るためです。

そんな話をミュージシャンの藤澤ノリマサさんがしていたことがあって、

彼も北海道の人なので、習慣は今もあるのかもしれません。

コメント (6)
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