ジュビロ磐田メモリアルマラソン スタートだけ参加のつもりが

11月12日　ジュビロ磐田メモリアルマラソン　スタートだけ参加のつもりが

昨日の柔道教室にて、肩鎖関節脱臼経験者の先生方から沢山のアドバイスをいただき、かなり安心いたしました。
「ああこの怪我の経験者はいっぱいいるんだな」
という安心感(笑)。
私の性格はですね、「気が強くて気が小さい」なんです。こういう時に気の小ささが出ます。

さてさて本日開催のジュビロ磐田メモリアルマラソンですが、怪我をしたので、とりあえず会場に行くことだけは決めておりました。私の勤め先のマラソン仲間が参加するのと同時に、静岡県の仮装仲間に挨拶するためです。

ところがですね、昨日朝の4キロのランニングをして全く痛みが出なかったので、計画変更。
「スタートとして、調子が悪くなった箇所でリタイヤする」
にしました。もちろん安全のために片腕は三角巾で吊ったままです(笑)。
もちろん仮装はしません。こんな状態で仮装するなんて自信がありませんし、肩腕を吊った状態では仮装してるとトイレも難しいからです。
ジュビロは制限時間が3時間と長く、計算上はキロ8分57秒でゴール出来ます。キロ9分って言ったら、ほぼ早歩きの状態ですから、少し走って残りは歩いてゴールしようと考えております。それでも痛くなったらリタイヤ予定。

朝の6時50分に近い駐車場に到着しました。ハーフスタート地点から200ｍしか離れていないので非常に便利です。上の写真は塩タブを配られておりました親子です。お父さんお手伝いか、偉いぞ僕。

会場の参加証を引き換えに行きますと、来たばかりの飛脚さんに会いました。飛脚さんはあちこちから声を掛けられて、この姿でも大人気です。
「どうしたのそれ？」
かくかくしかじか、と脱臼してるのを説明。
「それで走れるの？」
かくかくしかじか、痛くなったらリタイヤする云々。今回は説明が長いなあ(笑)。
「仮装ではないけど、仮装だな(笑)。中々いいじゃん、受けると思うよ」
よしよし、大先輩に良い感触である。もしかして少しは受けるかもしれない。

同時にしんしんさんともお会いしました。しんしんさんのブログにも、写真を載せていただきました。ありがとうございます。
しんしんさんのブログはこちら→「ほくえんの風」

まだ空いてるスタジアムのトイレでウンチをブリブリ。すっきりしました。よし出すもんは出した。あとは30分前の小便だけだ。
車に戻ってコンタクトを嵌め、ウェアにゼッケンを着けます。下は普通のロングジャージパンツ、上はスポーツ用長袖です。寝間着として使ってるものなんですが、その格好のまま来てそれで走ります。どうせリタイアするんだから、着替えるのめんどくさい(笑)。
っていうか、仮装ばかりしてるので、まともなランニングウェアが無いのだ。
荷物をまとめてスタジアムに行きますと、会社の連中が待っておりましたので合流。
後輩にガッチリテーピングしてもらい、三角筋で腕を吊って完全固定。腕振りは出来まいけど走っても痛みはありません。

そこで本日の記念撮影です。わははは、この格好で出るぞー！
頭の包帯はギャグで入れてみました。本当はパジャマ着たらリアルなんですけどねえ。
遅れてきた会社の連中も全て集まり、30分前にハーフの最後尾まで行きます。

毎年出場されております文具三人衆です。相変わらず凄い人気でした。ネットでもあちこちで噂になっておられる集団です。恐竜の方はこれで走れるんであろうか？凄い。

昨年もお会いしたサンタさんです。結構男前の人です。この方とは抜きつ抜かれつしておりました。

毎年このドラえもんさんをお見掛けするのですが、息がしやすいよう顔がメッシュ地で非常に凝っております。自作される方は凄いと思う。

今大会のハーフ仮装ランナーで、ダントツ一番の美人さんです。別名「バブリー美女」　マジで文句なしの美人さんでした。この衣装で走るとは凄い。

常連さんです。今年は風が無いので助かると言われておりました。以下は他の仮装ランナー写真館(笑)。

飛脚さんと話をしていたのですが、やはり今年はハーフの仮装ランナーが少ないと思う。ハーフ部門が仮装賞の対象から外れたからだと思います。時間的な余裕が無いのはわかりますが、復活してほしいですね。

私が仮装ランナーさん達と写真撮影会をしてる間、会社の連中はどこかに行ってしまいました。やっぱり恥ずかしいのか。

やはり、「その腕は仮装ですか？本物ですか？」と聞かれます。その都度「脱臼中！」と答えるのもめんどくさい。
ええい、頭の包帯を取ってしまえ。これで仮装ではなく本物である。よりリアルになります。
と思ったらスタートしました。さて何キロでリタイヤするか。まずは早歩きでスタートです。

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肩鎖関節脱臼の対処方法を柔道教室で詳しく教えていただいた

11月11日　肩鎖関節脱臼の対処方法を柔道教室で詳しく教えていただいた

今日は柔道の練習日なのですが、「肩鎖関節脱臼の私が行ってもやる事無いから、休もうかな」と思ってました。が師匠連に怪我の報告もあるので行ってみたのですが、結果的にこれが良かった。いっぱい得るものがありました。

教室に行きますと、ちょうど子供達の部が終わった所でしたので、先生方に「どうしたの？」と聞かれまくり(笑)。会社でも反応・空手での反応と同じです。先日の事を知ってる先生は、説明すると「なるほど」という反応です。何人かの先生は「肩鎖関節脱臼」の経験がある（やはりいましたよ、笑）ので、沢山の事を教えていただきました。

まずは私の現在の状況から書きますと、三角筋による腕の吊り固定はずっとしております。が固定している間の痛みは、4日後で無くなりました。肘から先を動かしても全然痛みが無い状態なので、仕事(事務)では支障が無い状態です。車の運転も支障なしです。痛み止めは中止しました。
固定を外して物を取ったり掴んだりしても、狭い範囲では痛みが無い。ただし違和感があるぐらい。大きく動かすと痛みが出ます。
肩の骨が上に出ているのも、かなり下がってきました。
こんな状態かな？
程度の具合から考えますと、軽度から悪くても中度ぐらいの肩鎖関節脱臼みたいです。
ただ当分の間は腕の固定は続けようと思います。たまたま三角巾を取った時、椅子をどけようとして左手を動かした際に激痛が走りました。間抜けだ(笑)。
思いがけず動かして悪化させてはいかんですから。予防です、予防。

ご家族の方が最近肩鎖関節脱臼になったという某先生には、非常に詳しく教えていただきました。怪我をされた当人は、ずっと激痛で取れなくて、ほぼ以前の運動が出来るようになるまで2か月以上かかったとの事です。
怪我治療中は柔道は完全休止でしたが、その間は下半身の運動を徹底的にやったので、以前より体をかなり絞れたとの事。
肩の痛みが出ない下半身の運動は、ＯＫみたいですね。
実はその日の朝に、痛みが全然無かったので、（固定してる状態で）裏山を4キロ軽く走ってみたのですが、それでも全く痛みはありませんでした。軽めのランニングは大丈夫みたいですね。
他の先生にも肩鎖関節に影響の無い、他の箇所の運動方法を沢山教えていただきました。

当分の間、柔道と空手はやりません。道場には行きますが、怪我に影響無い別メニューが中心です。某先生の息子さんが2か月以上かかりましたので、私も来年度の道場再開までの2ヶ月は、その予定です。私の場合軽度だと思いますが、年齢が年齢だけにそれぐらいはかかるでしょう。

という状況です。この3日間で肩鎖関節脱臼の事を、いっぱい調べていっぱい勉強しました(笑)。怪我するとその分野に詳しくなります。

さて私に柔道の師匠であるＫ谷先生も、先日怪我のために治療中なので、二人で練習場の隅っこで別メニューで筋トレしておりました。
師匠と二人で、怪我中でも使える色んな練習方法を試しておりますと・・・、

腹筋・・・全然痛み無し。〇
背筋・・・軽い痛みあり。×
スクワット・・・全然痛み無し。〇
ジャンピングスクワット・・・痛い、絶対にやらん。×
四股踏み・・・軽い痛み、×。
四股立ち・・・全然大丈夫。〇
かがみ跳躍（軽め）・・・痛み無し、〇
ダンベル　アームカール（もちろん反対側の手）・・・痛み無し、〇
サイドレイズ・・・痛み無し。〇
右手だけのダンベルもっての打ち込み・・・軽い痛みあり、×
各種体幹トレーニング・・・片手で出来るのは、ほぼ出来る。〇
ランニング・・・全然痛み無し、〇。

ランニングが出来るというのは、ランナーの私にとって嬉しいですね。でも肩に響かないように固定して軽めにします。
という具合でした。上の全ての運動は、もちろん三角巾による完全固定の状態です。

いろんな先生にお世話になりながらも、少しずつ治していきます。無理は厳禁。我慢我慢。

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皆に驚かれた肩鎖関節脱臼

11月9日　皆に驚かれた肩鎖関節脱臼

本日も空手の練習に行ってまいりました。
廊下で下穿きだけ着て、下半身の練習（ステップワーク）をしてたら、遅れてきたベテランのN三姉妹が私の腕を吊った姿を見て、
「T岡さん、どうしたんですか！」
これまた昨日の説明を繰り返しました。当分会う人会う人全員に聞かれるでしょうな。
少年部が終わって教室に入ると、代表やM先生に聞かれる(笑)。PTAのお母さんたちはびっくりしてました。

昨日空手の後に少し痛くなったので、本日はネットでテーピングの方法を調べ、ガッチガチに固めてきました。左手を使わなければ、ほぼ痛みが無い状態です。
とは言っても動かすのが怖いので、上半身の運動は禁止。特に左側の運動は全くしない。下半身中心の稽古なら多分大丈夫だと思う（ほんまかいな）。
「今日は廻し蹴りフォームのチェックをしましょうか」
と代表も私の怪我の状態を気遣って、ノンコンタクトの練習内容でした。その後の移動稽古も廻し蹴りオンリーで、患部を痛めることなくやれました。
ただ左腕を完全に固定しているので、非常にバランスがとりにくいです。蹴りを放ったら軸がぶれます。
「仕方がない、バランスの練習」だと思ってやりました。これで体幹力がアップすればなあ。

「フルコンタクト空手」と言いつつも、スパー以外はコンタクトしない稽古方法が沢山あります。打撃系の格闘技は、そういう点で有利ですね。
しかし柔道などの組み技系はそうはいかない。組まなきゃ練習にならない。組まなくて出来る練習は遥かに少ないです。柔道の練習もなるべく行くつもりでおりますが、もっぱら下半身強化と右腕の筋トレや体感トレーニング中心になるでしょう。
左腕左手が使えない以上、当分の間柔道・空手の練習はほとんどせずに、（見学しながら）基礎トレ中心にします。幸いなことに下半身は問題ないので、ある程度回復したらランニングを再開します。
筋肉をつけて外れないようにしたい(笑)。治ったら筋トレ筋トレ。

という練習内容でした。柔道・空手の練習量が当分の間激減すると思いますので、体重コントロールに気をつけねば。肉・乳製品をバンバン食って、ラーメンを減らす(笑)。

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手抜きの空手授業

11月8日　手抜きの空手授業

寝不足である。
昨日「肩鎖（けんさ）関節脱臼」を柔道の練習中にしてしまい、夜遅くに市民病院で応急処置をしていただいた。と言っても応急なので三角巾で腕を釣っただけである。
この個所の脱臼は、「骨をはめる」って事しないんですね。知らんかった。
痛み止め飲んだのですが、しくしく痛いので中々寝れません。暇なのでネットで応急処置の仕方やテーピングの方法・リハビリの方法など調べてしまいました。
「安定のために腕を吊り固定する」のが一般的らしいのだ。という事は、三角巾で釣るのもいいけど、ベルト等で吊る装具もあるらしい。なるほどそれなら装着が楽だなあ。
今度スギ薬局に行って探してみよう。
という事を色々調べてたら、夜中の2時半になってしまい、翌日仕事中にあくびを連発しました。

さて仕事が終わって蒲郡の南部公民館に行きました。今日は7時45分より9時まで、一般部の空手の練習です。
教室の入りますと、K井さん・N井さん・Y本さんの中年トリオがすでに来られておりました。
「どうしたんですか！その肩は？」
かくかくしかじか、受け身に失敗しました。間抜けです。
という言い訳をして、練習を開始しました(笑)。所詮言い訳ですよ言い訳。
準備運動がまだなので、全員で前蹴り廻し蹴りの空蹴りを数十回行い、暖機運転完了。汗がぽたぽた落ちます。下半身の運動なので、私も軽く参加しましたが、やはり患部に響きますねえ（←やるなよ）。

さてK井さんが「仕事等で今回昇級試験が受験できない」う事でしたが、K井さんの試験対策用のメニューの残りを、本日やってみました。
先週までのやったのが、「前蹴りの捌き→パンチ」の受け返しの各種パターン練習でした。
もう一度おさらいして、今日やったのが・・・
「前蹴りの捌きからのフック」
この課題に特化してやってみました。
初心者の方にはフック自体が打ちにくいので、それの何かを組み合わせるのは、手足がこんがらがってくる場合が多い。それをゆっくり分解して、リズムを取りながらやってみました。
そうそう、某ボクシングトレーナーの方に教えて頂いたのですが、「構えをスイッチして逆のフックを打つ方法もある」との事なので、それも入れてみました。
この場合、「普通に前蹴りを捌いてからのフック」より、もう一工程多いので結構難しいぞ。
言ってる私も、フォームを軽くやってみたのですが、覚えるの大変であった。
聞きかじりの技術に、皆さん付き合ってくれてありがとう。もう少し私も勉強します。

「前蹴りの捌き→フック」の仕上げは、もう少し複雑にして「前蹴りの捌き→左右のフック連打」で締めくくりました。せっかく前蹴りを捌いたんですから、1発だけで終わるのはもったいない。2発連打で行きましょう。
最後に時間が余ったので、パンチの連打の応用例をちょっとだけやって本日は終了しました。

皆さん今日は一緒にできなくてごめんなさい。当分の間、口先だけの男になります。

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肩鎖関節脱臼になってしまった、ああああ！

11月7日　肩鎖関節脱臼になってしまった、ああああ！

先週は祝日と連休で、柔道はマイ教室・出稽古先も休みでした。今日は1週間ぶりの柔道になります。
練習前に更衣室でN澤先生と、昇段試験・怪我の話になり、
「もう怪我だらけですわ～」
と雑談してたのですが、まさかそれが本当になるとは。

本日は先週ほど多くないのですが、一般7～8名、高校2名、中学生7～8名でした。
準備運動から寝技乱取り3本。寝技では久しぶりにT城の先生が来られてたので、相手をしていただきました。いつも相手してくださるN澤先生。N野先生と違い、引き込み方が全然違うので、すごくやりにくいです。何が何だかわからないうちに抑えられてました。

打ち込みから立ち技乱取り8本。
3本ほど中学生とやり、その後N澤先生にレクチャーを受けながら相手をしていただく。
次の中学生の時に、とうとうやってしまった。

「払い腰ってこれでいいんでしょうか？」
と技に失敗した中学生が聞いてきた。
ふむふむ熱心な子だなー。でも黒帯つけてるとはいえ、俺に聞いてもレベル的には君と変わらないから、他の弐段三段四段～の先生に聞いてくれ。俺も聞きたいくらいだ(笑)。
わからんと無下に断るわけにもいかず、
「んじゃあ、俺をガンガン投げて練習しろよ。受けるぞ」
というわけで、乱取り中に投げ込み状態になった。
4～5発目の投げられた時に、別の中学生が目の前に転んで来た。
「あっ、いかん！」
と避けようとして、左肩から畳に落ちた。その時肩に電流が走った。
「いてててて」
その後乱取りを続けたが、どうも先ほど痛めた左肩の動きが良くない。上に上がらない。

次の中学生、その次はK先生、最後に小学生と続けて相手をしていただいたのですが、左肩がだんだん痛くなってくる。
あれ？なんかおかしい？腕が動かん。
最後の小学生君相手の時は、脂汗流してました。

礼が終わり更衣室で柔道着を脱ぎ、肌にへばりついたTシャツも脱ぐと、左肩がぼこっとへこんでた。
「うわ！なにこれ？」
先生方に確認していただいたのですが、左右で肩の形が違います(驚)。押すと痛いです。
「腕が外れたのか？？？」
うわああ、自分の体ながら気持ち悪いぞ(笑)。
帰り支度をしてた別の先生達にも聞いてみますと、T下先生曰く、
「肩ではなく鎖骨が外れてるかもしれません。うちの息子も以前やった事があるので」
鎖骨の脱臼なのか。よくわからんが痛いぞー。
「とにかく今から西尾市民病院の救急外来に行ってみます」
という事で、上半身裸の上からジャンパーを肩にかけた半裸の状態で(笑)、車を片手で運転した。痛いよう。ジンジンするよう。
こんな時に警察に止められたら、一発で留置所だろうなあ。
というのも、上半身裸（服が着れない）、シートベルト着用せず（痛くて出来ない）。
変質者ドライバーである。

10分後に市民病院の救急外来入り口近くに駐車し、警備員さんに場所を聴いて、半裸のおっさんが窓口に行ったら、受付嬢に驚かれた。
お嬢さん、変質者ではありません(笑)。

受付表を書いて怪我した状況を記入し、救急外来診察室の前で待つ。レントゲンも撮りました。
「T岡さん、どうぞ」
先生は私の左肩の状態を見るなり、
「肩の脱臼ではありません。肩鎖骨の脱臼です」
と、図解入りで説明してくれました。なるほどT下先生はドンピシャだった。
「肩鎖関節脱臼（けんさかんせつだっきゅう）と言いまして、ラグビーや柔道の選手に多い怪我なんですよ。大きく外れてますねえ（←なんか嬉しそうに言ってたな）。
肩の脱臼だと七転八倒の痛みですよ。
手術が必要な場合もあるので、CT撮ってみましょう」
再び移動しCTを撮影する。もう何とでもしてくれ。やけくそ状態。
「手術の必要はないですね。痛め止めを出しますので、来週もう1回来てください。左肩は固定して、事務仕事なら全然大丈夫ですよ。お風呂も入れます」
良かったー、そんなに大変な怪我ではないみたい。
「2～3週間から1か月かなあ。大きなズレだからもう少しかかるかもしれない。固定するので三角巾付けます。痛みがなくなるまで我慢してね」
うーむ1か月か。その間柔道も空手も出来んがなー！ああああ、悔しい！
要は受け身を取り損ねた自分の責任なんだが、悔しい悔しい。

最近肉離れを警戒して、始終ストレッチをするようになり、そちら方面は御無沙汰してましたが、受け身で怪我をするとはなあ。

家に帰ってから写真撮りました(笑)。こんな状態です。
帰ったら11時半でした。風呂入って飯食って痛め止め飲んだのですが、痛みが相変わらずなので、深夜2時まで寝付けませんでした。
日曜日は「ジュビロ磐田メモリアルマラソン」なんだけどなあ。走れないにしても、会社の同僚や静岡県の仮装仲間が出場するので、DNSはしません。
ああ走りたい走りたい。ジュビロ磐田を走りたい。

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伊勢湾一周 四日市はブレードランナーだった

11月4日　伊勢湾一周　四日市はブレードランナーだった。

伊勢湾一周です。
今回ようやく桑名～松阪間がつながりました。今日は桑名から四日市海山道までの経路です。

こういう東海道ランとか伊勢湾一周とかは、本当は端から順繰りに行うのがわかりやすいですが、私の場合細切れであちこち跳んでおります。
これは仕方がない。サラリーマンはこれが限界。

例を揚げますと、東海道ランニングは、東京方面は行き当たりばったりで行います。
気が向いたら気が向いた場所をふらっと走る。
個人的に「東京日本橋がゴール」ってのが、いまいち気が乗らない。ゴールはもちろん昔住んでおりました京都です。東海道の終点三条大橋も通りますが、わが母校立命館大学をゴールにします。これだけは決めてる。
旧東海道にはこだわっていないので、鈴鹿峠よりも関ケ原ってのはどうですかね(笑)。ええい、いっその事、鈴鹿峠と関ケ原、両方走っちゃえ。

さて今回は桑名～四日市間を逆方向に走りました。理由はですね、四日市の夜の景色を見たかったのです。走り始めたのは昼過ぎ夕方前です。桑名を過ぎて四日市に入る頃には、陽はとっぷり暮れているでしょう。この予定は当たりました。

桑名駅前の1号線沿いの有料駐車場にパーキング。本日は気温が高く短パン・Tシャツで十分です。
1号線沿いは車が多いのですが、愛知県内の1号線と違って、少し離れると鈴鹿山脈や養老山地が垣間見れるので、「都会の圧迫感」というのが少ないのです。上の写真は1号線から見た伊勢湾方面の写真です。秋空が気持ちいいのだ。

1時間半10キロを走りますと、近鉄富田駅近くのイオンモールに到着。ここで暗くなるまで夕食を兼ねた時間つぶし。
「マラソン大会が終わった後は、ラーメンを食べる」というご褒美を、しまだ大井川の後やってなかったので、ここで実行しました。

そこから国道23号線に向けて住宅地を走り、工業地帯の埋め立て地に入って、あちこちをうろうろしてから「うみてらす」という展望タワーに行ってみました。
入場料300円払ってエレベータで14階に登ると、そこは別世界！

家族連れが多くて、しかも私のカメラが素人用なので、上の写真ぐらいしか取れませんでしたが、すごい夜景でした。10人ぐらいバズーカ砲のようなカメラマンがおりました。
今回の伊勢湾一周ランは、これが目的なのです。
昔のSF映画をご存知の方ならわかると思いますが、まさしくブレードランナーの世界です。圧倒されてしまいました。
ここで停滞30分。

タワーから降りる時のエレベーター内で撮った自撮りです。気温が高いので、夜でも短パンTシャツで十分でした。走りやすかったです。

さてここからは23号線沿いに南下していたのですが、途中から埠頭内の道路に入って、倉庫街を走りました。大きな道路なのですが誰もいないので気持ちよかった。
ホント誰もいない。

埠頭内のJR貨物線です。不気味なくらい静かです。昼間は工場の音で凄いんでしょうね。
向こうから外国人の3人組が、食料らしい物を詰め込んだ大きなコンビニ袋を抱え、こちらに歩いてきました。多分外国船の船員でしょう。国際港の四日市らしい光景でした。

終点の近鉄海山道駅です。田舎の駅なので私以外誰もおりません。大阪名古屋間の大動脈でもあるので、特急がひっきりなしに通過します。写真は珍しい修学旅行専用列車の青空号です。
何で俺知ってんだ(笑)。

鈍行で四日市に行き、そこで急行に乗り換えて桑名で下車。駐車場の車に戻って、着替えてから家に帰りました。家に到着したのは夜の10時半でした。
今回の旅ランは、工業地帯の夜景を堪能したので大満足です。本日の走行距離20キロ。
次は・・・桑名～名古屋南部間を予定しておりますが、夜景らしいものが無いのであまり面白くないんだよね。
どないしよう？

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中学校で護身術講座の先生になる

11月4日　中学校で護身術講座の先生になる

私、教員免許持ってません(笑)。
でも今日は蒲郡の中学校で、「護身術講座」の先生になりました(笑)。

蒲郡の中学校から、うちの代表が依頼を受け、文化祭の催し物として「護身術講座」なるものを開くことになりました。本日Y本さんと私も、そのお手伝いで参加させていただきました。
朝7時45分に代表のお店に集合しまして、車に乗っけてもらって中学校に到着。
受付の先生と中学生の子から、文化祭のパンフをいただきました。

パンフには、いくつも体験講座が載っております。それぞれ市民講座で活動されておられるいろんな分野の先生達が中学校に来て、文化祭に催し物として開催されます。
私の時代の出身中学では、外部の方が来られての体験講座なんて無かったもんなあ。こういうのって中学生達には非常に良いと思う。

昨日も書きましたが、
「これをやったら素人でも悪い奴を倒せるんだー！」
ってのはありません。格闘技をやってる人間でも非常に難しい。
逃げるが勝ちなのです。
別名、逃げ方講座(笑)。
その他護身術以外にも、空手を知ってもらうために色んな事をしました。肝心の中学生達が面白い。
部活を中心に運動経験者が多く、挨拶もハキハキして、元気いっぱいの中学生たちでした。空手特有のせ「せい！」という掛け声も大きくて、恥ずかしがって言わない子は全然おりません。男の子女の子半々ぐらいでしたが、女の子のほうが元気でしたねー。
ミット打ちでは、みんな「きゃあきゃあ」と言って大興奮でした。代表の作ったプログラムが良かったので、中学生達は大喜びです。大成功です。

プライバシーや学校行事という関係上、講座の写真は遠慮しました。内容についても中学校の行事なので、あまり詳しく書けません。これでご勘弁を。
上の写真は代表・Y本さん・私で撮った記念写真です。「中学校＋おっさん」という絵は、何か場違いと思うのは私だけか(笑)。

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ブラジリアン柔術を体験した

11月2日　ブラジリアン柔術を体験した

と書きますと、
「本格的にブラジリアン柔術の見学体験に行ったのかー！」
と思われると思います。
そこまで大袈裟のものではないのです。

うちの空手の団体はですね、大きな特徴としまして、「他の格闘技と掛け持ちOK」となっておるのですが（空手団体は基本的に掛け持ち不可が多い）、うちの会の代表は柔術と掛け持ちなのです。
で今日の稽古の途中にその話になり、いくつかの技を見せて頂いたのですが、いやあ複雑すぎて全然わかりません。
ゆっくりとやっていただき、それを一つ一つ分解して、時間をかけてようやく何とかやれたぐらいです。寝技締め技関節に特化すると、「ここまで複雑になるんだなあ」と思った。
私の中学生レベルの寝技締め技では、何が何だかわからない。
生まれて初めて柔術というものを、体験させてもらったのですが、ちんぷんかんぷんでした。でも格闘技って奥が深い。

以前代表とも話をしたのですが、「畳の会場を借りて、そういう練習をしたい」というのがあります。でも蒲郡市民体育センターの柔道場は、基本的にフルコン団体には貸してくれません。以前借りた時は、向こうがその規定を忘れていたそうです。
剣道場は借りれるんですけどねえ。
総合格闘技用の嵌め込み式マットを買うしかないのかなあ。結構高いもんな。

今日の練習は、ごく初歩の柔術の基本と、中学校で行う予定の「護身術講座」の内容についての確認作業でした。
実はこの連休中に、蒲郡市内の中学校からうちの代表に、
「護身術の体験講座を開いてほしい」
との依頼があり、Y本さんと私もお手伝いすることになったのです。
護身術の一番のポイントは、「逃げること」です。「闘うこと」ではありません。いくら空手をやってるからって、女子が頭のおかしい男子（犯罪者）にかなうわけありませんし、相手が刃物を持ってるかもしんないから、闘うなんて絶対やめたほうが良いに決まってます。
「そういう危険な場所に行かない」ってのが、一番良いんでしょうねえ。夜で歩かない・夜のコンビニに行かない・電車で危なそうな奴がいたら隣の車両に移るとか。
そういう観点から考えますと、護身術なんてあまり価値が無いと思いますが、「慌てない・パニックにならない・逃げる」ための練習は必要だと思います。
私も鬼嫁から逃げたい。

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中年達の記念写真（空手）

11月2日　中年達の記念写真（空手）

水曜日は蒲郡南部公民館で開催の、中年空手教室です。別に「中年限定」と制限しているわけではないのですが、ちょっと遅めの時間帯という事もありまして、仕事帰りの中年の皆さんが次第に集まってくるようになっております。
本日私が稽古場に到着すると、すでにＹ本さんが来ておられたので、早々に稽古を開始しました。

Ｙ本さんの昇級試験対策で、ほぼ全部の基本技を試験形式でやっていただきました。熱心で稽古に来る回数の多いＹ本さんは、ほぼ間違えることなく基本技をやり切りました。
細かい修正点は別として、短期間でここまで上達されるのは驚きです。
移動の形が終わる頃に、仕事帰りのＮ井さんも来られて合流。その後もＡ山さんも来られたので、結構にぎやかになりました。

基本が終わった後は、パンチの練習に入ります。
白帯お二人は、次回か次々回くらいの試験でに、パンチ限定組手に入りますので、今からやっておいて損はありません。
まずは体を温めるのを兼ねて、「ステップしながらのジャブ」を1分間。これで汗まみれになったら、ワンツー（もちろんステップを使ってです）、フック・アッパーの練習。
皆でガラスに映った自分のフォームを見ながら、シャドーを延々と繰り返しました。退屈だったと思いますが、ある程度のフォームを作っておかないと、あとで楽できることになると思います。
今日は元極真でベテランのＡ山さんが来て下さったので、Ａ山さんの腰の柔らかさを見本に、白帯のお二人と練習しました。特にフック・アッパーをゆっくりやりましたが、発射台になる足腰の強さと、体の柔らかさが絶対に必要になりますので、Ａ山さんの腰の柔らかさはすごく参考になります。

白帯のお二人が来られた時は、当分の間はパンチの基礎を中心にやろうと思います。
ステップワーク・フォームの確認・シャドーを中心に、受け返しを組み立てれたらいいなあと。
簡単な受け返しができるようになりましたら、それをミットでどんどんこなして行けるところまで、持って行きたいです。

とにかく中年のおじさん達には時間がありません。仕事の合間を縫って練習時間を確保するのも、なかなか難しいと思います。来て下さった時には、できるだけ濃い練習をしたいと思ってますが、いかんせん私がまだまだなので、基礎中心にやっております。

写真はＡ山さんのリクエストで、中年達の記念写真です(笑)。
もし蒲郡近郊で空手に興味のある方がおられましたら、見学体験に来てください。練習はしんどいですが、年齢性別関係の無い和気あいあいの道場です。

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フルマラソン後の柔道の練習は、とてつもなく辛い

11月1日　フルマラソン後の柔道の練習は、とてつもなく辛い

わかっていた事です。でも行きました(笑)。全筋肉痛です。特に太もも裏（大腿二頭筋）が辛い。
昼休みに徹底的にストレッチをしたので、ある程度筋肉をほぐしたつもりですが、こういう時に怪我しやすいんでしょうね。

さて本日は学生がいっぱい。高校生が2名に中学生が12名であった。
いつもは中学生の間に、一般の先生相手の乱取りを2～3本入れております。逃げるようで申し訳ないのですが、筋肉痛がすごいので、一般の先生相手の乱取りは1～2本で抑え、残りは中学生で筋肉をほぐそうと考えておりました。

うちの中学生連中です。みんな強い子達。
準備運動から寝技乱取りを3本。久しぶりに来た子とやったのですが、いつの間にか力が強くなって、かなりてこずってしまいました。この子達成長期だもんなあ。ガンガンパワーがついてきます。

立ち技乱取りは、中学生達が多かったせいもありまして、7人相手にやりましたが、休憩無しだったのでさすがにばてた。ひいはあぜいぜい。
途中押し寄せる中学生を振るい除き（大げさだな）、N澤先生に1本相手をして頂きました。
もちろん課題はN澤先生から指摘いただいた、「力を抜く」「力の緩急」です。
自分なりの工夫なんですが、単に力を抜くのではなく、「腰をもう少し落として動く」をやってみました。体感を維持して腰を落とし、全身をショックアブソーバーみたいにできないかなと。
あちこちの動画サイトで、中学生への指導動画を拝見したところ、
「腰落として、柔らかくして」
と指導されている場面が結構ありました。腰を落とすのも意識してやらんとなあ。
自分も腰を落としてるつもりなのですが、まだ足らないと思う。こういうのって自覚症状無くてですね、自分ではその気でも実際外から見ると全然って事がよくあります。
N澤先生の指摘から、意識して乱取りを行ってますが、投げられる回数は減ったものの、その状態から技に入る緩急がなかなか上手くなりません。

が今回の練習内容でした。
帰り際にN野先生にも、釣り手引手の力を抜く持ち方など、詳しく教えて頂きました。それも次回の練習で意識してやってみようと思います。
マラソンの後遺症でバキバキの、もも裏（大腿二頭筋）は、怪我することなく大丈夫でした(笑)。

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しまだ大井川 ち〇ち〇まで泥まみれ

10月29日　しまだ大井川　チンチンまで泥まみれ

ラーメンは食えなかったものの、スープを流し込んでエイドを出ました。相変わらず歩いております。
既にウィスキーの効果は無くなりましたが、目はパッチシ覚めております。

最後の折り返しから、再び走り始めました。おお、まだ足が残ってるわい。
速いスピードで歩いてる人達を抜いていきます。ここからゴールまで約4キロ。何とか6時間半でゴールできるかな。

メイドさんです。思わず足を止めて写真を撮りました。物凄くかわいい人です。
「頑張ってください」
ああこの声援が嬉しい（特に女性）。
頑張ります。あなたのために頑張ります。ここからスピードアップして、どんどん抜いていきます。おっさんのスケベパワーはすごい(笑)。

ＤＪさんの声を聴きながら、6時間30分はぎりぎりかなあと思いつつ、ゴールしました。写真はゴール直後の自撮りです。
はああああああ、終わったあ。

スポドリを貰い、完走証を発行していただき、園内を動いておりますと、
目の前が濁流の川。こんな所が荷物引換所・更衣室などの近くにいっぱいありました。更衣室は長蛇の列です。
会場は泥の海。靴を取られて転倒しる人続出。
私は川になった道の所で、滑って転倒して尻もちしてしまいました。泥のお風呂で半身浴状態(笑)。ズボンの裾から泥水が流れ込んだ。
「着替えの場所が無いなあ。仕方がない、荷物引換所のテントの横で、着替えるべえ」
テントの下は池状態(笑)。池の中に浸かりながら、空手着を脱ぎジャージに着替えましたが、当然ジャージは水に浸かってジャボジャボ。泥だらけの空手着よりましか・・・ぐらいの着替えでした。
泥だらけの靴を脱いでサンダルに履き替え（これは正解）、シャトルバス乗り場に行こうと泥の中を踏み出した途端、再度転んだ(笑)。全身泥まみれ。
わははは、もう笑うしかない。
車まで我慢しよう。

バスの中はビニールが敷かれておりましたので、泥だらけの私は、少しホッとしました。
車でもう一度着替えるとですね。会場で転んで水浸しになったいでしょうか。ち〇ち〇も泥にまみれておりました(笑)。
なんやかんや堤防の駐車場を出たのは、5時ころでしたが、新東名は豪雨で前がほとんど見えず、安全のためにノロノロ運転。
愛知県に入り、蒲郡インターで降りたところ、雨は止み雲の切れ間から星が見えとった。
「あの台風はどこ行ったんやあー！」
「神様はいじわるかあー！」
でも出て良かったと思います。こういう経験はそう簡単に出来るもんではありません。もともとマゾ体質なので、こういう過酷な運動は大好きです。
もうどんなレースでも怖くありません。
ハリケーンでもサイクロンでも行ったるでえ！

家に帰って頂いた記念品を出しますと・・・おにぎりが水浸しであった。

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しまだ大井川 ラーメンは売り切れてた（泣）

10月29日　しまだ大井川　ラーメンは売り切れてた（泣）

23キロのエイドで和服兄さんと別れて、じょんじょりんタイム。
はああああ～生き返った！膀胱破裂するところだったー。
ここで一大決心をする。
カッパを脱いでごみ入れに入れた。よおし、これで目立つぞー！
雨がどんどん降り注いで、空手着に吸い込まれていく。ああああ冷たい。ちべたい。
冷たいが何だ、お前は仮装ランナーだろう（←ハイテンションなので支離滅裂）。

再びエイドに戻り、美人のお姉さんよりバナナを頂く。
「その格好で走られるんですか？すごーい」
ああああ、若き女性のこの声が聴きたかったー。ああ快感！脱いで良かったー！

女性に声をかけられたので、鼻の下を伸ばしております。あほうなやつです(笑)。
でも雨足は強くなり、空手着にどんどん吸い込まれていきます。袖口から水がトイのように流れ出ております。
重い、重すぎる。いったい何キロあるんや？
25キロ過ぎまで、この重い道着を背負って、走っては休憩・走っては休憩しておりましたが、とうとう25キロ地点で足が止まってしまいました。
「あかん、重くて体が動かん」
雨は小雨になったり土砂降りになったりして、時間ごとに刻々と変わっていきます。幸いなことに風はあまりありませんでした。
靴が、「ぐっちゃんぐっちゃん！」
道着が、「ぐっちょんぐっちょん！」
私と同じように、この辺りから歩き始める人が続出。確かに25キロで3時間ちょっとだから、歩いてもゴールできるもんなあ。

いつもの風船おばさんもといお姉さんです。今年も会えましたが、相変わらず元気です。
この雨でも河川敷まで出て応援してくださる人がいます。ありがたいです。手を振ると、
「重たそうだねえ」
「よく走れるねえ」
「写真撮らせて」
と声をかけられるようになりました。やっぱりカッパ脱いで良かった。
「マラソンは目立ってなんぼ」ですなあ。

次の給食エイドで軽く水を飲んだ後、多分雨に体温を取られて、低体温症の兆候が出てきた。とにかく首と肩・顔・手足が冷たくて寒いのである。
あかん、冬山で同じ症状が出たことがある。この頃から体は冷えているのに、急に眠気が出てきて、時々意識がふっと無くなって、歩きながら寝ておったのだ(笑)。
やばいよなあ。雨が滝のように道着の上を流れとる。こりゃあ体温取られるわい。

ふらふらしながら30ｋの小橋を越えると、増水した水が、あと30センチでコースに迫りつつあった。
わははは、こんな条件で大会開催ってのが嬉しい！主催者に拍手
台風の中で開催された事に対して、ブーブー言ってる人がおられますが（ランネット）、いやだったらＤＮＳすりゃいいし、途中棄権ＯＫなんですから、文句を言う筋合いはないと思う。
「前提条件が台風の中」なんですよ。コースが川になっていようが、泥だらけであっても、最終判断は自分なんだから、自己責任だと。
「いやここまで酷いとは想像つかんかった」
という奴は、想像力が欠如してる証拠。
台風なんですから、何が起こってもおかしくはないし、次回から不参加という教訓を得て良かったでしょう（と挑発的に書いてみる）。
どうせ書くなら、「泥だらけの会場に、ブルーシートを引いてほしい」「更衣室にすのこを置いて」「バス乗り場が遠いので、近くにして」というような建設的な意見を書いてほしいですね。こういう建設的な意見は、「なるほど」と私も思っております。
「開催して、電車が止まって帰れなくなったらどうするんだ！」
台風なんですよ。電車が止まるのは当たり前じゃないですか。わかってて大会に出るのは本人責任じゃないんですかね。
会社休めよ(笑)。
私の意見は・・・台風マラソンは面白い！です。色々問題はありますが、出て良かったと思ってます。

と偉そうな事を言いつつもふらふらしながら歩いておりますと、
「Ｔ岡～！大丈夫かあ～」
と焼津在住の友達が友人（ランニング仲間らしい）と一緒に手を振ってた。
「おお！俺の応援に来てくれたのかー！」
「いや違う、うちのランニングクラブの応援だ」
ガックシ！俺の応援じゃないのかあー！お前は走ってないのか？
「そんなのＤＮＳにきまってるじゃん。しかしうちのクラブ員にしろお前にしろ、台風の中を走ってるのって気が狂ってるよ」
走って悪かったなあ。
友人の手に持った瓶は？
「何持ってるの？」
「寒いからポケットウィスキー」
「俺に一口よこせー！」
と強引に奪い取り、一口ならぬ二口グビグビ頂いた。
「効く～！」
バナナしか入っていない胃に、少量ながらニッカのウィスキーが流れ込み、胃をカーっと熱くした。
目が覚めたー！
冬山でも経験あるけど、低体温症には酒です(笑)。特効薬です。
「お前、車で来たんと違うんかい？」
「あほかあ。俺がゴールするのに、あと3時間はかかるわい。完走証受け取って着替えてシャトルバス乗って、出発するまで5時間はかかるから、とっくに抜け取るわ」
自己責任ワインエイドというのは聞いたことあるけど、ウィスキーエイドとは初めてです。良い子の皆さん、決してマネしないように(笑)。
写真を撮ろうとしたら、断られた。
「写真はアカン、仕事サボって応援に来てるからアカン」
おいおい。

ウィスキーで眠気は覚めたが、相変わらず走ったり歩いたりの連続です。雨がだんだん激しくなって来て、台風が接近してるのが伺えます。
全身シャワー状態(笑)。
♪ウルトラテンション、ハイ！ハイ！ハイ！
ハミングしながら軽く走っております。わははは！

「長女さんという事は、他にも御家族の方がおられたんですか？」と聞いたら、
「皆、私を置いて先に行ってしまいました(笑)」
との事。ここで一発ギャグ。
「台風で一家離散ですね」
受けましたよ(笑)。

沿道の少ない応援に手を振り、同じランナーと話しながら、ほとんど歩いておりました。どの方も皆さん、
「ものすごく重そうですね」
「それでよく走れますねえ」
と言われます。いえいえやけくそです。これはマラソン大会ではありません。サバイバルレースと思えば楽しめます。
「砂漠レース」「極地レース」「密林レース」と数多くサバイバルマラソンは存在しますが、「台風マラソン」はこれが初めてではないか？貴重な経験です。参加できて良かったー！

笑いながら歩いておりますと、33キロの大補給エイドに到着！
やった！これで温かいラーメンが食える！
そうなのです。しまだの大エイドでは、ラーメン・スープ・ぜんざいその他など、いっぱい食べ物があり、酒池肉林なのです（すいません、大袈裟です）。
その中でも一番のお気に入りが、ラーメン。あの温かいラーメンを食いたい。この冷たい胃袋に収めたい。ああラーメン。
「ラーメン、ラーメン」
しかし拉麺の屋台前には何も無かった。ガーン、本日終了！
俺のラーメン（泣）。しくしく。

次号予告：しまだ大井川はドロドロぐちゃぐちゃ。まるで泥んこプロレス(笑)。

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しまだ大井川 おしっこを垂れ流したい仮装ランナー

10月29日　しまだ大井川　おしっこを垂れ流したい仮装ランナー

この辺りまでは普通の雨だったのですが、徐々に雨が強くなってきた。空手着の下履き（ズボン）が水を含んで足にべったり張り付き、小股でしか走れなくなる。
「俺はオカマかー！」
そうです。一見オカマ走りなのです(笑)。

次のエイドでは、高校生らしい元気な男の子が、大声でスポーツドリンクを渡してくれた。なかなかの体育会系ハンサムボーイであった。
しかも54歳の私に、
「お兄さん、頑張って！」
だってさ！わははは、正直で偉いぞ君！
君は将来大統領か総理大臣だ！オジサン嬉しくて嬉しくて、彼からスポドリを3杯もいただいてしまった。

同じエイドに私好みの美人さんがおられたので、
「美人さんだー！記念に写真撮らせてー！」
とお願いしてパチリ！この人からもスポドリを頂いてしまいました。美人に頂くスポドリは格別に旨いです（アホか）。
もうすきっ腹にタップンタップン。

ようやく10キロを越えましたが、時計はこの時点で1時間20分というLSD並みのノロノロさであった。仕方がない、空手着が雨をガンガンに吸っているので異様に重いのだ。しかも足に張り付いて小股走り(笑)。今日は7時間以内完走で良しとするしかない・・・と言ってもこのままリタイヤせずに走れるのか。俺？

しばらくすると先頭ランナーが来た。私らが12キロぐらいしか走っていないのに、この人たちは既に25キロ以上走っとんのかあ！しかも大雨の中じゃん、人間じゃない！

この人も人間じゃない。魔法使いのおじさん(笑)。お互いに仮装で苦労しております。
このま魔法使いおじさんとはほぼ同じペースでゴールを目指していきます。

河川の隙間から、突然「頑張って」と声を掛けられましら、そこには本日のゲスト。
おおお、目立ってない！普通のボランティアの人と見間違えるところであった。
でもニコニコして手を振ってくださいました。
「初めまして。今日のもう一人のゲスト真子の旦那です」
と挨拶をしようと思ったのだが、真子は心の嫁なので止めました。

18キロ付近でフルーツエイド発見。ハンガーノックに近くなっており、しかも前のエイドでスポドリをがぶ飲みしたので、腹がたっぷんたっぷん。
何か腹に入れたい。
リンゴをむしゃぶり食い、バナナを5本一気食いでようやく落ち着いた。でも水分補給し過ぎでおしっこしたい。
あああ、トイレは長い列。もう少し先でやろう。
おしっこしたい、おしっこしたい。
そういえば、マラソン大会で大雨の時は、走りながらそのままやっちゃって、雨で流す方法もあるんだっけな。昔金哲彦先生が何かの文章で書いてた記憶がある。
やっちゃおうかなあ？どうしようかなあ？
でも走りながらジョンジョロリンするのって、空手着を伝って靴の中に入るってことじゃん。
帰りのシャトルバスで臭わないか？
「あっ臭！何この人！アンモニア臭い」
と言われるのではないか。私の大好きな美女達は引くであろう。
それ以前にT岡、お前に人間の尊厳はないのか？
ああああ、我慢しよう！
と思ってたら、風鈴さん飛脚さんとすれ違いました。皆さん速い～。カッパを着てると、非常に分かりにくいです。

ほぼ20キロ地点の折り返しである。毎度島田青年会・島田観光協会が応援してくださいます。今年は着物の美女はいないのかあ！それ目当てだったのに～。

そこをちょっとすぎると、またもや悠久の大河(笑)。足首まで水に浸かって走る。まるで洪水である。もう皆さんやけくそで、笑いながらバシャバシャ走っておりました。
おしっこしたいのを我慢して、ようやく中間地点。

この近くで仮装和服お兄さんに追いつきました。和服兄さんはカッパを着ていないので、裾が足にべったりです。むっちゃ走りにくそうです。
「すごい雨ですねえ」
とお互いに称え合うのは、一緒に仮装して世間と戦っている同志の証拠（言ってる意味が不明）。
しばらく走りながら走っておったのですが、和服お兄さんに教えて頂いたのは、
「たとえ透明でも、カッパを着たら仮装はほとんどわからない」
という事実。
ガーン！そうだったのかー！道理で今一つ反応が無いのは、それが原因だったのか。
この大雨なら、エイドでも、
「この雨ですごい格好ですね」「よく走れますね」
という声が聞こえてもおかしくはないのだが、今回全然無い。
飛脚さんみたいに頭に何か被っているのなら、何とかわかるのだが、それでも首から下はほとんどわかんないのだ。そういえばさっき風鈴さん飛脚さんとすれ違ったけど、頭以外わかりにくかったもんなあ。
俺が空手着を着て走ってるなんて、ほとんどの人は気が付いてないと思う。
いかんいかんいかん、仮装ランナーとして観客に気が付かれないとは、あってはならぬ事なのだ（←大げさに言うなよ）。
23キロ地点のエイドまで、和服兄さんと一緒に走り、バナナ食ってトイレに駆け込み、ジョンジョロリンする（←もっといい表現は無いのか）。

ここで一大決心、カッパを脱ぎ捨てた。

次号予告、カッパを脱ぎ捨てた瞬間に雨足が強まり、低体温症気味になった。俺はアホか。

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しまだ大井川 千葉真子様は俺の嫁(笑)

10月29日　しまだ大井川　千葉真子様は俺の嫁(笑)

スタートして飛脚さんと「定点カメラでポーズを取ろう云々」の話をしながら歩いておりますと、コースサイドの美女を発見したので、
「美人さん写真お願い！」
とパチリ！

連続2枚だあー！応援の美女さんも笑いながら笑顔とポーズを決めてくれました。もう何が楽しいかって、美女の応援が一番うれしい。この人たちの笑顔を見るために走ってるようなもんです。
ちなみに撮った写真は200枚あるのですが、そのうち美女を撮影したものは30枚。このブログに載せたものはほんの一部です。マラソン大会でこんな事してるのは私一人だけであろう(笑)。

5分経ってようやくスタート地点に差し掛かる飛脚さんとキリンさんです。市長さんとハイタッチしております。

私も市内の方々に手を振りながら走っておりますと、私の嫁（千葉真子様）がやってまいりました。大声援に包まれながら手を振って走っている嫁です。

嫁の後をくっ付いて走っておりますと、着ぐるみ美人を発見しましたので、パチリ！
この雨でも市民の皆さんが応援して下さるのが嬉しい。
後半の本格的な土砂降りに比べたら、まだまだ大雨という程度なので、走りやすかったです。ワセリンを体中塗りたくってたので、ビニールカッパの中は汗ばむぐらい温かい状態でした。ワセリンはすごいですよ。
これから真冬のレース・雨のレースは、必ず使うことにしよう。

うちの嫁はモテモテです(笑)。
「雨でも頑張りましょう！」
例のかわいいアニメ声で声援してくれました。
そうです。DNFなんてしちゃいかんのです。雨ぐらいに負けてたまるかー！真子嫁の声援が背中を押してるぞー！台風ぐらい踏みつぶしてくれるわー！
とはいっても、うちの真子嫁は速くて、旦那の私を置いて先に行ってしまった(笑)。ああ次に会えるのも、来年の「しまだ大井川」なんですね（泣）。

大声援の市内を駆け抜けて、堤防に上がってから河川敷に降りていく。この台風でもこの参加者数はすごいです。皆さん根性があります。距離調整の河川敷ぐるぐるをしておりますと、河川敷初めてのエイドでは大変な事が起こってました。

何と、エイドの前200メートルが浸水し、道が川になっておったのです。皆コースから外れて、高くなった芝生の上や植え込みを走っております。
エイド前の川(笑)では、紙コップがプカプカ浮かんどった。わははは。
しかも植え込みや芝生も雨が溜まって池状態になり、ドロドロぐちゃぐちゃ。靴が取られてすっぽ抜けるし、靴自体もドロドロになって、まるで田んぼを走ってる状態です。
こりゃあ面白い！まるで泥んこ遊びです。
その時一人の大柄のお兄さんが、仲間にけしかけられて泥の中にダイブ！周りからヤンヤヤンヤの歓声を浴びておりました。すごい！ア〇だけどかっちょいい！

そのダイブお兄さんの写真です。写りが悪いので見えにくいのですが、頭や顔に泥と草がくっ付いておった(笑)。わはははは！
「感動しました！かっこいいです！」と言ったところ、
「皆さんに喜んでもらえれば」
おおおお！仮装以外にもこんなバ〇がいるとは・・・負けた！完璧に負けた！
真面目な人は記録を目指し、バ〇はお笑いを目指す(笑)。
「マラソンは、目立ってなんぼ」

次回予告：土砂降りは容赦なくランナーに降り続く。台風接近中！なんだこの暴風雨は？

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